公開考古学講座(第5回)を開催しました
1月17日(土)、公開考古学講座「三重を掘る」(第5回)を開催し、47名の方に聴講いただきました。今回は、「『墨書土器は語る』~堀町遺跡の発掘調査から~」という演題で、三重県埋蔵文化財センター職員の萩原義彦(はぎわらよしひこ)が講師を務めました。
堀町遺跡の発掘調査では、飛鳥時代から室町時代にかけての大溝が確認されています。講座では、日本における文字のはじまりや、堀町遺跡の大溝から出土した墨書土器にはどのような内容や意味があるのかを説明しました。参加された方は、講師に質問したり、遺物を興味深そうに見つめるなど、文字について改めて思いを巡らせていただけたようです。
講座の様子 |
遺物を観察する参加者 |