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平成27年9月1日 全員協議会 議事概要 

■ 開催日時    平成27年9月1日(火) 11時1分 ~ 11時52分

■ 会議室     全員協議会室

■ 出席議員    51名

   議 長    中村 進一

   副議長    中森 博文

   議 員    芳野 正英     中瀬古初美

          廣 耕太郎     山内 道明

          山本 里香     岡野 恵美

          倉本 崇弘     稲森 稔尚

          下野 幸助     田中 智也

          藤根 正典     小島 智子

          彦坂 公之     濱井 初男

          吉川  新     木津 直樹

          田中 祐治     野口  正

          石田 成生     中村欣一郎

          大久保孝栄     東   豊

          津村  衛     森野 真治

          杉本 熊野     藤田 宜三

          後藤 健一     稲垣 昭義

          北川 裕之     村林  聡

          小林 正人     服部 富男

          津田 健児     中嶋 年規

          奥野 英介     今井 智広

          長田 隆尚     舘  直人

          日沖 正信     前田 剛志

          舟橋 裕幸     三谷 哲央

          青木 謙順     前野 和美

          水谷  隆     山本  勝

          山本 教和     西場 信行

          中川 正美

■ 欠席議員    なし

■ 県政記者    2名

■ 傍聴者     1名

■ 協議事項

1 地方創生に関する知事への提言(案)について 

 (1)時間 11時1分~11時45分

 (2)説明者

   〔地方創生に関する政策討論会議〕

    副座長   中森 博文

    委員    芳野 正英

    委員    山内 道明

    委員    岡野 恵美

    委員    倉本 崇弘

    委員    稲森 稔尚

    委員    下野 幸助

    委員    田中 智也

    委員    杉本 熊野

    委員    村林  聡

    委員    中嶋 年規

    委員    三谷 哲央

    委員    水谷  隆

    委員    西場 信行

 (3)説明内容

    別添資料のとおり(資料はこちら

 (4)質疑の概要

〇山本(里)議員 少し加えて教えていただきたい。7ページの農林水産業の振興で、第一次産業を基幹産業と位置づけて、県でも国でももうかる農業、林業、頑張って第六次産業化や、新しい取組、充実した農業、林業、水産業に援助しようということはよく出ていると思うが、やはりいいものを食べることを特にしていこうと思えば、いいものを開発するには裾野が大事だと思うが、第一次産業に携わる全ての方が超一流、突出した素晴らしい所ばかりにはいけないと思うし、従来型の第一次産業に携わっている方の裾野を広げていかないと、トップができないと思う。そのあたりに関しての討議やお考えはどんなことがあったのか。従来型で止まれとはいうわけではなくて、そこに対する手の入れ方とかでお聞きしたい。

〇中森副座長 当然ものづくりについては多様なニーズに応える特異な素晴らしいものもつくる人もあるし、それを取り巻く働く人たちがいろんな部門、場所、地域で働いている裾野を広げるのは重要なことと思っているし、地方創生には必ず必要ということで、執行部の基本的な考え方については、従来の取組は当然従来通り進めていくということが重要と我々は認識したうえで、この農林水産業の振興であったり働く場の確保についてはとりわけ必要な部分をチョイス、ピックアップしてまとめたということで、山本議員のおっしゃることを十分踏まえた上での考え方というふうに理解している。  

〇山本(里)議員 従来、今までの施策に加えての、それに上乗せというか大切なことでここにまとめられたということで認識したいと思う。1ページに第一次産業のことばかりではないが、少子化対策や産業振興などの地域づくり政策が実施されてきたけれども歯止めがかかっていないということの中で四苦八苦しているわけだが、第一次産業についても特に従来型のやってきたことが功を奏してないからこうなってきたので、プラスアルファでもちろんこれから進展していくわけだが、そこの考え方の切り替え、追加が必要なんじゃないかと少し思った。裾野を広げていくことも大事で、それがなくては全体が盛り上がってこないという私の意見を申し上げ、皆さんも同じ思いということを確認させていただいて終わる。

