三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成29年11月15日 予算決算常任委員会 会議録
予算決算常任委員会
会議録
(開会中)
開催年月日 平成29年11月15日(水曜日) 午前10時1分~ 午前10時24分
会 議 室 全員協議会室
出 席 委 員 48名
委 員 長 中嶋 年規
副委員長 津村 衛
委 員 芳野 正英 中瀬古初美 廣 耕太郎
山本 里香 岡野 恵美 倉本 崇弘
稲森 稔尚 野村 保夫 下野 幸助
田中 智也 藤根 正典 小島 智子
彦坂 公之 濱井 初男 吉川 新
木津 直樹 田中 祐治 野口 正
石田 成生 大久保孝栄 東 豊
山内 道明 杉本 熊野 藤田 宜三
後藤 健一 北川 裕之 村林 聡
小林 正人 服部 富男 津田 健児
奥野 英介 今井 智広 長田 隆尚
舘 直人 日沖 正信 前田 剛志
三谷 哲央 中村 進一 青木 謙順
中森 博文 前野 和美 水谷 隆
山本 勝 山本 教和 西場 信行
中川 正美
出席説明員
【決算認定議案の審査、所管事項の調査】
副知事 稲垣 清文
[防災対策部]
部長 福井 敏人
副部長 東畑 誠一
防災対策総務課長 米田 昌司
[戦略企画部]
部長 西城 昭二
副部長兼ひとづくり政策総括監 横田 浩一
戦略企画総務課長 河 治希
[総務部]
部長 嶋田 宜浩
副部長(行政運営担当) 日沖 正人
副部長(財政運営担当) 高間 伸夫
参事兼税務企画課長 伊藤 幸男
財政課長 下村 卓矢
[健康福祉部]
部長 田中 功
医療対策局長 松田 克己
子ども・家庭局長 福永 和伸
副部長 荒木 敏之
健康福祉総務課長 野呂 幸利
[環境生活部]
部長 井戸畑 真之
廃棄物対策局長 中川 和也
副部長 森 靖洋
環境生活総務課長 奥山 孝人
[地域連携部]
部長 鈴木 伸幸
スポーツ推進局長 村木 輝行
南部地域活性化局長 伊藤 久美子
副部長 辻 日出夫
地域連携総務課長 松本 直樹
[農林水産部]
部長 岡村 昌和
副部長 前田 茂樹
農林水産財務課長 濵地 宣広
[雇用経済部]
部長 村上 亘
観光局長 河口 瑞子
副部長 山岡 哲也
雇用経済総務課長 森下 宏也
[県土整備部]
部長 水谷 優兆
副部長(企画総務担当) 喜多 正幸
県土整備総務課長 梅村 和弘
[出納局]
会計管理者兼出納局長 城本 曉
副局長兼出納総務課長 中嶋 中
[教育委員会]
教育長 廣田 恵子
副教育長 木平 芳定
教育財務課長 藤森 正也
[警察本部]
本部長 難波 健太
参事官会計課長 原 政美
[人事委員会事務局]
事務局長 山口 武美
[監査委員]
代表監査委員 山口 和夫
事務局長 水島 徹
事務局次長 川添 洋司
監査・審査課長 中西 秀行
委員会書記
議事課 班長 中西 健司
議事課 主幹 吉川 幸伸
企画法務課 主査 森岡 佳代
企画法務課 主査 大森 貴仁
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 1名
傍 聴 者 2名
議題及び協議事項
1 決算認定議案の審査、所管事項の調査
(1)認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」
(2)認定第6号「平成28年度三重県県債管理特別会計歳入歳出決算」
(3)認定第7号「平成28年度地方独立行政法人三重県立総合医療センター資金貸付特別会計歳入歳出決算」
(4)認定第8号「平成28年度三重県母子及び父子並びに寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(5)認定第9号「平成28年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計歳入歳出決算」
(6)認定第10号「平成28年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」
(7)認定第11号「平成28年度三重県地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算」
(8)認定第12号「平成28年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(9)認定第13号「平成28年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(10)認定第14号「平成28年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」
(11)認定第15号「平成28年度三重県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算」
(12)認定第16号「平成28年度三重県流域下水道事業特別会計歳入歳出決算」
(13)私債権の放棄について
(14)債権処理計画(平成28年度実績・平成29年度目標)について
(15)平成30年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 決算認定議案の審査、所管事項の調査
(1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑
〇中嶋委員長 最初に、戦略企画雇用経済分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇濱井分科会委員長 御報告申し上げます。
戦略企画雇用経済分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか1件につきましては、去る11月1日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。
○山本(里)委員 よろしくお願いいたします。
