このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

スマートフォンサイトへ移動

三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成31年度 委員会会議録 > 令和元年7月12日 予算決算常任委員会 会議録

令和元年7月12日 予算決算常任委員会 会議録

資料はこちら

予算決算常任委員会
会議録
(開会中)

 

開催年月日   令和元年7月12日(金曜日) 午前10時2分~午前10時41分
会議室      全員協議会室  
出席委員      49名 
           委員長     小林 正人
           副委員長   杉本 熊野
           委員      川口  円   喜田 健児    中瀬 信之
                    平畑  武   石垣 智矢    小林 貴虎
                    山本佐知子  山崎  博     中瀬古初美
                    廣 耕太郎   下野 幸助    田中 智也
                    藤根 正典   小島 智子    木津 直樹
                    田中 祐治   野口  正     倉本 崇弘
                    野村 保夫   山内 道明    山本 里香
                    稲森 稔尚   濱井 初男    森野 真治
                    津村  衛   藤田 宜三    稲垣 昭義
                    服部 富男   谷川 孝栄   東   豊 
                    長田 隆尚   奥野 英介    村林  聡
                    今井 智広   北川 裕之    日沖 正信
                    舟橋 裕幸   三谷 哲央    中村 進一
                    津田 健児   青木 謙順    中森 博文 
                    前野 和美   舘  直人     山本 教和
                    西場 信行   中川 正美  
欠席    1名      
          委員       石田 成生
出席説明員   出席を求めず
委員会書記
          議事課      班長  中西 健司
          議事課      主幹  黒川 恭子
          企画法務課   主幹  早川 哲生
          企画法務課   主査  手平 美穂
傍聴議員    なし
県政記者    なし
傍 聴 者    2名
議題及び協議事項
1 所管事項の調査
(1)「令和元年版成果レポートについて」

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

1 所管事項の調査
 (1)「令和元年版成果レポート」について
    ア 各行政部門別常任委員長からの説明
      (東戦略企画雇用経済常任委員長、谷川環境生活農林水産常任委員長、中瀬古医療保健子ども福
       祉病院常任委員長、木津防災県土整備企業常任委員長、田中教育警察常任委員長、廣総務地域
       連携常任委員長)
    イ 各行政部門別常任委員長からの説明に対する質疑

〇小林委員長 それでは、御質疑のある方はお願いします。

〇山本(里)委員 よろしくお願いいたします。
  各委員会、大変な調査をしていただいたんだと思いますが、教育警察常任委員会でお尋ねをしたいと思います。
  いつもいつも確実に話に上がってくる部分ですけれども、施策221の夢や希望をかなえる学力と社会参画力の育成というところで、指標が、全国学力・学習状況調査という、この問題についてこれまでも論じられてきたことですけれども、それがずっと論じられる中で、その指標がどうかということもあるからそこに到達もなかなか難しいということが今回も指摘をされております。
 当局の答弁で、目標値は原則変更しないこととされていると。だから、答弁によるとそれがイの一番で、それはそうやって置いといて、あとは何とかせえということで皆さんが納得されているんですか。
 何か、その前後に、もっとありましたでしょうか。

〇田中教育警察常任委員長 納得されているかというと、当然目標値に対して実績値が余り成果が上がっていないということに対しては各委員とも納得していないというのが委員会の状況だったと思います。
 ただ、目標値の設定自体は、みえ県民力ビジョン・第二次行動計画の中で設定をしているので、原則そこはもう変えないということなんでという、これはもう施策221に限らず、全部の施策についてそういう原則が適用されている中で、この時点で変更することは不可能というふうに委員会としても判断をして、だからこそ次期の行動計画においてはしっかりと目標値、またはその後段にあります活動指標はおおむね達成しているものの、県民指標としては達成できていないという乖離の部分を、この辺の関連性などについてもしっかりと検討されたいということで意見を申し上げたところであります。

〇山本(里)委員 ありがとうございました。ビジョンの中で今置いてあるものは今その途中で何もできないということで、ただそのことについて意見は出て、これが絶対的なよしということではないという状況ではあるということですね。
 指標をはかるための基準というのはいろんなものがあると思います。かつてこういうのが出てきたときに指標のあり方というので付記事項も付け加えてもらったという委員会もありますので、次期計画へ向けての意見も出たということで確認をさせていただきました。
 ありがとうございました。

