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令和4年定例会11月定例月会議 請52

受理番号・件名 請52 国に対し、インボイス制度(適格請求書保存方式)の中止・延期を求めることについて
受理年月日 令和4年11月21日
提出された
定例会
令和4年定例会11月定例月会議
紹介議員 山本 里香、稲森 稔尚
付託委員会 総務地域連携デジタル社会推進常任委員会
請願要旨
(請願趣旨)
 来年10月からインボイス制度(適格請求者等保存方式)が実施されようとしている。インボイス制度は、約1000万といわれる小規模事業者やフリーランスに「新たな消費税負担」の増加に繋がり、コロナ禍から再起しようとする事業者の重い足かせとなる。
 年収が1000万円未満の事業者には、俳優、芸能人、作家、イラストレーター、webデザイナー、ハンドメイド作家、プロスポーツ選手、インストラクター、など、若い世代の人たちが憧れ、夢や希望を持つ職種がたくさんある。
 例えば、年収300万円のアニメーターの場合、消費税は約13万円の納税となり、国保・所得税・住民税・国民年金などを払うと、手元には約175万しか残らない。これでは満足な生活を送れるはずがない、夢を追いかけることも諦めざるを得ないのが現実である。
 三重県内で、農林水産業・観光業・地場産業関連業者の多くが免税事業者である。
 免税業者に対して、取引先や元請業者からインボイスの登録を迫られた場合にイヤとは言えない。登録しなければ、売上から消費税分を引かれたり、取り引きから排除されれば、その後は廃業に繋がって行く。
 インボイス制度の実施にあたって、全国の自治体から、シルバー人材センターの消費税負担増に対して、国による検討を求める意見書が上がっている。
 社団法人日本出版社協議会、公益社団法人日本漫画家協会、一般社団法人日本アニメーター・演出協会、一般社団法人日本SF作家クラブなどが反対声明を出している。
 インボイス制度を実施しても、経済が好転する条件がないのが現状である。
 インボイス制度実施の中止・延期を強く求める。
 以上の趣旨から下記事項について請願する。

(請願事項)
一、インボイス制度の実施中止・延期を求める意見書を政府に送付していただくこと。 
ページID:000268702
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