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予算決算常任委員会
会議録
(開会中)
開催年月日 令和元年10月18日(金曜日) 午前11時23分~午後0時9分
会議室 全員協議会室
出席委員 50名
委員長 小林 正人
副委員長 杉本 熊野
委員 川口 円 喜田 健児 中瀬 信之
平畑 武 石垣 智矢 小林 貴虎
山本佐知子 山崎 博 中瀬古初美
廣 耕太郎 下野 幸助 田中 智也
藤根 正典 小島 智子 木津 直樹
田中 祐治 野口 正 倉本 崇弘
野村 保夫 山内 道明 山本 里香
稲森 稔尚 濱井 初男 森野 真治
津村 衛 藤田 宜三 稲垣 昭義
石田 成生 服部 富男 谷川 孝栄
東 豊 長田 隆尚 奥野 英介
村林 聡 今井 智広 北川 裕之
日沖 正信 舟橋 裕幸 三谷 哲央
中村 進一 津田 健児 青木 謙順
中森 博文 前野 和美 舘 直人
山本 教和 西場 信行 中川 正美
欠席委員 なし
出席説明員
副知事 稲垣 清文
[総務部]
部長 紀平 勉
副部長(行政運営担当)兼
コンプライアンス総括監 喜多 正幸
副部長(財政運営担当) 高間 伸夫
参事兼税務企画課長 三宅 恒之
財政課長 富永 隼行
税収確保課長 柏木 浩朗
管財課長 大西 宏明
企画調整監 森𠮷 秀男
その他関係職員
[出納局]
会計管理者兼出納局長 荒木 敏之
副局長兼出納総務課長 紀平 益美
その他関係職員
[監査委員]
代表監査委員 山口 和夫
事務局長 水島 徹
次長 丹羽 健
監査・審査課長 寺 和奈
その他関係職員
委員会書記
議事課 班長 中西 健司
議事課 主幹 黒川 恭子
企画法務課 主幹 早川 哲生
企画法務課 主査 手平 美穂
傍聴議員 なし
県政記者 1名
傍聴者 2名
議題及び協議事項
1 議案の審査
(1)認定第5号「平成30年度三重県一般会計歳入歳出決算」
(2)認定第6号「平成30年度三重県県債管理特別会計歳入歳出決算」
(3)認定第7号「平成30年度地方独立行政法人三重県立総合医療センター資金貸付特別会計歳入歳出決」
算」
(4)認定第8号「平成30年度三重県国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」
(5)認定第9号「平成30年度三重県母子及び父子並びに寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(6)認定第10号「平成30年度三重県立子ども心身発達医療センター事業特別会計歳入歳出決算」
(7)認定第11号「平成30年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」
(8)認定第12号「平成30年度三重県地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算」
(9)認定第13号「平成30年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(10)認定第14号「平成30年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(11)認定第15号「平成30年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」
(12)認定第16号「平成30年度三重県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算」
(13)認定第17号「平成30年度三重県流域下水道事業特別会計歳入歳出決算」
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 議案の審査
(1)一般会計及び各特別会計決算認定議案(13件)
ア 当局から資料に基づき補充説明(稲垣副知事、紀平総務部長)
イ 決算審査概要説明(山口代表監査委員)
ウ 質疑
〇小林委員長 それでは質疑に入りたいのですが、ただいま午後0時をまわったところでございます。質疑のある方、挙手をもって確認をさせていただいてよろしいでしょうか。
二人ですか。このまま継続させていただいてよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
〇小林委員長 では、継続させていただきます。
それでは、ただいまの説明に対し質疑のある方は御発言願います。
なお、冒頭にも申し上げましたが、本日は先ほどの説明に対する質疑にとどめていただきますようお願いいたします。
〇日沖委員 確認させてください。経常収支比率が改善をされていますけれども、平成29年度では全国順位は43位ということでしたけれども、平成30年度に95.1%に改善されて全国順位は何位になるんですか。目安に教えてください。
〇高間副部長 申し訳ございません。まだ今の段階では全国の数字が出そろっておりませんもので、また出そろった段階でお知らせさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
〇日沖委員 わかりました。
〇小林委員長 ほかにございますか。
〇小林(貴)委員 債権処理の実績と目標に関してお伺いをしたいのですが、これってこの場しか質問するときはないんですよね。
〇小林委員長 済みません。ちょっと聞こえづらかったんですけど。
〇小林(貴)委員 この場、あるいはほかの例えば委員会とかで審議する場はないんでしょうか。
〇小林委員長 委員会は所管の分科会の分しか無理と思いますので。
