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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会
会議録
(開会中)
開催年月日 令和2年6月8日(月曜日) 午前11時15分~午前11時51分
会議室 201委員会室
出席委員 8名
委員長 中瀬古 初美
副委員長 石垣 智矢
委員 下野 幸助
委員 稲森 稔尚
委員 藤田 宜三
委員 東 豊
委員 津田 健児
委員 西場 信行
欠席委員 なし
出席説明員
[環境生活部]
部長 岡村 順子
副部長 奥山 孝人
次長(人権・社会参画・生活安全担当) 辻 修一
環境生活総務課長 朝倉 玲子
人権課長 岡村 益幸
ダイバーシティ社会推進課長 阪 靖之
人権監 三谷 真理子
その他関係職員
[農林水産部]
部長 前田 茂樹
副部長 更屋 英洋
次長(農産振興担当) 近田 恭一
次長(森林・林業担当) 村上 浩三
次長(水産振興担当) 荒島 幸一
農林水産総務課長 佐脇 優子
農林水産財務課長 村田 洋一
フードイノベーション課長 福島 賴子
担い手支援課長 岡本 明
畜産課長 中村 雅人
森林・林業経営課長 横澤 篤
水産振興課長 伊藤 徹
その他関係職員
委員会書記
議事課 主査 岡野 俊之
企画法務課 主任 奥村 克仁
傍聴議員 なし
県政記者 なし
傍聴者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会(環境生活部関係)
1 議案の審査
(1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
第2 分科会(農林水産部関係)
1 議案の審査
(1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会(環境生活部関係)
1 議案の審査
(1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明(岡村部長)
イ 質疑
○中瀬古委員長 それでは、御質疑があればお願いします。
○藤田委員 確認をさせてください。
1番目のNPOに対する補正額ですけれども、ちょっとイメージが湧かないんですが、具体的にどんなことをやられるのか、どういう団体に対してどんなことをやられるのか、教えていただけますか。
○阪課長 今回の補正予算についてですが、NPOに対して4月末に行いましたアンケート調査にのっとりまして、NPOのほうでオンライン等に対する対応が遅れているというような情報もいただいておりますので、それに対する講座を実施したり、あと、今あるコロナの拡大防止対策の関係の補助金とか、そういう制度についての相談を、アストにある県民交流センターだけではなくて、県内の各地の中間支援組織のほうで、電話やメールで相談に答えさせていただくというような、それに係る経費を計上しております。
○藤田委員 そうすると、いわゆる講座ということは研修みたいなものと、それと中間支援組織の方に支援をしていると、こういう理解でよろしいですか。
○阪課長 そのとおりです。
○藤田委員 ありがとうございました。ちょっと分からなかったものですから。
○稲森委員 この3番目の国際化対応ということで、みえ外国人相談サポートセンターの相談員の増員ということなんですけれども、これは通訳対応だったり、多言語対応をどういうふうにしているかというところ、その辺聞かせてもらえますか。
○阪課長 外国人住民の相談の対応の件ですけれども、みえ外国人相談サポートセンターMieCoで、相談員、通訳による三者間通話とか、そういう電話で通訳をしていただくような、そういう関係で11言語に対応して相談させていただいております。
○稲森委員 もう少し詳しく教えてもらえますか。どういうふうに、人がついているということですか。そうじゃなく、何かそういうシステムがあるということですか。
○阪課長 基本的には電話対応ということになるんですけれども、電話でかけていただいたものを、委託している会社とこちらの相談員と通訳で、3者で通話できるような形になっております。
○岡村部長 補足しますが、実際に窓口に来ていただいた方でも受入れはしておりまして、電話で来た場合もございます。その場合、相談員として1人いまして、それは日本人で、言葉が分からない部分がありますので、それは、電話で通訳をしてもらえる会社に委託していて、その3者で相談を受けると。場合によって、コロナ対応に関しては、必要に応じて保健所なんかを入れて、4者対応になる場合も今回ございます。
あと、専門的な知識でよく分からないようなことがでてきた場合は、関係の、例えばハローワークとかそういうところに電話もかけながら、即時対応をしているというのがこの相談のやり方です。あと今回、特別にこの予算の中では、専門緊急相談会ということで、社会保険労務士と社会福祉士による専門の相談会、これは基本的には月2回ということで別途開催するという形で聞いております。
○稲森委員 分かりました。
今後少し考えてほしいなと思っていることがあるんですけれども、今、伊賀市でもそうなんですけれども、ベトナムの人が増えている割にベトナムの通訳人材が足りないという話をよく聞くんですけれども、その辺は課題としてはどういうふうに捉えているかということだけ、最後聞かせていただけたらと思います。
○阪課長 ベトナム語については、この4月から、MieCoの相談できる外国語の中に、新たにベトナム語も加えまして、相談の対応をさせていただいております。
