令和3年7月27日 議会運営委員会 会議録
資料はこちら
議会運営委員会会議録
(開会中)
開催年月日 令和3年7月27日(火曜日) 午前10時7分~午前10時24分
会議室 504議会運営委員会室
出席委員 9名
委 員 長 小林 正人
副委員長 藤根 正典
委 員 津村 衛
委 員 石田 成生
委 員 村林 聡
委 員 長田 隆尚
委 員 舟橋 裕幸
委 員 三谷 哲央
委 員 中森 博文
欠席委員 なし
委員外議員 議 長 青木 謙順
副 議 長 稲垣 昭義
出席説明員 副知事 服部 浩
総務部長 高間 伸夫
総務部副部長 松浦 元哉
総務部課長 石黒 将之
事務局職員 事務局長 坂三 雅人
事務局次長 畑中 一宝
総務課長 西塔 裕行
議事課長 前川 幸則
企画法務課長 小野 明子
政策法務監 水谷 憲司
委員会書記 議事課課長補佐兼班長 佐竹 宴
議事課主幹兼係長 林 良充
傍聴議員 1名
山本 里香
県政記者 4名
傍聴者 1名
議題及び協議事項
1 提出予定議案について
2 本会議の開催及び議案の審議について
3 議案聴き取りについて
4 出席説明員について
5 8月3日の議事予定について
6 「映像及び音声の送受信(オンライン)による委員会参加に関する当面の留意事項」の一部改正案につい
いて
7 次回の議会運営委員会について
8 その他
〔開会の宣告〕
1 提出予定議案について
資料1のとおり服部副知事及び高間総務部長から説明がありました。
【発言】
〇服部副知事 今回、令和3年三重県議会定例会提出予定議案概要、追加提案その15といたしまして、議案第110号、令和3年度三重県一般会計補正予算第7号を提案させていただく予定にしております。
本補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、ワクチンの個別接種、職域接種を促進するための医療機関等への支援、それから感染拡大防止、生産性向上、業態転換に取り組む事業者への支援、外国人住民に的確に感染症情報を届けるための多言語での啓発等に要する経費でございます。
早期に着手する必要がございますので、速やかなご審議を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
2 本会議の開催及び議案の審議について
提出予定議案については、補正予算の性格上、審議を急ぐ必要があることから、会議規則第6条第4項の規定に基づき、休会の日である8月3日火曜日に、第4回緊急会議として定刻より本会議を開催し、審議することとされました。
次に、提出予定議案の審議については、知事から提案説明を受けた後、本会議を休憩して議案聴取会を開催し、その後、本会議を再開して議案に関する質疑を行った後、予算決算常任委員会に付託することとされました。
なお、予算決算常任委員会における付託議案の審査については、午後4時30分までに審査を終了するよう審査期限をつけることを8月3日の本会議において諮ることとされました。
次に、この提出予定議案の本会議での採決については、予算決算常任委員会終了後に議会運営委員会を開催して審議方法等を調整した後、本会議を再開して採決を行うこととされました。
なお、8月3日の議案聴取会終了後の議会運営委員会において、議案に関する質疑に関し、各会派の意向を確認し、質疑者、質疑順序等について調整することとされました。
3 議案聴き取りについて
議案聴き取りについて、提出予定議案については、資料2のとおり、議案聴取会を開催することとされました。
なお、議案聴取会は、議場で行い、執行部からの説明及び答弁並びに議員からの質問は、自席で着席のまま行うことが了承されました。
また、聴き取り順序については、多少の変更が生じる場合があることが了承されました。
4 出席説明員について
8月3日の出席説明員については、議案の提案説明の際は、知事、両副知事、危機管理統括監並びに総務部長の出席を求め、再開後の議案に関する質疑及び採決の際は、知事、両副知事、危機管理統括監並びに総務部長、医療保健部長、子ども・福祉部長、環境生活部長、地域連携部長、雇用経済部長、医療保健部理事、地域連携部国体・全国障害者スポーツ大会局長及び地域連携部南部地域活性化局長の出席を求めることとされました。
5 8月3日の議事予定について
資料3の順序で取り進めることとされました。
なお、第4回緊急会議における新型コロナウイルス感染症まん延防止のための対応は、従来どおりとすることとされました。
6 「映像及び音声の受信(オンライン)による委員会参加に関する当面の留意事項」の一部改正案
について
「映像及び音声の受信(オンライン)による委員会参加に関する当面の留意事項」については、資料4のとおり昨年11月20日の議会運営委員会で決定されたところでありますが、県庁のWeb会議システムがZoomに移行することに伴い、資料5のとおり一部改正を行うこととされました。
【協議】
〇村林委員 県庁自体が、まずZoomに移行するということなんですけど、主要な会議のそのソフトウェアを。これまでWebex Meetingsというのは、きちんとそのライセンス料を支払って、セキュリティの安全が確保できるから使用するという説明がありましたので、そのZoomの安全性というのはどのように確保されたという整理がついてそうなったのか、説明いただきたいと思います。
