三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成29年12月14日 防災県土整備企業常任委員会 会議録
防災県土整備企業常任委員会
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
(開会中)
開催年月日 平成29年12月14日(木曜日) 午前10時1分~午前11時43分
会議室 202委員会室
出席委員 7名
委員長 野口 正
副委員長 中瀬古 初美
委 員 倉本 崇弘
委 員 小島 智子
委 員 大久保 孝栄
委 員 藤田 宜三
委 員 水谷 隆
欠席委員 1名
委 員 山本 勝
出席説明員
[企業庁]
企業庁長 山神 秀次
副庁長 小野 美治
次長 森 高広
企業総務課長 米川 幸志
財務管理課長 池田 三貴次
水道事業課長 東海 明
工業用水道事業課長 田中 利幸
電気事業課長 小森 健児
機電管理監 和田 泰史
RDF発電監 宮下 孝治
その他関係職員
[県土整備部]
部長 水谷 優兆
副部長(企画総務担当) 喜多 正幸
副部長(公共事業総合政策担当) 渡辺 克己
次長(道路整備担当) 志々田 武幸
次長(流域整備担当) 吉田 勇
次長(都市政策担当) 里 宏幸
次長(住まい政策担当) 古川 万
市町連携総括監 真弓 明光
工事検査総括監 片山 靖浩
県土整備総務課長 梅村 和弘
県土整備財務課長 紀平 益美
公共用地課長 大西 宏明
公共事業運営課長 飯田 充孝
技術管理課長 稗田 寿次郎
建設業課長 髙木 和広
道路企画課長 井戸坂 威
道路建設課長 中野 伸也
道路管理課長 中平 弘
河川課長 松本 英之
防災砂防課長 関 泰弘
港湾・海岸課長 城本 典洋
施設災害対策課長 梅谷 幸弘
都市政策課長 枡屋 武
景観まちづくり課長 山田 純
下水道課長 森 伸生
建築開発課長 岡村 佳則
住宅政策課長 長谷川 高史
営繕課長 杉野 健司
建設企画監 佐竹 元宏
人権・危機管理監 寺 和奈
建築審査監 近藤 貴志
その他関係職員
委員会書記
議事課 主幹 吉川 幸伸
企画法務課 主査 大森 貴仁
傍聴議員 なし
県政記者 1名
傍聴者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会(企業庁関係)
1 議案の審査
(1)議案第147号「平成29年度三重県水道事業会計補正予算(第2号)」
(2)議案第148号「平成29年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」
(3)議案第149号「平成29年度三重県電気事業会計補正予算(第2号)」
2 所管事項の調査
(1)平成30年度当初予算要求状況について(関係分)
第2 常任委員会(企業庁関係)
1 所管事項の調査
(1)中伊勢工業用水道料金の見直しについて
(2)RDF焼却・発電事業について
第3 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第134号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第6号)」(関係分)
(2)議案第145号「平成29年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)」
(3)議案第146号「平成29年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)」
2 所管事項の調査
(1) 平成30年度当初予算要求状況について(関係分)
第4 常任委員会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第156号「三重県都市公園条例の一部を改正する条例案」
(2)議案第158号「工事請負契約の変更について(中勢沿岸流域下水道(志登茂川処理区)志登茂川浄化センター水処理機械設備工事)」
(3)議案第164号「鈴鹿青少年の森の指定管理者の指定について」
(4)議案第165号「熊野灘臨海公園の指定管理者の指定について」
(5)議案第166号「大仏山公園の指定管理者の指定について」
(6)議案第167号「北勢中央公園の指定管理者の指定について」
(7)議案第168号「亀山サンシャインパークの指定管理者の指定について」
2 所管事項の調査
(1)中勢沿岸流域下水道(志登茂川処理区)の供用について
(2)県管理河川水防災協議会について
(3)県管理道路における区画線の引き直しの考え方について
(4)審議会等の審議状況
3 閉会中の継続調査申出事件について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会(企業庁関係)
1 議案の審査
(1)議案第147号「平成29年度三重県水道事業会計補正予算(第2号)」
(2)議案第148号「平成29年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」
(3)議案第149号「平成29年度三重県電気事業会計補正予算(第2号)」
ア 当局から資料に基づき補充説明(山神庁長)
イ 質疑
