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令和元年10月17日 議会運営委員会 会議録

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議会運営委員会会議録
(開会中)
 

開催年月日    令和元年10月17日(木曜日) 午前10時46分~午前11時39分
会議室        504議会運営委員会室
出席委員      9名
            委 員 長                  服部 富男
            副委員長            津村  衛
            委   員            田中 智也
            委   員            稲垣 昭義
            委   員            小林 正人
            委   員            長田 隆尚
            委   員            村林  聡
            委   員            三谷 哲央
            委   員            中森 博文
欠席委員      な し
委員外議員     議   長             中嶋 年規
            副 議 長              北川 裕之
出席説明員     副知事               稲垣 清文
            総務部長             紀平  勉
            総務部副部長          高間 伸夫
            総務部課長            富永 隼行
事務局職員     事務局長             湯浅 真子
             事務局次長             畑中 一宝
            総務課長              稲垣 雅美
            議事課長              西塔 裕行
            企画法務課長            枡屋  武
            政策法務監              袖岡 静馬
委員会書記    議事課課長補佐兼班長       平井 靖士
            議事課主幹             川北 裕美
傍聴議員       1名                
                               青木 謙順
県政記者       5名
傍 聴 者       7名
議題及び協議事項
  1 付託議案の審査結果と審議について
  (1)条例案等の議案の審議について
  (2)企業会計決算の認定議案の審議について
  2 請願の審査結果と審議について
  3 意見書案の審議について
  4 常任委員会の調査事項に関する報告について
  5 提出予定議案について
  6 全員協議会について
  7 10月18日の議事予定について
  8 11月定例月会議の日程の変更について
  9 常任委員会、予算決算常任委員会分科会の開催順序について
  10 ペーパーレス化及びWi-Fi環境整備に向けた検討について
  11 次回の議会運営委員会について
  12 その他


〔開会の宣告〕

1 付託議案の審査結果と審議について
(1)条例案等の議案の審議について
  所管の常任委員会に付託された議案17件の審査結果は、いずれも原案のとおり可決である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑はなしとし、議案第27号、議案第28号及び議案第37号の3件に関して、日本共産党の山本里香議員の反対討論を10分以内で認めることとされました。
 次に、付託議案の審議については、議案第25号から議案第41号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、山本里香議員の反対討論を行った後、起立により採決を行うこととされました。
 なお、採決は2回に分け、まず初めに反対のない議案第25号、議案第26号、議案第29号から議案第36号まで、及び議案第38号から議案第41号までの14件を一括して採決し、引き続き、反対のある議案第27号、議案第28号及び議案第37号の3件を一括して採決することとされました。

(2)企業会計決算の認定議案の審議について
  予算決算常任委員会に付託された認定議案4件の審査結果は、いずれも認定である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑はなしとし、認定第1号から認定第3号までに関する、日本共産党の山本里香議員の反対討論を10分以内で認めることとされました。
  次に、認定議案の審議については、認定第1号から認定第4号までを一括して議題とし、予算決算常任委員長の報告を求め、山本里香議員の反対討論を行った後、起立により採決を行うこととされました。
  なお、採決は3回に分け、まず初めに反対のない認定第4号を採決し、次に、反対のある認定第1号及び認定第2号の2件を一括して採決し、最後に、反対のある認定第3号を採決することとされました。

2 請願の審査結果と審議について
 所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料2のとおり、採択4件、不採択1件である旨報告があり、新政みえの下野議員の請願第2号及び請願第3号に関する賛成討論、自由民主党県議団の小林貴虎議員の請願第2号及び請願第3号に関する反対討論並びに請願第6号に関する委員会の不採択という決定に対する賛成討論、日本共産党の山本里香議員の請願第6号に関する委員会の不採択という決定に対する反対討論をそれぞれ10分以内で認めることとされました。
 次に、請願の審議については、請願第2号から請願第6号までを一括して議題とし、議事進行上、委員長報告を省略し、自由民主党県議団の小林貴虎議員の反対及び賛成討論、新政みえの下野議員の賛成討論、山本里香議員の反対討論の順で討論を行った後、起立により採決することとされました。
 なお、採決は4回に分け、まず初めに採択することに反対のない請願第4号及び請願第5号の2件を一括して採決し、次に、自主表決の意向がある請願第2号を採決し、次に、自主表決の意向がある請願第3号を採択し、最後に委員会の決定が不採択である請願第6号を、「委員会の決定どおり不採択とすることに賛成であること」を採決することとされました。
【協議】

〇服部委員長 討論の時間につきまして、日本共産党は5分以内でよいとのことですが、新政みえ下野議員、自由民主党県議団小林貴虎議員は10分とのことですが、同様に10分といたしますか。
                            (「10分以内」の声あり)