〇奥野議員 これまで我々みんなで常任委員会とか多くの意見があったのがまとめられたと理解している。それはそれでいいが、執行部の方へ提言する、議会の方は提言したで終わってしまうのか、それともこれからこの内容に対して執行部がどういう形で行動に出てくるのか、また議会としてこれを提言はしたけど、提言したで終わるのではなく議会としても抽象的に書かれている部分を具体的にどんなふうにこれからしていくのかということが、まとめあげられたのは非常によいがその後どういうふうにしていくのか副座長に答えていただきたい。

〇中森副座長 この提言をまとめる時には、とりわけ中間案に対する提言をする時期、タイミングをこの期間が少ない中でそれぞれの会派から委員を出していただいて、意見を出していただいということで、この後、代表者会議を経て、知事に4日提言させていただく運び。提言を受けた知事当局から、一定の私どもに対する回答、来たる最終案が出されるまでに十分この意見を踏まえていただけるものと確信している。最終案が出た暁には、必要に応じて議長と相談しながら、この会議についての取組、しかしながら常任委員会や特別委員会があるので、その中でしっかり議論すべきことは議論していただき、正すべきところは正していただくことを主眼に置いているので、それぞれの常任委員会や特別委員会できちんと対応していただけるものと確信している。ただ、この会議については、議長と相談して、必要に応じてまた会合を設けながら県の対応についてしっかりと議会の意見を示していこうというスタンスなのでご理解いただきたい。

〇奥野議員 この内容すべて、今日やって答えが出てくるものではない。県はこういうふうにしていこうという答えを求めているものではない。これは何年後かにはそれぞれの項目の部分でどんなふうになっていくかということが議会の役割、執行部の役割であって、県に回答いただくのが目的でなく、中身に魂を入れることが目的であって、その辺もう少し答えていただきたい。

〇中森副座長 5年計画の中間案に対する意見をまとめさせていただいたという段階で、実際、執行部側はいろんな形で当初予算や5年間なり今後進められることについては随時、政策討論会議のみならず議員全体で、注視しながら、その時その時、県に対峙していくことが重要であると思う。

〇奥野議員 二元代表制と言われており、我々の県民に対する責任があるから、提言するだけでなく、ある程度の時には検証もしつつ、1年に1回か、2年に1回かわからないが、スケジュール的にやっておいた方が、せっかくここまで時間を割いてやったわけで、これで終わりということのないようにだけはしていただきたい。

〇中村議長 一番大切な部分だと思っているし、副座長から話のあったように常任委員会、特別委員会でしっかりとこの部分も意識して議論していただけると思っているし、これから先もずっとチェックしていくのが我々の役目だと思っている。しっかり認識させていただいた。

〇東議員 視点を変えてお尋ねしたい。ひとつは地方創生というと幅広い中で、第一次産業、ものづくりは大事だが、これから先ということであれば、観光産業というあり方についての地方創生の提言というのが、多分観光産業という捉え方で先を見越した形の提案が議論の中であったのかどうか、まず確認したい。4ページの交流人口を増やすということで就労や観光などの交流人口を増やすとか、グルメや観光、言葉の位置づけの問題だが、新たな時代を切り開く産業としては観光という概念はもっとスケール感を持った提言が必要じゃないかと思うが。

〇中森議員 各委員からの意見の中で観光産業は非常に重要との指摘があった。人口減少に対する自然減対策、社会減対策と大きく二つに分かれているが、社会減対策に係ることに対しては観光産業をしっかりすることによって、交流人口であったり、グルメ人口であったりいろんなことが活性化されることが地方創生につながり影響する。社会減対策に大きく寄与、重要であるということについては、(5)の4ページにそういう意味で、交流人口の増加、観光も含めた内容が、関西圏や中京圏に近いという就労面の強みや伊勢神宮をはじめとする熊野古道などの観光資源や特産品に恵まれている強みを生かすことが求められており、総合戦略中間案では観光などの交流人口の増加が社会減対策に資するという視点が十分でないことから、ここをしっかりやってくださいと指摘させていただいたところ。

〇東議員 強弱の問題だと思う。中に言葉が入っているかということと扱いの部分だと思う。ここまででき上がったので、今読んで気づいたのが一点。二点目は人口減対策で、女性とか若者とか子育てというジャンルがあるが、もう一方では、外国人就労、移民という形はハードルが高いわけだが、例えば福祉の現場や第一次産業の現場では外国人雇用とか研修生の対応でかなりの浸透があるわけだが、その扱いについての議論、地方創生なので、現状がどうで、将来的にどうあるべきなのかという議論はあったのか。