○野口委員長 御質疑があればお願いします。
○藤田委員 減額の金額がすごい大きい、減額、増額の大きな変化があるんですが、全部計画変更と書いてあるんですけれども、ちょっと教えてもらえませんか。
○森次長 では、2ページの北勢水道改良費の内径400ミリ送水管布設替工事などの計画変更等による増ということで、主に現在、布設替工事を実施しておりますけれども、川をまたぐところがございまして、もともとそこを推進工事で行こうかなと考えていたんですけれども、水管橋方式に変えることになりまして、ちょっと延長が遠回りになるということで、その分の400メートルほど管路延長が増加したものですから、増額変更させていただこうと考えおります。
○藤田委員 それはそうすると、当初よりもお金が要らなかったと、それを翌年度で調整をしますよと、こういう仕組みになっていますと。受ける企業庁としては、今までの数字で上げていたけれども変わってきたと、こういう理解ですね。
○森次長 はい、そうです。
○藤田委員 そうすると、当初、その用地を買う予定であったけれども成立しなかったと。それが翌年か翌々年か知らんけれども、先延ばしになって、その分だけ減額補正しとるということですね。わかりました。
○野口委員長 よろしいですか。
○藤田委員 ありがとうございました。
○野口委員長 ほかに御質疑はございませんか。
○小島委員 先ほどの2点目のダム管理費負担金など、御説明はよくわかりました。もともと年でお支払いするような負担金というのは、どのぐらいの額なんですか。
○山神庁長 補正前のダム管理費負担金は、10億3200万円弱を予定いたしておりまして、今回の補正で2億3700万円ほど減額して8億円ほどの負担金となっております。先ほど、次長から御説明申し上げたとおり、前年度の管理費で精算額の確定に伴う減というふうに御理解いただきたいと思います。
○小島委員 ありがとうございます。
○野口委員長 他にございませんか。
〔発言の声なし〕
○野口委員長 よろしいでしょうか。
○野口委員長 御質問等がありましたらお願いいたします。
○藤田委員 電気事業の件なんですが、平成29年度の23億7200万円というのは、この補正予算のどこへ出てきますか。資本的収支の中へ入ってくるのかなと思って見ておったんですけれども。基本的なことでちょっとようわからんもんで、説明いただけませんか。
○小野副庁長 電気事業につきましては、ほぼ資本的収支がございませんので、補正後は少し42万円ほど平成29年度は入れさせていただきますが、施策別で324に挙げさせていただいているのはほぼ営業の費用で、資本投下を伴うようなものということではございませんので、営業に係る部分、委託料の契約に係る部分とかそういう部分の費用を全部入れさせていただいた額ということで御理解いただければと思っておりますが。
○藤田委員 わかりました。
○野口委員長 よろしいですか。
〔発言の声なし〕
○野口委員長 なければ、これで企業庁関係の平成30年度当初予算要求状況についての調査を終了いたします。
○野口委員長 御質問等がありましたらお願いいたします。
○藤田委員 第2回の総務運営部会で桑名広域事業組合及び伊賀市からの搬入が停止した場合の試算をしていただいたということでございますけれども、検討結果はいつごろ出てくるんでしょう。
○山神庁長 6月23日の常任委員会の資料として、この試算の結果につきましては既にお示しさせていただいて、結論として、間欠運転をせざるを得ない状況になったということを御報告させていただいたところでございます。
○藤田委員 ありがとうございます。
○野口委員長 よろしいですか。
○小島委員 確認だけさせてください。
○宮下発電監 ボイラーの腐食につきましては、現在も発生はしております。ただ、それを早期に見つけまして、点検等を利用しまして早い段階で配管を取りかえるとかそういう対策を取っておりますので、安全につきましては、その辺十分確保しておるというふうに考えております。
○野口委員長 よろしいですか。
○小島委員 ありがとうございます。
○野口委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○野口委員長 なければ、RDF焼却・発電事業についての調査を終わります。
○野口委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で、特にございましたら御発言をお願いします。
〔「なし」の声あり〕
○野口委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
○野口委員長 御質疑があればお願いいたします。
○小島委員 教えていただきたいんですが、債務負担行為のところの都市計画事業に係る協定の額がちょっと大きいので、もう少し説明いただけませんか。
○枡屋課長 これは都市計画事業の近鉄名古屋線川原町駅付近に係る協定に関するものでございまして、連続立体交差に当たり、平成19年度に鉄道事業者と都市における道路と鉄道との連続立体交差化に関する要綱及びこの細目要綱に基づいて施工協定を結んでおるものですが、平成19年から30年までの間で締結しておりましたが、工期の変更によりまして延長をいたしましたので、協定額の増額に伴い協定の変更が必要となることから、債務負担行為を上げさせていただいているものでございます。