○辻次長 外国人向けの行政のインターネットのホームページ、それをMie Infoというんですけれども、そちらがございまして、そちらにつきましては、ベトナムの方々の増加を受けまして、この4月からベトナム語でもホームページが見られるというような対応をしてございます。
○阪課長 MieCoでの相談もベトナム語も行っております。
○稲森委員 通訳が不足してくるというような課題について、どういうふうに捉えているかということを聞かせてもらえますか。今後も含めて。
○岡村部長 MieCoとしましては、11言語の対応の中でベトナム語についても対応していけると考えておりまして、おっしゃっているのが県内全般の話として考えているということにつきましては、今後の課題ということで、これから考えていく必要があると思っております。
○稲森委員 よろしくお願いします。
○中瀬古委員長 ほかに御質問はありませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
○中瀬古委員長 それでは、なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第103号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
第2 分科会(農林水産部関係)
1 議案の審査
(1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明(前田部長)
イ 質疑
○中瀬古委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。
○藤田委員 まず、新たな時代を切り拓く農林水産人材育成事業で、スキルアップを支援するというふうに書いていただいておりますけれども、具体的な内容をもう少しお話をいただきたいと思います。
○福島課長 新たな時代を切り拓く農林水産人材育成事業の内容について御説明させていただきます。
今回、コロナの感染拡大の影響を受けまして、消費の動向でありますとか、流通の仕組みなども大きく変わってきています。それらに対応できる人材育成をしていこうということで、内容としましては、まずITなどの活用をどのようにしていくか、それから、今回、ECサイトも立ち上げさせていただきましたけれども、ECサイトを通じて、自分たちの商品をどのように消費者の心をつかむような説明を行っていくかとか、あるいは、ウェブ商談も広がってきていますので、ウェブ商談の際のスキルや使い方といったことなども含めまして、これからの時代の変化に対応できる人材育成を行っていきたいと考えています。
○藤田委員 そうすると、対象になるのは、農林水産の生産者を対象にして、研修会か何か、そんなことをやるんですか。ちょっと具体的な内容が。
○福島課長 内容としましては、これまで集合研修で大勢に向けてやってきていたようなものも含め、オンラインでの研修を今のところは予定しております。それから、ある程度人数を絞った双方向の研修、その後、それら双方向の研修で学んでいただいたことをフォローアップするようなことも考えています。
○藤田委員 ありがとうございます。
そうすると、オンラインを中心にして今までの座学をやって、実際にいろんな体験もしていただくような方向でやっていただくということと理解をさせていただいて、ぜひとも頑張ってやっていただきたいと思います。
それともう一点、次代の農業を創る多様な働き方総合推進事業費ですか、この先進農機って何を考えてみえますか。
○近田次長 この次代の農業を創る多様な働き方総合推進事業の中の先進農機でございますけれども、自動操舵機能が付いたようなトラクターですね、こういうようなものを整備いたしまして、研修を行いたいと考えています。農業機械の操作といいますと、いろいろな、田植え機であるとかコンバインとかありますけれども、操作自体はやっぱりトラクターの操作が多分基本になってくると思いますので、そういったトラクターを導入したいと考えております。
○藤田委員 ありがとうございました。
以上です。
○稲森委員 新たな時代の地産地消・食育推進事業費のところを伺いたいんですけれども、今の予定でしたら、大体いつぐらいに子どもたちの口の中に入る見通しというか、スケジュール感があるのか教えていただきたいんですけれども、教育委員会とかに聞きますと、学校給食の献立を立てるのは大体2か月ぐらい前にはもう立てていてという話を聞いているんですけれども、その辺、今後調整していくことになるのかと思うんですけれども、そういう状況も踏まえて、今後大丈夫なのかと思いますので、その辺をお聞かせください。
○伊藤課長 事前に少し聞き取り的な調査を教育委員会を通してさせていただいた中では、早ければ7月にも供給いただきたいという御回答も頂戴しております。ただ、提供する食材の加工形態であるとか、ものの流し方、そういったものを含めて勘案した上で、できるだけ早い段階で供給できるような体制を取りたいと考えております。
○稲森委員 分かりました。これは本当に期待をしていますので、よろしくお願いしたいと思います。
それと、農林水産部の主になっている計画の中で、第3次食育推進計画というのが平成32年度までで計画があるかと思うんですけれども、この中に、学校給食における地場産食材の割合を31.2%から38%に目標を引き上げていくということや、これは以前も問題だというふうに言ったんですけれども、市町の食育推進計画の策定率というのが、三重県の場合、平成27年か28年の段階で41.4%ということで、これ全国的に見ても非常に低いところにあって、それを80%まで引き上げるという目標を立てているわけなんですけれども、こういう今回の県産の食材を入れようという機運ですとか、市町と連携してやっていこうという機運を、こういう食育推進計画のさらなる目標に向けた実現に向けて生かしていってほしいなと思っているんですけれども、今の食育推進計画の進捗状況というのはどうなっているかというのを聞かせていただきたいのと、今後、市町と一緒にこの辺取り組んでいく考え方があればお答えいただきたいんですけれども。