慎重審議をしていただいたと思うのですが、広報費について、戦略企画部ですね。県政だよりなどについて何か意見交換、質疑とかありましたでしょうか。
○濱井分科会委員長 特に、詳しくはなかったんですけども、やはり今後ですね、以前報告いたしました、6月30日でしたか、データ放送についても、今後県当局の動向をしっかりと見極めていくといううふうなことがございます。特にほかにございません。
○山本(里)委員 ありがとうございました。データ放送については県当局の動向を見ながら今後も課題としていくというふうな取り方でよろしいでしょうか
○濱井分科会委員長 はい。以上でございます。
〇中嶋委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、戦略企画雇用経済分科会に係る執行部への補足質疑を行いますけれども、質疑は付託議案及び所管事項調査に係るものに限定いたしますので、御了承願います。
それでは、御質疑のある方はお願いいたします。
〔「なし」の声あり〕
○中嶋委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇田中分科会委員長 御報告申し上げます。
環境生活農林水産分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか4件につきましては、去る10月31日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、認定第5号の農林水産部関係分、及び認定第10号から第13号までについてはいずれも全会一致をもって、認定第5号の環境生活部関係分については、賛成多数をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇奥野分科会委員長 御報告申し上げます。
健康福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか3件につきましては、去る11月1日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、認定第7号から認定第9号までにつきましては、いずれも全会一致をもって、認定第5号につきましては、賛成多数をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
なお、この際、「平成30年度当初予算編成に向けての基本的な考え方」について、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
「施策121 地域医療提供体制の確保」についてであります。
子ども医療費の窓口負担無料化については、10月の健康福祉病院常任委員会において、政策目的を「貧困対策」とし、真に窓口負担無料化を必要とする者を対象者として制度案が検討されている旨、説明がありました。また、「当初予算編成に向けての基本的な考え方」にも「引き続き市町と慎重に検討」と記載されているところ、今回、「原案に固執することなく慎重に検討する」と答弁がされたことは評価するところです。県内で先行している自治体、近い将来に導入を表明している自治体もありますが、本来、子ども医療費の一部負担への助成は、全国一律的に行われるべきであると考えます。
県当局におかれましては、国に対し、市町と連携して、子どもの医療費にかかわる全国一律の制度創設、国民健康保険の負担増に繋がる国庫負担金の減額調整の廃止を強く求められるよう要望します。
また、医療費適正化や国民健康保険の安定的な財政運営さらに後年度の負担も含めた市町及び県の財政面への影響や必要性を十分に考慮し、政策目的に即した、より良い形で県としての考え方を速やかに示し、きめ細かに市町との協議を進められるよう要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇野口分科会委員長 御報告申し上げます。
防災県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか2件につきましては、去る10月31日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
なお、この際、「平成30年度当初予算編成に向けての基本的な考え方」について、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
「施策113 治山・治水・海岸保全の推進」についてであります。
先月には、台風第21号及び第22号が県内各地に多くの被害をもたらしたところですが、年々勢力を増す台風や集中豪雨、それに伴う河川氾濫等により、県民の皆さんの生命や財産が危険にさらされる状況が頻発しています。
県当局におかれましては、浸水被害への対策として、優先度を踏まえつつも、河川堆積土砂等の撤去の速やかな推進や、より効果的な撤去手法の検討を行うとともに、河川堤防等の復旧や改修に際しては、より災害に強い構造の採用を検討していただくよう要望します。
以上、御報告申し上げます。
○中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○中嶋委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いをいたします。
〔「なし」の声あり〕
○中嶋委員長 なければ、それでは、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇藤根分科会委員長 御報告申し上げます。
教育警察分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分につきましては、去る10月31日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。
