令和2年5月27日 議会運営委員会 会議録
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議会運営委員会会議録
(開会中)
開催年月日 令和2年5月27日(水曜日) 午前10時0分~午前10時41分
会議室 504議会運営委員会室
出席委員 9名
委 員 長 森野 真治
副委員長 石田 成生
委 員 津村 衛
委 員 稲垣 昭義
委 員 小林 正人
委 員 長田 隆尚
委 員 村林 聡
委 員 津田 健児
委 員 三谷 哲央
欠席委員 な し
委員外議員 議 長 日沖 正信
副 議 長 服部 富男
出席説明員 副知事 稲垣 清文
総務部長 紀平 勉
総務部副部長 松浦 元哉
総務部課長 富永 隼行
事務局職員 事務局長 湯浅 真子
事務局次長 畑中 一宝
総務課長 中西 秀行
議事課長 西塔 裕行
企画法務課長 枡屋 武
政策法務監 袖岡 静馬
委員会書記 議事課課長補佐兼班長 平井 利幸
議事課主査 岡野 俊之
傍聴議員 4名
藤根 正典
山本 里香
今井 智広
青木 謙順
県政記者 1名
傍聴者 1名
議題及び協議事項
1 「三重県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」について
2 提出予定議案について
3 日程について
4 議案聴き取りについて
5 先議議案の審議について
6 質疑・質問について
(1)一般質問について
(2)再質問、関連質問について
(3)議案に関する質疑について
7 請願・陳情について
8 請願の処理経過及び結果の報告について
9 意見書・決議案について
10 出席説明員について
11 全員協議会について
12 6月3日の議事予定について
13 県の出資等に係る法人の経営状況の説明について
14 令和2年年間議事予定の変更について
15 次回の議会運営委員会について
16 その他
(1)特別委員会の開催について
(2)その他
〔開会の宣告〕
1 「三重県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」について
資料1のとおり、議提議案第2号「三重県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」が提出され、条例案の内容について、提出者を代表して津村衛議員から説明がありました。
議提議案については、6月3日の本会議に上程することとし、津村衛議員が提案説明を行うこととされました。
2 提出予定議案について
予算1件、条例案9件、その他議案8件、報告21件及び提出1件の合計40件について、資料2-1のとおり、副知事及び総務部長から説明がありました。
なお、副知事から、「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」については、速やかに審議してほしいこと、追加の補正予算が提出予定であることに加えて、資料2-2のとおり「令和2年版成果レポート(案)について」及び「“命”と“経済”の両立をめざす『みえモデル』(仮称)について」、全員協議会の開催依頼がありました。
【発言】
○稲垣副知事 先ほど総務部長から説明しました議案のうち、【1】「令和2年度一般会計補正予算(第4号)」につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費で、早期に着手する必要がございます。つきましては速やかな審議を賜りますようよろしくお願いをいたします。
次に全員協議会の開催について、執行部説明会でご説明をいたしました、「令和2年版成果レポート(案)について」に加えまして、「“命”と“経済”の両立をめざす『みえモデル』(仮称)について」ご説明をさせていただきたいと考えております。
最後に新型コロナウイルス感染症対策については、国において第二次補正予算の検討がなされているところであります。つきましては、今後、追加の補正予算を6月定例月会議中に提出したいと考えておりますので、予算議案提出の際にはよろしくお願いをいたします。
【協議】
〇三谷委員 教育委員会の財産の取得で、三重県立高等学校における学習用情報端末の購入、1億9469万4500円ということなんですが、これ、iPadみたいなもんだろうと思うんですが、何台ぐらい整備されるんですか。
〇紀平総務部長 すみません。ちょっと台数までは把握はしておりませんので、申し訳ございません。
パソコンの購入費ということで聞いておりますけど、ちょっと台数が把握しておりますので申し訳ございません。
〇三谷委員 これパソコンで、iPadみたいなものではないということですね。
〇紀平総務部長 多分iPadも含んだパソコンだと思いますので、後で資料を出させていただきます。申し訳ございません。
〇三谷委員 後でお願いします。
3 日程について
資料3により、5月27日から6月30日までの6月定例月会議の日程が確認されました。
4 議案聴き取りについて
提出予定議案の聴き取りは6月3日に、資料4の日程案で行うこととされました。
また、聴き取り順序については多少の変更が生じる場合があることについて、了承されました。
5 先議議案の審議について