○福島課長 今年度、県の食育推進計画を見直す予定になっており、ちょっと今、具体的に会議がまだ開催できていない状況ですけれども、予定どおりに進めば今年度中に改定を予定しております。市町に対しましても、今年度新たに策定いただけるところ、目標としましては、3市町に働きかけを行っていく予定としています。
○稲森委員 市町の食育推進計画の策定というのは8割が目標なんですけれども、今、大体、もし分かったら、どれぐらいいっているか。
○福島課長 令和2年3月末現在で、全市町29のうち19が策定済みとなっており、策定率は今のところ65.5%となっています。
○稲森委員 ものが今売れないからこういう事業をやるということではなく、やっぱり息の長い取組として、地産地消、食育ということを進めていってほしいと思いますので、その辺も併せて期待をしておきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田部長 今回、補正予算で上げております部分につきましては、どちらかというと、先ほどおっしゃったように、滞留しておる県産品の販売促進のための緊急対策ということにしておりますけれども、これまでも食育の推進につきましては、市町の教育委員会などと連携して、新たな給食食材等の開発とかそういったことにも努めておりますので、これも一つの機会として、さらに児童・生徒の皆さんへの食育を進めていきたいと思っています。
以上でございます。
○中瀬古委員長 よろしいですか。
○稲森委員 ありがとうございます。
○下野委員 すみません、農業大学校のちょっと確認で教えていただきたいんですけれども、オンライン学習推進で139万7000円というところなんですけれども、個人的には、これ結構安いかなと思っていまして、今度議会とかも、Wi-Fi整備とかも結構な額かかるんですけれども、Wi-Fi整備とかも考えていらっしゃるんですか。あと容量とかもどうなんですかね。
○近田次長 この農業大学校運営事業費の中のオンライン学習を行うための施設整備でございますけれども、事業の中身としましては、例えば大画面の液晶モニターでありますとか電子黒板でありますとか、あるいはカメラ付パソコンですね。あと、貸し出し用のタブレットを幾つか用意させてもらいまして、一つは、農業大学生が集合学習できない場合に活用する、それと農業者の学び直し、リカレント研修などにも活用したいと思っていますし、それから、遠隔地の農業者が農業大学校に来られない場合、なかなか東紀州から来ていただくのは大変でございますので、そういった場合に活用したいと考えています。それからあと、大学校の入校希望者、こういったあたりのガイダンスにも活用したいと思っています。実際にWi-Fiの環境につきましては、ポケットWi-Fiみたいなものを整備しまして、環境を整えていきたいと考えております。
○下野委員 iPadとかポケットWi-Fiとかは、学生みんなにわたるんでしょうか。
○近田次長 事業の中身としましては、基本的には大学校内での施設整備というようなことを考えていますので、そのあたり、個々の大学生に向けての施設整備のほうまでは、この事業では考えておりません。
○下野委員 考えておりませんって、それ大学側が発信しても学生がそれを見れなきゃ意味がなくて、入校の案内もそうですけれども、ある程度、私、容量が一番気になっていて、こっちが三重県としては動画、クリアなものを発信していても、結構容量食うんですよね、。だから、学生に見てもらえなきゃ意味がないので、そういった意味で容量と言ったんですけれども、今後、授業もオンラインでやっていただくのはいいんですけれども、容量とか考えていただかないと、なかなか学生、遠隔地で見てくださいと言われても、結構な負担になってくると思います。そこら辺、きめ細やかに考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○近田次長 農業大学生などにもいろいろ聞き取りなんかをしまして、自宅の環境、そういうようなWi-Fiの環境なんかも聞き取った上で、ちょっとどこまでできるかというのが分かりませんけれども、きめ細かく対応していきたいと考えております。
○下野委員 ぱっと予算を見たときに少ないなと思ったのは、やっぱり見てもらう学生にも対応していかないと、県が発信しているだけで一方通行になってしまいますので、くどいようですけれども、双方向で勉強できる体制をつくってもらうように、学生のアンケートなり、Wi-Fi環境を整えられない御家庭もいらっしゃるかと思いますので、そこら辺しっかりとよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
○西場委員 木材確保施設の整備の内容についても、いま一度、説明をお願いします。
○横澤課長 林業・木材産業構造改革事業費、今回、増額ということで補正予算上げさせていただいています。背景といたしましては、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によりまして、林業、木材産業ですけれども、中国等への丸太輸出の停滞、あるいは資材難といったことで住宅建築の遅れ、そういったことがでてきていますよという状況がございます。それに伴いまして、在庫の増加ですとか入荷制限といった話も徐々に出てきているといった状況にございます。