〇中森副座長 外国人に対する就労面を含めた議論があって、移民についてはなかなか別の課題もあることからすると、現状、三重県では就労のために四日市市や伊賀市などで多くの外国の方が働いて、住んでいる。共生社会も含めて外国人の方が住みやすい、長期的な滞在がしやすい環境づくりが必要であるとの議論があった。

〇東議員 3点目。地方創生で政府が予算を組んでベースと自由度の高い交付金を交付するという中で、日本の将来のプランをどうするかということの議論で、例えば小集落つまり限界集落をどう扱うのか。今までは公平性の原理で、そこに住んでいる方もあまねく公共の福祉を手厚くすべきだという方向性できた。しかし将来はコンパクトシティという表現どおり集約する方向性が言われているが、1800自治体ある中でそれぞれ地域の課題があるが、アウトラインの方向性を三重県としてどうあるべきなのか、これは大変議論を深めないといけない話だと思う。お金のある部分で今まで通り小さい所まで光を当てていくのか、それとも集約をしていくのか、公共交通機関も含めて、その辺の議論、成果として文言として表すといいと思った。

〇中森副座長 若干議論のあったのと、私見が入るのをお許しいただいて、コンパクトシティの考え方と地方の小集落、過疎地域、中山間地域の大切さ、獣害対策も含めてそういうところに投資していかなくてはいけないことと、相反する集約していこうということになってくると、公共事業を中心部に集めて、そうすると相矛盾するところがあることを承知している。三重県の中でも地域によっては一定の地域は集約したほうがいい地域もあれば、中山間地域を大事にしながら、地域の故郷を守っていこうという地域もある、混在しているのが三重県の実情。三重県としてはどちらかに偏るのではなく、その状況に応じた対応を地域で考えるべきである。今、市町が計画している地方創生の案をしっかりと県が支えていくことが基本である。ご指摘のことは非常に重要なこれからの課題であると認識している。

〇東議員 3ページの県の役割が最も大事だと思う。市町が主役である、サポートする立場、その通りだと思うが、どんなサポートをするのかという時に、今申し上げた3項目を、市町村合併があった、10年たったそれを検証すべきなのは県だと私は思っている。その中で地方創生が新たな段階にする中で、県としてチェックをする。コンシェルジュというのはそれらを含めて、あなたの地域はこうあるべきですよ、ご議論ください。おやりになるならサポートする。財政的、人的なことも含めてということを県民にわかっていただけるような提案の仕方を知事にもしていただければいいかと、それが移住、三重県を選ばれる、光り輝く三重県をつくっていくことに帰結すると思う。今後の参考にしていただければという程度で発言した。

〇中村議長 これから提言内容について、もう一度会議を開くので、今いただいた意見、皆さんで議論していきたいと思う。

〇今井議員 地方創生、大事だと思うのはいかに県民の皆さんに正しい現状をわかっていただき、近い将来の危機的な状況をわかっていただいて、一緒に参加してもらえるかが大事になってくると思う。そのための情報をしっかりと県民の皆さんにお伝えしていく、三重県やそれぞれの地域の今後をわかっていただいたうえで、県民参加というのをしっかりしていっていただくことが、提言いただいた新たな視点とかやるべきことは何でもやるという事業、それができても県民参加が伴わなければ、今までどおり前にぐっと進んでいかないことになると思うので、提言の中で県民の皆さんを、どのように三重県、それぞれの地域の今後の地方創生に向けて何が必要でどういったことをわかっていただいて、今後どういう力を発揮してもらいたいのかというところの議論はあったのか。

〇中森副座長 県民参加については基本中の基本で、もともと県の取組の基本の中にも触れられており、我々はもちろんそのうえでということについては承知している。どういう表現かは若干あるが、ご指摘のところについては十分承知している。