○小島委員 そうすると、もともとの協定額というのは、どのぐらいの額なんですか。
○枡屋課長 平成30年度までの工期でしたのが、地元住民の方々との折衝等によりまして、工期の遅れが生じまして、その分が2年間延長ということになりまして、それに伴いまして工期の延長を伴って、今までの施工額に延長した2年分の施工額を12億円積んだということでございます。
○小島委員 単純に年割してというぐらいの額になっているわけですか、この12億円という額は。平成19年から30年までとそれから2年伸びた分が12億円ということなので、それで大体年割した分掛ける2年分で大体12億円と考えてよろしいんでしょうか。
○里次長 ちょっと補足させていただきます。
○小島委員 わかりました。それを協定にかかって債務負担行為として12億円というふうにするということですね。はい、わかりました。ありがとうございます。
○野口委員長 よろしいですか。
○小島委員 はい。
○野口委員長 ほかに御質疑はありませんか。よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
○野口委員長 御質問等がありましたらお願いします。
○小島委員 幾つかあるんですけれども、教えていただきたいんです。
○吉田次長 この自然災害への対策が講じられている人家数について御説明をさせていただきます。
○小島委員 わかりました。ありがとうございます。
○野口委員長 よろしいですね。
○小島委員 はい。
○野口委員長 ほかにございませんか。
〔発言の声なし〕
○野口委員長 よろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
○野口委員長 なければ、これで県土整備部関係の平成30年度当初予算要求状況についての調査を終了いたします。
○野口委員長 御質疑があればお願いいたします。
○小島委員 選定基準というか、審査基準について確認をさせてください。
○里次長 この7ページにございます審査基準が設けられておりますけれども、この審査項目あるいは審査基準ごとに5段階の評価を行っております。一番いいのは特に優れている、次は優れている、標準、やや劣っている、特に劣っている。5段階の評価をして各委員がヒアリングも含めて5段階評価をしていただいております。結果的に7人の合計点が1200点前後にあるということでございます。満点ですと2100点ですので、大体6割程度にあるということでございます。各委員の方々がおおむね標準であるというふうに評価をいただいたということかなというふうに考えております。
○里次長 はい。
○野口委員長 ほかに。
○藤田委員 ちょっとやり方を教えてほしいんですが、指定管理者を募集するときに、県は管理をする金額を提示するんですか。
○里次長 5年間で各年度の予定額といいますか、その額も提示をしてございます。
○藤田委員 提示と同じ数字を出されているのが2件ありますけれども、これはやはり先ほど点数の話が出てまいりましたけれども、2社出ればそこでの競争で点数の多いほうへ行くという話になるのかなというふうに思うんですが、応募されとるところが全て1社ということについては、どんなふうにお考えなんでしょうかね。
○里次長 前回にも御質問いただいたところでございますが、応募の要項に応募される法人に対する要件というのも明記をしてございます。
○藤田委員 ありがとうございます。
○野口委員長 よろしいですね。
○藤田委員 はい。
○野口委員長 ほかに御質疑はございませんか。
○倉本委員 1点関連するところで確認をさせてもらいたいんですが、指定管理者のこの全体の枠組みというか、選定をされた後というか、そういったときに改めて選定委員会でやるのか、ほかの外部の委員会でやるのかわかりませんが、いろいろ検証をするような仕組みというのはどういうふうになっているんでしょうか、その辺ちょっと確認をさせてください。
○里次長 協定書を結ばせていただきますと、毎年度、業務計画書というのを提出いただいて、今年の計画を出していただくと。それを我々が承認をして具体的な管理に入っていただくわけでございます。それが終了しますと、1年間終わりますと、その年度の事業報告書というのをいただいて、我々がきっちり計画どおりできたかというのを確認するという仕組みになってございます。
○倉本委員 ありがとうございます。
○里次長 応募をするに当たって、募集要項等も選定委員会にごらんをいただいて審議をいただいておりますので、最初からそういう仕組みについても選定委員会で議論をいただいているということでございます。
○倉本委員 そうすると、この選定をやった後に今回の選定についてどうであったかとかそういった議論も選定委員会のほうでしてはいただいているんですかね。
○里次長 今回の選定委員会の中で結果として今回のやり方について課題あるいは問題があったという評価はいただいておりません。選定結果について、応募をいただいた団体が妥当かという評価はいただいていますけれども、この最初からのプロセスについて問題があったという評価はいただいておりません。