〇前川議事課長 当局から聞いておりますのは、昨年11月にこのWebex Meetingsと同じように公的な認証を受けたということでありまして、Zoomの方も同様のセキュリティが確保されたといったことで聞いております。
〇村林委員 ちょっと分からなかったのですが、公的な認証を受けるというのはどういう意味なんですか。
〇前川議事課長 FISC安全対策基準と申しまして、金融情報システムを構築する際の安全対策の共通指針の認証を受けたということを聞いております。
〇村林委員 それは、どこが認証しているのですか。国ですか。
〇前川議事課長 認証機関につきましては、把握しておりませんので、後程確認させていただきます。
〇高間総務部長 Zoomのセキュリティ機能につきましては、Webex Meetings同様の基準をクリアしており、その基準というのが、先ほど議事課長が申し上げた金融情報システムを構築する際の安全対策の共通指針でありますFISCの安全対策基準に適合してるというふうに聞いているところでございます。
そのFISCは、多分機関であるのだろうと思ってるんですが、そんな答えで申し訳ございません。
〇村林委員 FISCというものの信頼性を説明していただかないと。誰が認証しても、認証したっていうだけでは全く分からないわけです。その基本使用料が無料のものに関しては一般論として必ず何かしらのそうした情報提供であるとか、そういうものを対価として、基本使用料が無料になってるわけです。このWebex Meetingsというのは、詳しくは分からないけれども、何百万円というような単位のライセンス料を支払っておるからこそ、セキュリティが担保できるという説明を受けておるわけです。
今回、Zoomに関してはそのあたりのライセンス料をきちんと支払うとか、そういうことがあるとかですね、そういう説明があればいただきたいです。
〇高間総務部長 Zoomについて、1年間ライセンス料を払うということになってございまして、Webex Meetingsに払うライセンス料は、ほぼ金額的には相違ないということで聞いております。
〇村林委員 分かりました。そうするとなぜ2つ今度はあるのかという問題が出てくるとわけなんですけれども、2社に対してライセンス料を払うということについてどういう整理があるのでしょうか。
〇高間総務部長 もともとスタートは、Webex Meetingsで始まったんですけど、基本的な世界的にZoomが多くのシェアを占めており、たくさんの企業或いは団体、個人の使われる方が多く、Zoomが使いやすいっていう要望があり、それで令和3年度からZoomに切り替えようということで切り替えるのですが、ライセンス料は1年間ですので、去年、年度途中からWebex Meetingsのライセンス料を払ってますので、年度ではなく年間なので、去年、例えば加入が6月であれば今年の6月まで、去年7月入ってたら今年7月まで、そのライセンス料があるので、ある間は併存するというふうな形になると聞いております。
〇村林委員 これぐらいでやめときますけど、本当は切り替える時に切り替えるのが本当のような気がしますし、私はそのZoomというものは、噂でしか知らないですけれども、非常に情報漏えいの危険のあるソフトアプリであるというのが一種定評であり、このリモートワークが始まったときにZoomを公的な機関や企業が使うべきではないという論調を数多く目にしておるわけです。
それとは違うライセンス料をきちんと払って使うんだという説明を受けて少しは安心しましたけれども、私としてはまだ納得のいかないところがありますので、今後またいろいろな場で議論をさせていただきたいと思います。
〇石田委員 その続きで1点だけ確認をさせていただくと、Webex Meetingsのライセンス料が終わる時にはもう次は更新しないと。もうZoomだけにすると、そういう理解でよろしいですか。
〇高間総務部長 一本化する予定でございます。
7 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、提出予定議案の質疑者等について調整するため、8月3日の議案聴取会終了後に開催することとされました。
8 その他
去る6月29日の議会運営委員会において、小林貴虎議員の一般質問の発言の訂正について報告したところ、意見があった2点について、次のとおり対応することが確認されました。
まず、1点目の質問等の機会における執行部との関係の確認については、原則として、議員から執行部に対し、答弁内容を教えるよう求めないこと、また、執行部も議員から答弁内容を教えるよう求められても応じる必要がないことが確認され、各会派において周知することとされました。
次に、2点目の会議録と議会中継の映像に齟齬が生じることへの対応については、県議会のホームページに掲載している中継の映像において、会議録が訂正されていることが分かるよう、動画が掲載されている画面下に注釈を加えること対応することとされました。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 小林 正人