特に本県、高齢化した人工林から生産される大径木、これ全国的な話ですけれども、主にこれまで中国、韓国等へ輸出されてきたというところがあるんですけれども、こちらが停滞しているということで、本県においてもこの大径木の行先が滞留していると、停滞している状況にあるということでございます。このため、この大径木に対応いたしました国内工場を施設整備するために、こういった必要な木材加工施設を整備する事業体に対して支援を行うと。そういった事業を国の予算を活用して行うというのが今回の内容でございます。具体的には、松阪市内にございます製材所におきまして、ツインバンドソー等々の施設整備を行うということがございますので、そちらに対して国費を活用して支援するということでございます。
○中瀬古委員長 ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
○中瀬古委員長 それでは、なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第103号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
ア 当局から資料に基づき説明(更屋副部長)
イ 質疑
○中瀬古委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。
○東委員 この三重県漁業協同組合連合会に補助金を出すということなんですが、この補正予算の額でいきますと、3億7800万円になるんですが、差額が270万円ほど発生していますが、これは何かに別途、使途があるんですかね、違ったかな。
もう一度申し上げます。水産物の関連で、積算基礎が水産物は3億7800万円と。食育が1400万円、畜産が4億9300万円で、水産が3億7857万2000円なんですが、このうち、三重県漁連に対して補助金を出す支給額がこの明示されている額なんですが、270万円ほど差額があるんですが、これの内訳を教えてほしいということが1つ。
それから、もう一つ申し上げますと、マダイですが、この三重県漁連が直接扱っている量は、県全体の養殖業のうちの大体半分ぐらいじゃないかなと思うんです。つまり、三重県漁連と直接取引をしている養殖業者と、それ以外の養殖業者がおられて、その人たちとの取引を具体的に、三重県漁連にお願いをするんだと思うんですが、その辺の状況を教えていただければと思います。
ちなみに、よく言われるように、友栄水産とか、それから貞丸水産、尾鷲物産、三共水産、水谷水産、熊野で一番大きいんですけれども、この辺のところは個人で販路を今まで開拓してこられた。しかし、100万尾ほど飼われているところもいらっしゃいまして、滞留の悩みは同じですので、その辺の御対応をお聞かせいただければなと思いますが、いかがですか。
○福島課長 まず、1点目、御質問いただきました差額があるというお話ですが、こちらは、食育教材をつくりまして、それはデジタル教材を考えておりますけれども、講師を希望いただける学校につきましては、魚食リーダーとかそういった方々を講師に派遣しまして、教材を使って、リアルに目の前でもお話しいただきながらというような授業を考えておりまして、そこの講師謝金や旅費などが含まれております。
○伊藤課長 個人事業者への対応ということで御回答いたします。
個人事業者につきましても、我々のいろいろ県の取組、あるいは国の取組を活用した中で、それらの事業者へのお声がけを積極的にさせていただいております。直販で御対応いただいた実績もございますし、あと、これからまた我々、コロナが回復期にあったときに、様々なプロモーションをしっかりと仕掛けていって、それらの事業者についてもしっかりと販路拡大ができるように取り組んでまいります。
○東委員 1点目は、水産に絡めたデジタル教材と食育に関する教材がその中に、270万円ぐらいに含まれているということですか。
それから、2点目は、三重県漁連にそのまま3億7000万円補助金を出すので、三重県漁連がその視野を広げて、個人事業者と直接調達するとか、そういう結構手間暇かかると思うんですが、その辺の調整も三重県漁連にお願いをするということで確認で、いいんですかね。
○福島課長 まず、食育教材は別途1490万円ほど上がっておりまして、そちらで肉と魚、併せて教材をつくります。今、委員に御質問いただいた200万円については、魚のほうの講師派遣の部分になります。また肉についても、別途予算の中にそういった方の旅費などを盛り込んでおります。
○伊藤課長 2点目の御質問ですけれども、三重県漁連としましても、自分たちの抱えておる養殖業者もみえますので、そこの取扱いと併せて、三重県漁連以外の部分についても、県も間に入りながら調整を図っていければなと考えております。いきます。
○東委員 養殖業者、三重県漁連以外の業者ということになると、これまで本当に御苦労が大変あったと思うんですが、こういった状況のコロナ対策ですので、公平感を持って、県がアドバイスしてサポートしていただければと強く思います。
以上です。
○中瀬古委員長 ほかに御質問はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○中瀬古委員長 よろしいでしょうか。
それでは、なければ、これで農林水産部関係の所管事項調査を終了いたします。
3 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長
中瀬古 初美