三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 請願・陳情 > 令和5年第2回定例会11月定例月会議 請願一覧 > 令和5年11月 請17
受理番号・件名 | 請17 介護保険利用料の2割負担の対象拡大に反対することについて |
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受理年月日 | 令和5年11月22日 |
提出された 定例会 |
令和5年第2回定例会11月定例月会議 |
紹介議員 | 吉田 紋華、稲森 稔尚 |
付託委員会 | 医療保健子ども福祉病院常任委員会 |
請願要旨 |
(請願趣旨) 政府は、介護保険利用料1割負担の対象者を減らして2割負担の対象を増やそうとしている。2割負担の対象者は年金収入などで220万円以上とされている。いま、物価高騰で年金生活者は大変厳しい生活状態にある。全日本民主医療機関連合会の調査では、「2割に負担が増えたら」と利用者に聞いた調査では、施設を退所すると答えた人が13%、在宅サービスを控えたり中止すると答えた人が34%もいた。利用料が2割負担になればサービスの利用継続が困難になる方が大量に出ることが十分想定される。 コロナ禍の4年間で身体機能の低下などで高齢者の健康面に影響が出ており、介護のニーズが高まっている。にもかかわらず、これ以上利用料が増えれば「制度」はあっても「介護サービス」が使えないものになってしまうことを危惧している。 三重県議会として利用者本人と家族の声に耳を傾け、介護保険制度を利用することで生きる希望がわいたと言える制度にするために、以下の内容の意見書を採択し、国に提出していただくよう請願する。 (請願項目) 1.介護サービス利用の抑制につながる介護保険利用料2割負担の対象拡大をおこなわないこと。 |