〇小林(貴)委員 それなりにちょっとお伺いしたいことがあるんですけど、まず最初に概要としてこの参考の債権処理計画を見させていただいたんですが、説明のあったとおり、回収目標1億4100万円でしたか、達成率192.3%と書いてありますね。整理が915.7%と書いてありますけど、これ整理って結局不納欠損処理ということですよね。すなわち放棄したものが915.7%ということですよね。回収できなかったと、3年なり5年なり時効がたって。これは達成目標として数値が高いほうが実はまずいのではないかと思うのですが、考え方をお聞かせいただきたいのですが。
〇紀平部長 「三重県債権の管理及び私債権の徴収に関する条例」というのがございまして、その中でいわゆる徴収停止、ある一定の要件を充たせば徴収を停止できるという規定がございまして、それを踏まえまして、私債権の放棄という条例がございまして、徴収を停止して、先ほどもお話ししましたけど3年をたっていわゆる状況が変わっていないと。もう事業を停止して事業を再開する見込みがないとか、財産がないとか債権者が行方不明だとかいうときには放棄ができますよと。あるいは消滅時効の期間が過ぎてもう債務者に財産がないとか、強制執行することによって債務者の生活を著しく窮迫させるおそれがあるときというこの条例に基づいてやっております。一応これほとんどが中小企業の貸付金なんですけれども、そういった状況でもう回収不可能ということになりまして、条例に基づいて整理をさせていただいたということです。
〇小林(貴)委員 条例に基づいて整理されるというルールはもちろんよくわかっているつもりです。でも、その間に3年間あるわけですよね。3年間でどういう取り組みをしたのかということがそもそも問題なのではないのかと思うんですね。ですので、この整理に関しては本来減らすべき方向じゃないのかと思うのですが、そこをお伺いしたかったんです。
〇紀平部長 この債権といいますのは、年限がたてばたつほど回収が難しくなっております。我々の考え方としてはいわゆる現年、今発生した債権をいかにたくさん回収するかということに力を入れておりまして、それとこれ始まってかなり年限がたっておりますので、回収が可能なものから回収していきますので、だんだん時間がたつとなかなか回収しにくい債権が残ってきているという状況もご理解をお願いしたいと思います。それで、またそれはちょっと個別の具体でどうやった取り組みやったかというのは各分科会のほうで御質疑していただければと思います。徴収停止以降もいろいろ各部局で努力されているのは聞いておりますので、各論でどのぐらい、どのようにされたかというのは申し訳ございません、今はお答えできません。
〇小林(貴)委員 個別にということでしたら個別にお伺いする、あるいは会派室でお伺いしても構わないのですが、全体のことなんですが、たくさんの部局にまたがって様々な不納欠損処理なり回収の作業があるわけですけれども、各部局でばらばらでやっているのですか。まとめて、例えば特別滞納とかということはしてないのですか。
〇紀平部長 一応全庁的に部長会議を設けていまして、債権の管理回収の調整会議を設けておりまして、そこで目標を立てるとき、それから最終的にどうなったかという結果を踏まえまして調整をする、いわゆるPDCAを目標を立ててチェックをしてアクションをしてドゥへ向かっていくというような感じで仕組みとして全庁的にまわさせていただいております。
〇小林(貴)委員 部長として全体的なことということではなくて、滞納処理になるわけですから、ここにも書いてあるように個別にメールをしたり、直接伺ったり、何かしらの接触をとるわけですよね。そこを要するに一元的にしていないのかという話を聞いたんです。
〇紀平部長 債権それぞれ質とものと対象が違いますので、部局ごとに一応対応させていただいております。ただ考え方として全体的にさっき申し上げましたように現年の未収金を中心に回収していこう、あるいは条例はあるんですけれども回収可能なものについては努力をしていこうということでやらせていただきます。具体的にどうやって取り組むかはそれぞれ、例えば奨学資金の貸付ですとか、先ほど申しましたように不法投棄のものですとか、中小企業の貸付金とか、ものが違うもので取り方が違いますし、教育委員会におきましては委託ということで外部の業者の方に頼んで徴収をしていただくという方法も取ったり、いろんな方法を取らせていただいています。
〇小林委員長 小林(貴)委員、またこの後10月28日にも総括質疑がありますし、各分科会もありますので、そのあたりで、今日のところは御理解いただいてもよろしいでしょうか。
〇小林(貴)委員 総括質疑ということであればまた改めてお伺いしますし、ちょっといろいろ部局にまたがって取り方が違う対応が違うというのは重々承知の上で、だけど冒頭でお話ししたとおり、不納欠損処理が915%でどんどん増えているような気がしてならないので、ここの体制に関しては何かしら抜本的な改革が必要なのではないかと思います。また詳細も含めてお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いしたいです。
〇紀平部長 平成30年度915%というのは、目標に対して増えたというのはなぜかというと、計画策定時は回収対象としていたものが、年度中に不納欠損事由に該当し整理を行ったものがあったため数字が増えたということもございまして、そういう特殊事情がございますということを御理解いただきたいと思います。
〇小林委員長 よろしいですか。
〇小林(貴)委員 また別で、はい。
〇小林委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇小林委員長 なければ、これで平成30年度一般会計及び各特別会計の決算にかかる説明並びにそれに対する質疑を終了いたします。
次回の委員会についてでありますが、10月23日及び24日に令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方についての調査を行うため開催いたしますのでよろしくお願いいたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長
小林 正人