〇服部委員長 それでは、それぞれ10分以内といたします。


〇服部委員長 事務局より討論の順番についての案をお願いします。

〇議事課長 討論につきましては、まず反対討論から始めるというのが基本となっております。それに加え、今回のように複数の賛成討論もしくは反対討論がありました場合、多数会派を先にということになっております。これらを勘案しますと、まず、反対討論のあります自由民主党県議団、次に賛成討論の新政みえ、最後に反対討論の日本共産党の順が、これまでの慣例に基づいた順序であると、想定されます。

〇服部委員長 只今の説明でよろしいか。

〇小林委員 確認をさせていただきたいのですが、今回小林貴虎議員が、請願第2号及び請願第3号については反対討論、請願第6号については賛成討論ということですが、これ、10分の中で全てやるというのは可能ですか。

〇服部委員長 決定いただいた10分の中で反対討論も賛成討論も行っていただくと、御報告いただきたいんですが。

〇小林委員 分けてというのは難しいですか。

〇服部委員長 それはちょっとございませんので。

〇小林委員 了解いたしました。

〇三谷委員 自由民主党県議団は請願第2号及び請願第3号は自主表決とのことです。会派を代表しての反対討論ならば会派の人数で順番で行けばいいかと思うんですが、会派を代表してでなく個人の立場での反対討論になるのかという理解をするのですが、そういう場合はいかがですか。

〇中森委員 内容が請願第2号、請願第3号及び請願第6号がそれぞれ関連するということがあるので、討論をしたい3件を分けてしたいというのはやまやまですが、流れの中で1つでもさせていただくのが可能ということですのでご理解いただきたい。

〇小林委員 三谷委員が言われたのは、個人でするので、人数は関係ないという順番のことをおっしゃられているということですか。

〇三谷委員 多数会派順というルールはそれはそれでいいんですが、自主表決で反対討論をされるのは会派を代表しての発言ではないので、小林貴虎議員個人の発言ということになると多数会派順というのはどうなるんですかという話をさせていただいた。

〇中森委員 微妙なところですが、反対討論を先にするというのを優先して、その次の話として多数会派ということとすると、今回は請願第2号及び請願第3号については反対討論があるのは小林貴虎議員のみなので、先にさせていただくということでは。

                          (「日本共産党も反対討論」の声あり)

〇中森委員 日本共産党の反対は請願第6号だから後の話で、先に請願第2号、請願第3号の反対討論の小林議員のが先でいいのではと思います。

〇三谷委員 さほどこだわるような課題ではないんですが。一応、委員長の見解をお伺いしたいということで納めます。

〇服部委員長 なかなか判断のしにくいところです。新政みえは会派を代表して賛成討論をされますが、自由民主党県議団は自主表決ということになっていますが、反対討論の中での多数会派ということでいけば、請願第6号についての日本共産党の山本里香議員の反対討論より、自由民主党県議団の小林貴虎議員の反対及び賛成討論を先にさせていただいて、次に新政みえ下野議員の賛成討論、日本共産党の山本里香議員の反対討論の順でいかがでしょうか。

                           (異議なしの声あり)

〇服部委員長 それではそのようにいたします。

3 意見書案の審議について
 委員会提出の意見書案4件及び議員発議の意見書案3件が資料3のとおり提出され、うち緊急を要するものとして提出された議員発議の意見書案1件についても18日の本会議で審議することとし、討論はなしとされました。
 次に、意見書案の審議については、意見書案第2号から意見書案第8号までを一括して議題とし、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略するとともに、議員発議の意見書案第6号から意見書案第8号までについては委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
 なお、採決は3回に分け、まず初めに反対のない意見書案第4号から意見書案第8号までの5件を一括して採決し、次に、自主表決の意向がある意見書案第2号を採決し、最後に、自主表決の意向がある意見書案第3号を採決することとされました。

4 常任委員会の調査事項に関する報告について
 戦略企画雇用経済常任委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申し出があり、18日の本会議でこれを認めることとされました。

5 提出予定議案について
 18日の本会議に知事から追加提出が予定されている議案1件、認定議案13件について、資料4により副知事及び総務部長から説明がありました。
 なお、提出予定議案については、それぞれ18日の本会議に上程することとし、人事同意議案については、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとし、一般会計・特別会計決算認定議案の審議については、認定議案13件を一括して議題とし、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑を省略し、予算決算常任委員会に付託することとされました。
 また、一般会計・特別会計決算認定議案については、議案聴取会に代え、予算決算常任委員会において補充説明を受けることとされました。

6 全員協議会について
  10月18日の予算決算常任委員会終了後「『みえ県民力ビジョン・第三次行動計画』(仮称)中間案について」及び「『次期の行財政改革取組』(素案)について」の2項目について、10月23日の午前10時から「令和元年度定期監査結果について」、開催される旨の報告がありました。

7 10月18日の議事予定について
  資料5の順序で取り進めることとされました。

8 11月定例月会議の日程の変更について
  代表者会議において変更することが決定された、11月22日(金)の本会議について、11月25日(月)に変更されることとされ、同日に予定される一連の会議についても変更されることとされました。

