県政だよりみえ/平成29年8月号
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平和へのメッセージ平和へのメッセージ特集1「平和のつどい」 三重・広島両県の学生が交流し、平和について考えるための催しを行います。 戦争の記憶と平和の大切さを伝える催しを行います。ぜひお越しください。日時:8月9日(水)13時〜16時場所:アストホール(アスト津4階)   (津市羽所町700)内容:広島県の高校生による活動発表   県内の大学生による活動発表   両県の学生によるトークセッション   県内の子どもたちによる平和パフォーマンス   全国戦没者追悼式子ども代表団の結団式※当日参加可(詳しくはお問い合わせください。)三重から平和を発信県内での平和啓発の取り組み伊藤 弘子さんのお孫さん 日本で暮らす私たちにとって、自分のすぐ近くで戦争が起きることは想像もつかないことです。それだけに祖母のように戦争を体験した人が少なくなっている今、その話に耳を傾けることは大切です。私にも娘がいますので、祖母の体験談や絵にこめられた〝戦争は繰り返してはいけない〞 という想いを伝えていきたいと思います。祖母の願いを次の世代へ 昨年の伊勢志摩サミットでは、各国首脳から「平和のメッセージ」が発信されるとともに、当時の米国オバマ大統領の広島訪問の実現にもつながりました。また、今年は県議会の「非核平和県宣言」が決議されてから20周年にあたります。こうしたことを契機として、県では、三重の地から平和を発信し、平和の尊さや大切さを県民の皆さん、特に未来を担う若い世代に伝える機会づくりに取り組んでいます。 戦時下を生きてきた皆さんの言葉は、私たちに平和の尊さを教えてくれます。二度と戦争を起こさないためにも、平和の尊さや大切さについて考えてみましょう。 昨年の伊勢志摩サミットでは、各国首脳から「平和のメッセージ」が発信されるとともに、当時の米国オバマ大統領の広島訪問の実現にもつながりました。また、今年は県議会の「非核平和県宣言」が決議されてから20周年にあたります。こうしたことを契機として、県では、三重の地から平和を発信し、平和の尊さや大切さを県民の皆さん、特に未来を担う若い世代に伝える機会づくりに取り組んでいます。 戦時下を生きてきた皆さんの言葉は、私たちに平和の尊さを教えてくれます。二度と戦争を起こさないためにも、平和の尊さや大切さについて考えてみましょう。伊勢志摩サミット記念館「サミエール」広島県の学生と平和の尊さについて考えるG7各国首脳の伊勢神宮訪問では、「世界中の人びとが平和に、理解しあって共生できるようお祈りいたします」(当時の米国オバマ大統領)などのメッセージが記帳されました。 温暖な気候、多様な地形など、自然環境に恵まれた三重県では、コメ・麦・大豆など水田農業を中心に、松阪牛・伊賀牛、伊勢茶、野菜や果実など多彩な農畜産物が生産されています。昨年の伊勢志摩サミットでは、これらの県産食材の魅力が国内外に多数発信され、高く評価されました。 県では、このチャンスを生かし、新たな農業ビジネスの展開や県内で就農を考える皆さんが、さまざまな取り組みにチャレンジできるよう支援を行っています。 温暖な気候、多様な地形など、自然環境に恵まれた三重県では、コメ・麦・大豆など水田農業を中心に、松阪牛・伊賀牛、伊勢茶、野菜や果実など多彩な農畜産物が生産されています。昨年の伊勢志摩サミットでは、これらの県産食材の魅力が国内外に多数発信され、高く評価されました。 県では、このチャンスを生かし、新たな農業ビジネスの展開や県内で就農を考える皆さんが、さまざまな取り組みにチャレンジできるよう支援を行っています。震災を期に福島県から三重県に移住。興味のあった有機栽培で野菜を生産する農家に出会い名張市で農業を始める。今、三重の今、三重の農業が熱い!特集2三重に移住し就農の夢を実現 皆さんの支援のおかげで農地を見つけることができました。今はパプリカの栽培技術を向上させたいと思っています。就農支援の取り組み就農支援の取り組み鯨岡 恵さん(名張市)くじら おか めぐみ2009年に愛知県から紀北町に移住し、全く農業の経験がない中でトマトを中心に栽培を始める。伊勢志摩サミットで振る舞われたトマトジュース 農業は、地域に求められている仕事なんですね。僕のように若者が農業を始めていると、地元の皆さんが応援してくれました。岩本 修さん(紀北町)いわ もと  しゅう大学卒業後、三重県農業大学校に通い農業を学ぶ。現在は親子3代でトマトや水稲の栽培に取り組む。県農業大学校でノウハウを習得 農作業そのものは一人ですが、周りの人たちに助けてもらっていると感じます。地元の消防団に参加するなど仲間づくりは大切です。伊藤 達郎さん(木曽岬町)い  とう  たつ ろう三重で輝く若き就農者の声就農に必要な実践力を養う遭った焼夷弾大空襲の記憶を絵で子さんにお話を聞きました。しょういだんろ こ遭った焼夷弾大空襲の記憶を絵で子さんにお話を聞きました。しょういだんろ こ三重県農業大学校2

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