執行部から先議してほしい旨の申し出があった「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」については、補正予算の性格上、審議を急ぐ必要があることから、6月8日の本会議散会後、予算決算常任委員会及び予算決算常任委員会分科会を開催して審査を行っていただき、採決については6月10日の本会議一般質問終了後に行うこととされました。
なお、予算決算常任委員会における審査については、6月9日までに審査を終了するよう審査期限をつけることとされました。
6 質疑・質問について
(1)一般質問について
一般質問は資料5のとおり、3日間で質問時間は答弁を含めて1人60分程度、原則として質問者数は1日4名とすることとされました。なお、公明党、日本共産党及び草の根運動いがの3会派、4名の議員で、昨年度と同様、質問枠を30分に分割して質問を行うこととされました。加えて、30分に分割した一般質問の「みえ県議会だより」への掲載にあたっては、昨年度と同様、年1回の掲載とすることとされました。
これにより、6月定例月会議における少数会派の質問枠については、別紙のとおりとされました。また、6月10日の1番目を公明党、2番目を日本共産党とされました。
質問予定者については、6月3日の議会運営委員会で調整することとされました。
新型コロナウイルス感染症への会議の対応として、一般質問の際に、概ね1時間毎に10分の休憩を取ることとし、午後1時10分から再開することとされました。
また、質問通告の期限について、現在、申し合わせでは、質問日の前々日の午後1時までとなっていますが、この期限を1日早め、質問日の3日前の午後1時までとされました。
(2)再質問、関連質問について
再質問については、申し合わせどおり質問時間内で認めることとされました。
関連質問回数については、新政みえ6回、自由民主党県議団5回、草莽2回、自民党2回、公明党1回、日本共産党1回、草の根運動いが1回とされました。
なお、一般質問に対する関連質問は、申し合わせどおり答弁を含めて10分程度とし、あらかじめ通告書を各会派代表者の了解の後、提出することが了承されました。
また、申し合わせどおり再質問及び関連質問は議員発言用演壇から行うことが了承されました。
(3)議案に関する質疑について
6月3日の議会運営委員会において、質疑者、質疑順序等について調整することとされました。
7 請願・陳情について
提出期限は申し合わせにより、6月3日の午後5時までとすることが了承されました。
8 請願の処理経過及び結果の報告について
申し合わせにより、資料6のとおり、請願の処理経過及び結果の報告があることが了承されました。
9 意見書・決議案について
提出期限は申し合わせにより、資料7のとおりとすることが了承されました。
10 出席説明員について
6月3日の出席説明員については、知事、両副知事、危機管理統括監、並びに総務部関係職員に出席を求めることが了承されました。
11 全員協議会について
6月3日の本会議散会後、「令和2年版成果レポート(案)について」及び「“命”と“経済”の両立をめざす『みえモデル』(仮称)について」の2項目について、開催することとされました。
12 6月3日の議事予定について
6月3日の議事予定について、資料8の順序で取り進めることとされました。
13 県の出資等に係る法人の経営状況の説明について
県の出資等に係る法人の経営状況を説明する書類が6月定例月会議に提出され、議案聴取会において、関係部局からその概要説明を受けることとされました。
14 令和2年年間議事予定の変更について
5月13日の災害対策会議での決定により特段の事情がない限り、県内外調査を9月末まで見合わせて、7月から9月までの県内外調査を延期し、新たに11月9日から11月12日、11月16日から11月19日までを県内外調査の期間としたことと、「みえ高校生県議会」の中止を反映した議事予定を、資料9のとおりとすることとされました。
15 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、質問者、質疑者について調整するため、6月3日の議案聴取会終了後に開催することとされました。
16 その他
(1)特別委員会の開催について
6月1日の午前10時から、差別解消を目指す条例検討調査特別委員会が開催される旨の報告がありました。
(2)その他
小林委員から、文書質問について、「文書による質問に係る議会運営委員会の申合せ事項」では、文書質問の項目及び内容が、適時に回答を得なければならないものであるとされているが、その適時性の判断について、改めて確認をさせてほしい旨の発言がありました。
他の委員からは、文書質問制度は議会の活性化のために設けられた制度であるが、現状、あまり活用されていないので、活用に向けた前向きな議論が必要との意見。会派の中で小林委員と同じ意見が出ており、前向きな議論は必要だが、このタイミングで行う必要がある質問であったのかの判断が必要との意見。適時性については、1人会派から直接議長に出す場合はその議員の判断によることになるので、それぞれ議員の間で確認すべきという意見。議会の議論を活性化させるため、活用していけるような方向で議論すべきで、適時性の判断についてはまず議長が判断し、議長が判断に悩むときは議運で協議するという今のルールでいいのではないかとの意見があり、最後に日沖議長から、適時性については、気にするところもあったが、議会運営委員会の申合せ事項に沿って検討し、本人も適時性を踏まえた上で質問をしたいという意向があり、承認しないということに当たるものではないという判断を行い、知事に送付したとの発言がありました。
