このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

スマートフォンサイトへ移動

令和元年定例会9月定例月会議 請1

受理番号・件名 請1 豚に対する豚コレラワクチン接種を求めることについて
受理年月日 令和元年9月18日
提出された
定例会
令和元年定例会9月定例月会議
紹介議員 川口 円、中瀬 信之、小林 貴虎、山本 佐知子、中瀬古 初美、田中 智也、小島 智子、倉本 崇弘、野村 保夫、山内 道明、山本 里香、稲森 稔尚、藤田 宜三、石田 成生
付託委員会
請願要旨
(要 旨)
 豚に対する豚コレラワクチン接種を実施することについて、国に要望していただきたい。
 
(理 由)
 昨年9月に岐阜県に於いて豚コレラが発生してから、一年が経過した。この間、野生イノシシに於ける豚コレラの感染は、岐阜、愛知、長野、三重、福井、富山、石川と順次拡大し、それにつれて豚の豚コレラ感染も8府県に拡大した。その結果既に13万頭を超える豚の殺処分が実施された。
 野生イノシシの感染は依然として加速を続けており、今までの感染スピードから年末には群馬県、埼玉県の県境に達する事が推測されていたが、既に関東地域の埼玉県において豚コレラが発生する状況となった。
 特に埼玉県と接する群馬県は、約62万9千頭の豚が飼育されている養豚主産県で、ここでの発生はさらに甚大な被害をもたらすものと予見される。加えて、養豚産業は、と畜、流通、資材など裾野が広く、豚コレラ発生に伴う飼養頭数・戸数の減少は、豚肉の自給力を減退させるのみならず、関連企業も含めた多くの産業に甚大な影響を与えつつある。
 こうした事態を避けるためには、豚への予防的ワクチン接種以外には良策はないと考えられる。
 国からの関係県に豚への予防的ワクチン接種に対しての、問題点の洗い出し議論等の検討指示がなされているが、県単位でのワクチン接種は域内消費の面で非現実的であり、広域ブロックでワクチン接種が検討されなければ、ワクチン接種に際しての販売等の諸問題を解決できない。従って国の大所高所からの支援が肝要と考えられる。
 そこで豚コレラのまん延防止の為のワクチン接種を速やかに実施するとともに、接種豚の円滑な流通が図られる仕組みを併せて構築する事を要望する。
 以上現状をご賢察賜り早期のワクチン接種実現の道を開いていただくよう、お願い申し上げる。
ページID:000230867
ページの先頭へ