〇今井議員 三重県まち・ひと・しごと創生総合戦略の県の役割のところで、そのことは確かに書いてもらってあるが、これはずっと何年も言い続けていることで、今後、実際、地方創生を成し遂げていくためには、新しい視点での提言をしてもらうということであるので、もし何か県民の方々によくわかっていただき、どのように参加してもらえるよう、広報も含め、各地域での取組が重要かというのもまた何らかの時点で、今度、議員勉強会も広報についてやっていただくと聞いたが、重要性に関しても何らかの形で検討いただければと思う。

〇中村議長 市町が中心ということは随分皆さんから意見が出され、そのことはまさに県民の皆さんが、それぞれ市町の住民の皆さんがしっかりと積極的にかかわって初めてできることなので、その辺の議論もさせていただいたし、住みやすい地域づくり、その部分でも、県民目線でしっかりと様々な議論もしていただいているので、出していただいた意見についても全体ににじみこませるような雰囲気でしっかりと知事に提言していきたい。

〇山本(里)議員 7ページ、働く場の確保のところで、他の部分では案外具体的に書かれているところもあるが、「労働者の雇用環境を改善するとともに、」とこれにはいろんなお話があったと推測するが、共通理解として、下には育児期における時短勤務などのことは具体的に書いてあるところもあるが、労働者の雇用環境を改善するということはどういうことが共通認識として私達に持つべきものなのかということがひとつと、その下の積極的に企業誘致などを推進すべきであると、地元に根差した企業誘致をしてまちが元気になっているところもあると思うが、その逆もある。三重県における企業誘致について、どのような確認、検証されてこの文言が入ったのか。

〇中森副座長 労働者の雇用環境改善については、働く時間であったり、雇用形態、働く形態がいろんなニーズがあるということで、細かいところがあったが文章的に整理してこのようにまとめたという経緯があるので、途中経過についてはご理解いただきたい。ただし、「労働環境を改善するとともに、」となっているので、それも大事ですし、合わせて働く場の確保ということからすると、現在働いている人の環境を良くする働く場の確保と、合わせて新たな企業誘致に伴う就労の場が創出できるという観点から、委員からこういう指摘があったということで、県と市町が広域連携していただいて、積極的に企業誘致を進めていこうと、参考人からの意見も参考にしながら整理させていただいた。ご指摘のところは十分承知している。

〇山本(里)議員 労働者の雇用環境というともろの話は形態や時間の意見は出たということ、それとともに場所の確保、雇用環境が良くなることが働く人たちの働きやすい状況、働く場を気になりましたけれど、共通認識として、この提言を出すにあたって、改善の具体的な共通認識を持たなくていいのかなと思っている。
 二つ目の企業誘致、全部否定するわけでない。企業誘致によって活性化している地域はあるし、それによってそれだけでいいのかと言う部分も実際、三重県でも感じている。こういうふうに文言として入れる以上、今までしてきたことがどうだったのかということとか、今後に向けて企業誘致の形はどうあるべきかとか、議会としての意見をまとめたわけだが、もう少し深く話し合いがあったのであれば教えていただきたい。

〇中村議長 企業誘致については有識者にも来ていただいて、その効果について話も聞かせていただいた。今の雇用環境については、たくさん厳しい企業もあるということで、そういったことも含めてこの言葉の中に吸収させていただいた。

〇山本(里)議員 包含しているということで納得します。有識者を招いて、いろいろな勉強をされたということで、結局、企業名を上げることはしませんが、三重県においてもこれまでいろいろと苦心したわけで、その中でそれが生きないと今後につながらないと思う。その点には深く、三重県の地域の企業誘致を今までしてきたことがどうだったかということは個別にはされてないというふうに捉えさせていただきたい。それでいいのかとは思う。

2 人口減少対策調査特別委員会提言(案)について

 (1)時間 11時46分~11時52分

 (2)説明者  

   〔人口減少対策調査特別委員会〕

    委員長   下野 幸助

    副委員長  中村欣一郎

    委員    中瀬古初美

    委員    廣 耕太郎

    委員    山本 里香

    委員    藤根 正典

    委員    木津 直樹

    委員    大久保孝栄

    委員    津村  衛

    委員    村林  聡

    委員    津田 健児

    委員    舟橋 裕幸

    委員    山本  勝

 (3)説明内容

   別添資料のとおり(資料はこちら

 (4)質疑の概要

   質疑なし

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