県政だよりみえ/平成28年12月号
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2収容人数が100人の避難所に、        400人の避難者が押し寄せたら?避難所運営に向けて話し合う一例居住スペースの使い方食事の配布の方法•子ども、障がい者、体の弱い人 たちから優先的に配布する?•少しずつでも、全員に等分に 配布する?•居住スペースは早い者勝ち?•子ども、障がい者、体の弱い 人たちを優先する? 熊本地震では多くの家屋が倒壊し、熊本県内だけで約850カ所の避難所が開設され、避難者数は18万人以上に達しました。 地震発生時はまず自分や家族の命を守り、その後は地域の皆さんと助け合う、そのために必要な備えについて確認しましょう。※このほか、防災についての情報はホームページで も確認できます。 県や市町では、住まいの無料耐震診断、補強設計や補強工事の費用の一部補助を行っています。詳しくは、お住まいの市町にお問い合わせください。住まいの耐震化を進めよう 3日分以上の食料や飲料水(一人一日3リットルが目安)、救急用品、懐中電灯、携帯ラジオ、給水用ポリタンクなど、家族で話し合い、必要な備蓄品を用意しておきましょう。備蓄品を用意しましょう 平成27年度に県が実施した調査では、約半数の方が、身近にできる家具固定等の対策を行っていないことが分かりました。家具等の転倒・落下は、けがや逃げ遅れにつながります。早急に対策を行いましょう。❶❸❷家具等の転倒・落下防止対策を進めよう 地震発生時、自分や家族を守るだけでなく、救出活動の妨げとならないためにも、住まいの耐震化や家具固定等の対策などを行いましょう。自分や家族の命を守るために備えよう避難所運営マニュアルで地域の思いを一つにしよう家族地域❶L字型金具を使って壁 などに固定❷上下の家具を金具で固定❸扉に金具などを使って 開閉防止特集検索三重県防災ガイド検索みえ地震対策の日シンポジウム検索三重県 耐震診断市町受付 大規模災害時、避難所にはその対応力を上回る避難者が集まります。限られたスペース、物資、人材の中で、皆さんが納得して避難所生活を送るには、「事前の話し合い」が欠かせません。 皆さんが意見を出し合ってマニュアルを作り、何度も訓練を実施して、検証と修正を繰り返すことが重要です。何より役に立つのは、作成の過程で得ることができる「地域での共通の考え方」です。 トイレや女子更衣室、授乳室の設置など、女性や災害時要援護者※の意見を取り入れましょう。※災害時要援護者…避難所生活において配慮や支援が必要な高齢者、障がいのある方、外国人、妊産婦、乳幼児など問い合わせ先/防災対策部 防災企画・地域支援課 059・224・2185 059・224・2199 bosai@pref.mie.jp大地震から家族や地域を守る避難所運営マニュアルづくりのポイント日時:12月10日(土) 13時30分〜16時30分場所:伊賀市あやま文化センター   さんさんホール(伊賀市川合3370‐29)※参加無料・要事前申込※詳しくはホームページをご覧いただくか お問い合わせください。申込・問い合わせ先三重県・三重大学 みえ防災・減災センター☎059・231・5694 bosai@crc.mie-u.ac.jpみえ地震対策の日シンポジウム〜熊本地震から学び、  地域と学校の連携を考える〜検索三重県 避難所運営「避難所運営マニュアル策定指針」はホームページからダウンロードできます。避難所図通路を作る更衣室トイレ更衣室トイレ女性用男性用情報共有の掲示板通路を作る更衣室出入口トイレ更衣室トイレ女性用男性用

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