【協議】
〇小林委員 ご確認させていただきたいんですけども、文書質問制度に関することで、このことに関しては、議運で申合せ事項を決められてると思います。
その中の、5番目の文書質問書の知事等への送付というところの、5項目で、文書質問の項目及び内容が、適時に回答を得なければならないものであるという、決め事がされているわけですけども、あえて、どの質問がとは言いませんけども、この適時というのに当たっておるのかどうかという判断が、非常に微妙なことがあるんで、どの辺りが適時になるのかということを、改めてもう一回皆さんで確認をさせていただけたらなと思います。
〇森野委員長 ただいま小林委員から発言がありましたことについて、ご意見がありましたら、ご協議をお願いしたいと思います。
〇三谷委員 文書質問制度というのは国の質問主意書を参考にして、議会の活性化のために設けられた制度で、まだ十分に活用されていないというのが今の現状だと思います。
稲森議員が、特に熱心には取り組んでおられますが、その他の方々から文書質問が出たという例はあまり聞いておりません。
ですから、厳格に適用するという意見はわからないではないですけれども、今この際、議運で議論すべきは、もっと活用できるような、そういう方策はどうなんだろうかという、そういう前向きな議論を積極的に展開していただいた方がいいのかなと思っております。
〇長田委員 うちの方からも、実は小林委員と同じような意見が出ました。
三谷委員のおっしゃるように、当然前向きな議論をしていただくのは結構ですし、文書質問はする必要が当然あると思うんですが、このタイミングに果たして出さなあかん質問であったのかどうかの判断だけしていただければ、タイムリー性があれば幾らご活用いただいても結構だと思いますので、またその辺のところよろしくお願いしたいと思います。
〇津田委員 文書質問なんですけども、私1回もしなくて、あれなんですが、積極的にやっていただくとは言っていいと思うんですが、以前、文書質問の申合せの議運の議論の中に、多分三谷委員だったんですけども、途中から、会派の長を通じて議長に申し出てくださいというふうにルールが変更されました。
その趣旨は、適時性については、会派の長が判断するとまでは言えないけれども、期待するものがあって、会派の長を通じてというふうに、途中から変わっていったんですね。
自由民主党県議団だとか新政みえの場合は、会派が今のタイミング、これでいいかなっていうような話ができるんですけども、稲森議員のように、一人会派から直接議長に行ったときは、やっぱり自分の思い入れだとか、タイムリー性っていうのはその議員の判断によるところがありますし、質問する権利っていうのは最大限尊重されなければならないんだけれども、その文書質問書の中身、私もよくわからないところがあるんですが、議長のされた判断というの私はいいのではないかと個人的には思うんですけども、それぞれ議員の間で確認はすべきだなというふうに思いますので、ちょっと、資料等でまとめていただけるとありがたいなと。
〇稲垣委員 今、津田委員が言われたような形で、会派で一度チェックが入るのかもしれませんが、基本的には議長の方で、その適時性を含めて判断をいただいて、確か、議長で判断しかねるときは、議運の場で協議をするというふうな形であったかなと思ってますので、そのルールでいいのではないかなと。
ただ、先ほどありましたように、やっぱり議会の議論を活性化させるという意味では、それぞれが、前向きにというか、活用していけるような方向をしっかりこれから我々議論すべきであって、ルールとしてはそれでしっかり適時性の判断の形になってるのかなと思います。
津田委員が言われたように、個人によって適時性ってなかなか難しいところもあるので、そこは、先ほど言いましたように議会という場所ですから、議長、そして議長が判断に悩むときは議運という今、ルールになってるので、この中で、おかしな運用がされてたとは過去思いませんので、この流れでいいのかなと思います。
〇日沖議長 ただいまの件につきまして、承認させていただきましたのは、私でございますので一言だけ言わせていただきますけれども、小林委員、長田委員のおっしゃる適時性ということについては、確かにちょっと気にするところも正直ございました。
そういうところも含めて、この議会運営委員会の申合せ事項に沿って、我々なりに検討もさせていただいて、ご本人も適時性についても踏まえた上で、質問をしたいんだというご意見もございましたし、この申合せ事項に沿った中で、承認をしないということに当たるものではないという判断で、承認をさせていただいて、知事宛てに送らせていただいた次第でございます。今、この議運の場で、いろいろご意見をお出していただいております。
もちろん後々の参考にさせていただいて、より慎重に取り計らっていきたいと思っておりますので、また必要があれば、忌憚なくご指導いただきますように議運の場でも、よろしくお願いいたしたいというふうに思います。
〇森野委員長 ありがとうございます。
他に、ご意見ございますでしょうか。
なければ、今、議長からご発言いただいた通り、進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 森野 真治