○倉本委員 私は、即問題だとは思いませんけれども、ただ検証をしていくという作業は、もちろん議会でも議論はさせていただくとは思うんですが、それとはまた別に外部の委員会とかそういったところも活用してはどうかなと思いますので、また御検討いただければと思います。
○水谷部長 御指摘の点は非常に重要な点と思っていまして、やはり今回の審査に当たっていただいた方に審査をしていただくのか、あるいは次のまた4年後には同じような手続きを踏んでいきますので、今回の結果を踏まえて、事務局としてどうあるべきかというところを整理した上で、先ほど次長からも説明がありましたように、審査のやり方、公募のやり方についても次の委員会で御審議いただくことになるので、その中で今回の反省点とかも踏まえて、当然今回に起こったこともきちっと次の委員会の中で説明しながら議論をしていただくような準備はしていきたいと思っています。
○倉本委員 よろしくお願いいたします。
○野口委員長 よろしいですか。
○倉本委員 はい。
○野口委員長 ほかに御質疑はありませんか。
〔「ありません」の声あり〕
○野口委員長 よろしいですね。
○野口委員長 御質問等がありましたらお願いします。
○小島委員 主な取組は、その他10圏域においても共通の項目であって、その中身の細かいところをそれぞれの協議会で今年度中におまとめをいただいているという理解でよろしいですか。
○吉田次長 主な項目については、本当に主な項目を今明記させていただいておりますけれども、基本的にはそんなに大きな変化はないかとは思いますけれども、やはり地域の実情に応じて取組内容も一部変わってくるところもあるかと思っております。
○小島委員 わかりました。設置されてから余り日にちがないのかなと思うんですけれども、これは今年度中にはそれぞれ10協議会とも上がってくるという進捗でよろしいんですね。
○吉田次長 今、年度末の計画作成に向けて、事務的でございますけれども、幹事会等を設けながら各協議会のほうで協議を進めさせていただいているというところでございます。
○野口委員長 よろしいですか。
○小島委員 ありがとうございます。
○野口委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○野口委員長 よろしいですか。
○野口委員長 御質問等がありましたらお願いいたします。
○藤田委員 そうすると、優先度を各道路について、剥離度、交通量、通学路の有無を含めて決めて、まず重要度1の部分を決めて、その延長に応じて各地区に配分をすると、こういう理解でいいんですか。一番最初は。
○志々田次長 済みません。もう一度補足説明をさせていただきますと、先ほど御質問の点は、優先度2以降の選び方だと思うんですが、こちらにつきましては、まず優先する選定指標をどれにするかということを決めた上で、その指標ごとに重要度を1から順番に決めていくと。この2つに基づいて地区ごとの優先度を落し込んでいくというようなそういう作業になります。
○藤田委員 それはよくわかったんですが、各建設事務所に対して割り振っていきますよね。そのときの積算はどうやってやるんですか。
○志々田次長 事務所ごとの予算選考ではなくて、県内の道路の状況をこの指標に基づきまして算定しまして、予算分けをしていくようなそういう考え方になります。
○藤田委員 了解いたしました。わかりました。
○野口委員長 よろしいですか。
○小島委員 ということは、優先度1はやるということなので、優先度2とか3とかが多いところにはたくさん予算が配分される。各地域区分への予算配分額の話でしたよね、さっき。なので、優先度1は除いてほかのところをそれぞれ地域でいろいろ優先度はつけるんだけれども、例えば優先度2が多いところに多く配分される、県内全体を見てという理解でいいんですね。
○志々田次長 そのようなことでして、ここで言う地区分けというのは、市街地あるいは耕地あるいは山地という地区分けでして、事務所分けではないです。事務所ごとと考えると、やはり優先度が高いところに予算がそれだけ必要だということで整理をすることになります。
○野口委員長 よろしいですか。
○小島委員 はい、わかりました。
○野口委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
○野口委員長 なければ、県管理道路における区画線の引き直しの考え方についての調査を終わります。
○野口委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で、特にございましたら御発言をお願いいたします。
○野口委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
○野口委員長 次に、常任委員会に係る閉会中の継続調査申出事件の調査項目につきましては、お手元に配付の文書のとおりといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○野口委員長 御異議なしと認め、そのようにいたします。
〔「異議なし」の声あり〕
○野口委員長 それでは、そのようにいたします。
○小島委員 先ほどの2点目のダム管理費負担金など、御説明はよくわかりました。もともと年でお支払いするような負担金というのは、どのぐらいの額なんですか。