○山本(里)委員 教育委員会関係の予算で5000万円余の学力向上関係の経費が使われておりますが、学力向上ということで全国学力・学習状況調査を目指した形、それから総合的に全体の学力を向上ということで、平成28年度もされてきたわけなんですが、その結果というか成果、それを成果と呼べるかどうかは別として、29年度の全国学調に28年度の事業がつながっていくと。短期的にすぐに結果が出るものでないとしても、このありかたについて何か論議は、この5000万円余についてありましたでしょうか。学力向上で。
○藤根分科会委員長 学力向上の予算については、特に議論になることはありませんでした。
○山本(里)委員 それでは、そう確認をさせていただきます。
〇中嶋委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
最後に、総務地域連携分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇下野分科会委員長 御報告申し上げます。
総務地域連携分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか1件につきましては、去る11月1日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
〇中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋委員長 なければ、これで総務地域連携分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、総務地域連携分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いをいたします。
〔「なし」の声あり〕
○中嶋委員長 なければ、以上で分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。
(2)全体を通しての質疑 なし
(3)委員間討議 なし
(4)討論
○中嶋委員長 本認定議案に対し、討論のある方は御発言願います。
○山本(里)委員 よろしくお願いいたします。
認定第5号「平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算」について、いくつかの問題点があるということで反対をしたいと思います。その中で特に、港湾費における四日市港管理組合への負担金の使われ方は四日市港管理組合の決算書によるわけなんですけれども、その内容について異議があるということでこの負担金について。あるいは先ほど質問もさせていただきましたが、教育委員会関連では、学力向上ということでがんばっていただいているわけなんですけれども、この5000万円余の学力向上、特に特化して学力向上ということでの事業費計上で、このことが本当の意味で全体の学力向上につながっているのかどうかということの疑義であるとか、このことついて教員配置や学級の人員数などのことも含めて、今、見直しが必要だということの思いも込めてということで。またあるいは、広聴広報の関連、広報費のことですけれども、かねてから問題になっております県政だより及びデータ放送の問題で、県政だよりというものが本当に県民の方お一人お一人に最低限の果たすべき広報の役割がなかなか28年度の状況では果たせていないのではないか。という思いとともに、健康福祉関連では、来年度にやってまいります国民健康保険の一元化に伴う様々な調査、あるいはそれをシステム化するということ、あるいはそれに対しての援助をするというための予算化が28年度もされておりましたけれども、このことについては本当に大変なことであるという中で問題があると思っております。また、福祉監査においては、28年度もたくさんの問題をかかえながら大変少ない陣容で対応していただいておりますけれども、今後のことを考えましても28年度のことだけに関して言いましても、大変今、福祉の問題が地域で多発している中で福祉監査についてはもっと充実をということをかつて求めておりましたけれども、それが十分にされていないのではないか、本当に御苦労願っているこの陣容配置ということに要望もしながらということを含めまして。あと環境生活関連の部門でありますけれども、産廃問題で代執行しております幾つかの事案がありますが、そこの工事事案について工事代金が妥当なものであるかということについては甚だ疑問があるということで、増額増額が28年度もされてきていることの検証、確証がもてないということにおいて。そのほかにもありますが例をいくつか述べまして反対を表明させていただきます。
〔「なし」の声あり〕
○中嶋委員長 ほかになしと認め、討論を終結いたします。
(5)採決 認定第6号から認定第16号まで 起立(全員) 認定
認定第5号 起立(多数) 認定
(6)委員長報告で執行部へ処理経過を求める事項 なし
○中嶋委員長 以上で、決算認定議案の審査及び所管事項の調査を終わります。
この際、稲垣副知事から発言を求められておりますので、これを許します。
○稲垣副知事 私から一言御礼を申し上げます。
中嶋委員長はじめ、委員の皆様方には、平成28年度の歳入歳出決算につきまして、去る10月17日に委員会を開催されて以来、総括質疑及び各分科会におきまして、精力的に御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。
審査過程で頂戴いたしました貴重な御意見並びに分科会委員長報告の内容につきましては、今後の県政運営に十分反映させていただきたいと考えております。
今後とも、よろしく御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。まことにありがとうございました。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長 中嶋 年規