「三重」・「三重県」の名の由来


『古事記』には、倭健命(やまとたけるのみこと)は東国平定の長い戦からの帰途、鈴鹿の熊褒野(のぼの)でなくなったと記されています。桑名郡尾津の浜から熊褒野へ向かう途中、しだいに弱ってきた命は「わが足三重のまかりなして、いと疲れたり」と語り、以後その地を三重と呼んだということです。

 明治5年3月に安濃津県の県庁所在地が津から三重郡四日市に移されたとき、郡の名前を取ってそれまでの「安濃津県」から「三重県」に改称され、以来『三重県』というようになったわけです。その後、県庁が津に戻り、度会県と合併し現在に至っています。

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