9 常任委員会、予算決算常任委員会分科会の開催順序について
  令和2年3月分の教育警察常任委員会・分科会の日程について、資料7のとおり部局の開催順序を入れ替えて、3月10日に警察本部、12日に教育委員会とする旨の報告がありました。

10 ペーパーレス化及びWi-Fi環境整備に向けた検討について
  資料8により事務局から説明があり、来年度からペーパーレス化等に取り組み、タブレット端末や情報システムを導入していくかどうかについて、各会派で検討して、次回の議会運営委員会で報告いただくこととされました。
【質疑】

〇田中委員 事務局に確認をしたいんですが、東京都議会でWi-Fi環境がなしということはセルラー回線を通じてデータクラウドに接続しているという理解をしていますが、そのセルラー回線ですが、このタブレット端末にはインターネット接続の付加の設定をしているということでよろしいでしょうか。

〇議事課長 この情報のシステムに接続するにあたっては、電話回線を通じて見に行くという形でございます。ただ、例えばタブレットをご自宅に持ち帰って、ご自宅でインターネットエクスプローラーから閲覧するということはできなくなっております。ちょっと説明が分かりにくかったかもわかりませんが、タブレットにはインターネットエクスプローラーは入っていないという状態です。

〇田中委員 理解いたしました。議会運営委員会として、広島県議会を調査させていただいたり、京都府議会でもこれらの取組について聞かせていただきましたが、議会運営委員会に委員がいない会派の方に、こういう状況や資料を提供して議論を深めていくのが適当であると思いますので、ご検討ください。

11 次回の議会運営委員会について
  特に協議事項が出てこない限り、ペーパーレス化及びWi-Fi環境整備に向けた検討について協議するため、10月28日の予算決算常任委員会終了後に開催することとされました。

12 その他
 三谷委員から、先日の自由民主党県議団の小林貴虎議員の一般質問の際のキーボードの使用について、議会運営委員会の申合せが守られていなかったため、委員長から本人に注意願いたい旨の発言があり、委員長が本人への注意を行うこととされました。
  また、村林委員から音がうるさくなければ、キーボードを使用すること自体は認められるのではないかとの質問があり、議事課長から「本会議及び委員会におけるパソコン、タブレット端末及びスマートフォンの使用に係る議会運営委員会の申合せ事項」にある、対象となる機器として「パソコンについては、本会議には持ち込まないこと」、使用にあたっての注意事項として「電子音や振動音が鳴らないようにすること。また、操作音が議事の支障とならないよう配慮すること」を説明しました。
委員長からは、このタブレット端末等に関する申合せとともに、改選年で新議員もみえることから、改めて「質疑・質問等に係る議会運営委員会の申合せ事項」もあわせて配付し、各会派で周知徹底を行うこととされました。
【協議】

〇三谷委員 小林貴虎議員のことばかりで申し訳ありませんが、先の小林議員の一般質問の際に、本会議場でキーボードを叩いて、待機席でもそうですし、演壇でも使用されました。三重県議会でのタブレットとかスマホの使用の議論の中で、本会議場ではキーボードは叩かないという申合せがあったはずなんですが、それが守られていなかった。あの音が耳障りだったとおっしゃる方も現におられまして、今後、このようなことが絶対にないように、委員長のほうからぜひご本人にご注意いただきたいと思います。

〇服部委員長 私のほうからでよろしいですか。しっかりと対応し、注意をするように致します。ご迷惑をおかけしました。本来その場で注意をしなければいけなかったのかもしれません。

〇村林委員 キーボードを叩いてはいけないというお話をなさいましたが、私の記憶ではうるさくしないという記憶で、音がうるさくなければキーボードで入力してもよいという理解だったのですが、一切、キーボードを叩いてはいけなかったのかというところを確認だけお願いします。

〇議事課長 平成26年に「本会議及び委員会におけるパソコン、タブレット端末及びスマートフォンの使用に係る議会運営委員会の申合せ事項」を議会運営委員会で決定していただいております。この中で、対象となる機器という項目で、「本会議及び委員会に持ち込み、使用できる機器は、パソコン、タブレット端末及びスマートフォンとする。ただし、パソコンについては、本会議には持ち込まないものとする」とされています。使用できる機能として、審議経過の記録や発言原稿、あらかじめ保存した議事に関係する資料の閲覧、議事に関係する資料の検索のインターネット閲覧があります。
使用にあたっての注意事項として、外部との通信、通話、その他議事に関係ない目的で使用しないことというところがあります。注意事項の中に、電子音や振動音が鳴らないようにすること、また、操作音が議事の支障とならないよう配慮することといった内容があります。

〇服部委員長 タブレット端末の使用についての意見が今ございましたが、タブレット端末等に関する申合せ については、後ほど、各会派にお配りさせていただきます。またあわせて、今年度は改選後で新議員もおられる最初の年度でありますので、質疑・質問等に係る申合せについても、改めてお配りさせていただきたいと思います。これらの申合せにつきまして、改めて各会派での周知徹底をお願いいたします。



〔閉会の宣告〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長  服部 富男

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