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平成30年定例会11月定例月会議 請59

受理番号・件名 請59 少子化対策の一環として、妊婦の口腔の健康を維持するため、県内全市町で妊婦への歯科健康診査が実施されるよう国に対し、意見書の提出を求めることについて
受理年月日 平成30年11月21日
提出された
定例会
平成30年定例会11月定例月会議
紹介議員 芳野 正英、中瀬古 初美、山本 里香、岡野 恵美、倉本 崇弘、稲森 稔尚、下野 幸助、小島 智子、藤田 宜三
付託委員会 医療保健子ども福祉病院常任委員会
請願要旨
(要旨)
 一、県内全市町で妊婦への歯科健康診査を実施するため、妊婦健康診査に歯科健康診査の項目を追加するよう国へ意見書を提出すること

(理由)
 妊娠中は、つわりや食べ物の変化により口腔内の状況は悪化しやすく、普段よりもう蝕などの歯科疾患になりやすい環境にある。また、妊娠中に歯科疾患に罹患してしまうと治療に制限が生じるため、完治までに時間がかかったり、強い痛みが継続することになる。さらには、妊娠中はホルモンバランスの影響により歯周疾患に罹患しやすくなり、近年では歯周疾患が早産や低体重児出産と関係があると指摘もある。
 歯科健康診査を受診することは、う蝕や歯周疾患を含む歯科疾患の予防に非常に大きな意味を持ち、早期発見、早期治療に結びつくことになる。さらに妊婦の口腔の健康状態は、生まれてくる胎児の順調な発育と深く関係してくる。
 現在、三重県では、すでに一部市町で妊婦歯科健康診査を実施しているが、残りの市町では妊婦歯科健康診査が実施していない状況である。
 ついては、母子の健康の観点から少子化対策の一環として、県内全市町で妊婦への歯科健康診査を実施するため、妊婦健康診査に歯科健康診査の項目を追加するよう国へ意見書を提出することを要望する。
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