〇小林委員長 ほかにございますか。

〇濱井委員 2ページの施策番号341、次代を担う若者の就労支援と出ております。御存じのように就職氷河期の人たちが、30代後半、40代になってきておりますが、非正規雇用の状態で仕事をしておられる方もたくさんいらっしゃるという状況でございます。その人たちを助けていく、支援をしていくということは非常に大事だと思うんですけども、それが原因で就職にいろいろ失敗しながら、また諦めながら、ひきこもりになったり、あるいは年齢的に家族の介護等々、個別の原因が多い人たちでもあると思うんです。そういったところから、メンタルヘルス対策とか、あるいは生活支援なども必要である。もちろん就労支援が必要でありますけども、まずもってそういう具体的な中身を調べた上での就労支援が必要な人たちもいらっしゃいます。そういったことについて、今回、執行部等もそういった話の中で他部局との連携ということで動いておるのかどうか。
 それから、もちろん他部局だけじゃなしに、これは当然ながら市町とも連携しなきゃなりませんので、そういった部分についてもお伺いしたい。

〇東戦略企画雇用経済常任委員長 委員会ではお話しさせていただいたとおり、ロスト・ジェネレーション世代の課題を大きく捉えて取り組むべきだ、担当部局としてはどう考えるのかという質問があって、今おっしゃったようないろんな課題があるよということで、委員の中から、かなり問題提起がありました。担当部局はここに書いてあるとおり、国においても経済財政諮問会議で就職氷河期時代への対応は本当に複合的な施策が必要だということを強く認識しているので、今後の取組に期待をするというところでございます。
  ロスト・ジェネレーションというと、釈迦に説法かもわかりませんが、バブル崩壊時の、いわゆる昭和40年代生まれの方々、就職で困っていらっしゃったときの人たちのことで、正規雇用がなかなか難しいというのが尾を引いているということでありますので、それが社会問題として非常に大きな課題という認識を持っているという意見が委員からは出されました。
 以上です。

〇濱井委員 ありがとうございました。ここは非常に大切な部分でもありますんで、執行部の考え方がどういうふうなものか、どういう計画をしながら、市町とも連携しながらやっていくのかというところも含めて、またこれから進めていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 経済の発展だけを見るんじゃなしに、やはりそういった底の部分をしっかり見定めながら、就職氷河期の方たちの立場に立ちながら推し進めていっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

〇東戦略企画雇用経済常任委員長 御意見、賜りましたので。国と一緒に、国の認識も非常に重要な部分と受けておりますので、三重県としても歩調を合わせて、委員会としても議論していきたいというふうに思っています。
 以上です。

〇小林委員長 ほかにございませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇小林委員長 よろしいですか。
  なければ、これで質疑を終了いたします。
各行政部門別常任委員長には御苦労さまでした。自席へお戻りいただくようお願いいたします。

  ウ 委員間討議

〇小林委員長 次に、委員間討議に入ります。
  ただいまの各行政部門別常任委員長からの説明及びこれに対する質疑を踏まえ、令和元年版成果レポートに関し、予算決算の立場から、知事に申し入れるべき事項について、御意見のある方はお願いをいたします。よろしいですか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇小林委員長 それでは、特に御意見がないようですので、私のほうから、予算決算の立場から知事に申し入れる項目についての案を、口頭ですけれども提示させていただきたいと思います。
 正副委員長としては、知事への申し入れには次のような項目を入れたいと考えております。
 まず1点目でありますけれども、誰もが安心して暮らすことができる社会づくりについてということで、人口減少、少子高齢化が進展する中で社会課題は複雑化してきており、新たな課題が発生しています。子どもや高齢者が当事者となる交通事故。登校中の児童等が殺傷される事件・事故。児童への虐待。外国人労働者の増加に伴う受け入れ環境の整備などです。誰もが安心して暮らすことができる社会に向けて、早急に対策を講じる必要があり、市町、関係機関等と連携し、実効性のある取組を進展されるよう要望させていただきたいと思います。
 2点目といたしましては財政運営についてです。集中取組によって、一定の成果が見え始めているものの、今後も厳しい財政状況が続く見込みであります。最終年度を迎える集中取組に基づき、健全化の道筋を確実なものとするとともに、次期行財政改革取組においても、持続可能な財政基盤の確立を目指して、改革に取り組むことを要望させていただきたいと思っております。
 これについて、何か御意見はございますか。

          〔発言の声なし〕

〇小林委員長 よろしいですか。
 なければ、これで委員間討議を終了いたします。

 

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長  
小林 正人
 

 

ページID:000229039
ページの先頭へ