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令和2年4月24日 予算決算常任委員会教育警察分科会 会議録

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予算決算常任委員会教育警察分科会
会議録
(開会中)
 

開催年月日   令和2年4月24日(金) 午後1時57分~午後3時5分
会議室           502委員会室
出席委員       8名
               委員長          田中 智也
               副委員長      田中 祐治
               委員              平畑  武
               委員              石垣 智矢
               委員               藤根 正典
               委員               津村  衛
               委員              長田 隆尚
               委員              今井 智広
欠席委員   なし
出席説明員
   [警察本部]
        本部長                                      岡  素彦
        警務部長                                    宮関 真由美
        生活安全部長                                杉本 幸孝
        刑事部長                                     西本 茂人
        交通部長                                     伊藤 達彦
        警備部長                                     藤井 淳夫
        警務部参事官 会計課長                      栁生 裕也
   [教育委員会]
        教育長                                        木平 芳定
        副教育長                                      宮路 正弘
        次長兼総括市町教育支援・人事監(教職員担当)  山本 健次
        次長(学校教育担当)                            諸岡 伸
        次長(育成支援・社会教育担当)                  中野 敦子
        次長(研修担当)                                吉村 元宏
        教育総務課長                                 伊藤 美智子
        教育政策課長                                 上村 和弘
        教育財務課長                                 奥田 文彦
        教職員課長                                   中村 正之
        福利・給与課長                                青木 茂昭
        高校教育課長                                 井上 珠美
        小中学校教育課長                            大塚 千尋
        特別支援教育課長                            赤尾 時寛
        生徒指導課長                                 梅原 浩一
        保健体育課長                                 嶋田 和彦
        研修企画・支援課長                            石井 由美
        学校防災推進監                              今町 嘉範
                                                          その他関係職員
 
委員会書記   
        議事課    主幹兼係長  橋本 哲也
        企画法務課  主査     手平 美穂
傍聴議員   なし
県政記者   なし
傍聴者   なし
議題及び協議事項
第1 分科会(警察本部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第99号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
第2 分科会(教育委員会関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第99号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(警察本部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第99号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(岡本部長)
    イ 質疑

○田中委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

○今井委員 令和2年度三重県一般会計補正予算を出してもらいました。1つ目のところで、「留置施設における感染防止対策等」なんですけど、下では「感染予防のためのマスクその他の衛生用品の購入経費」を書いてもらってあるんですけど、上で言う感染防止対策等は何かハード的な整備があるのか、消毒液であるとか、そういったことなのか、内容をちょっと教えてもらっていいですか。

○宮関部長 御指摘の留置施設における感染防止対策等でございますが、1つは、そこに留置されている方々の布団を収納するところが、今押し入れのような形で複数人まとめて入れるようになっておりますが、それを1人ずつ区分するような工事をするものがございます。
 そのほかに、マスクですとか体温計、それから消毒器、そういったものを含めまして。最後に申し上げた消毒器は、共用している、複数人で使っているものを1人ごとに紫外線消毒をするための器械でございまして、そういったものを合わせて計上してございます。

○今井委員 それでは、留置施設のほうは留置されとる人たちの感染防止対策、下のほうのマスクその他の衛生用品の購入経費は、これも警察官の方並びにその対象者という、皆さんの分をおそろえいただくという形ですか。取調べとかとなると対象者がおるわけですけども、警察側のところだけなんか、両者ともということなんか。

○宮関部長 最初の留置施設における感染防止対策等のほうですけれども、そこには施設整備の分を計上しておりまして、看守も含めたマスクにつきましては、警察活動費の中に含んでおります。

          〔「対象者」「警察も」の声あり〕

○岡本部長 対象者というのは取り調べる被疑者とかですけども、現実問題は、基本的に相手に用意していただくのが筋なんですが、逮捕被疑者が持っていないこともあれば、あるものをつけてくれということも当然あります。

○今井委員 ありがとうございました。
 他県でも警察の方が感染されたという例がある中で、やっぱり三重県警察本部並びに警察官の方に感染を防止してもらうということはすごく、それでなくても、もし感染があった場合には、動きが取れなくなる期間、また、人が出てくることで、今回の新型コロナウイルス感染症対策において、警察の方に果たしていただく役割って本当に大きいと思うんですね。
 先ほども全員協議会でありましたいろいろ嫌がらせとか、そういうものに対するものであるとか、パトロールであるとか、そういったことは大事なので、当然留置施設、また、そういう相手、対象者への感染予防対策も含めてですけども、警察官の方の感染防止徹底をしていただき、また、そのための器材をしっかりおそろえいただきますようによろしくお願いします。
 その中でもう1点だけ。先ほどの全員協議会でもあったんですけど、新型コロナウイルス感染症に関する三重県緊急総合対策に関連することなんで、予算に直接関係しないんで申し訳ないんですけども、ゴールデンウイーク等、県外から多く人が来ることを危惧されておって、知事からも移動の自粛をお願いさせていただいておるところだと思っております。
 一方で、どうしても観光、また潮干狩りなども含めて、海の幸を求めて、山を求めてということで、多く来ることが予想される中、各自治体並びに管理者で、先ほどもあったように、テープで張って、駐車場を使えなくしたり、そういったことをやってもらうんですけども、やってもらうところが結構県内であると、私も伺っておるんですけども、一方で、そうなってくると、車を近くの止めてはいけない場所に止めていく可能性もあったりとか、そこで密接に人同士が3密を守らないような行動もあったときに、やはり警察の方のパトロールであったり、声かけがとても重要になると思うんですけども、改めてですけど、そういった対応も、要請があるところは当然として、また、警察本部でも各警察署で。どういった人がどういったところへ来るか、一番その地域の事情を知ってもらっているのは各警察署の方々だと思いますので、その方々も要請にとどまらず、警ら、パトロールを、範囲をお考えいただいて、行っていただきたいと思うんですけど、その部分をもしお答えいただければ。

○岡本部長 移動や外出の自粛要請に関して、警察本部がどのような協力をできるかという御質問だと理解していますけれども、1つは、今繁華街で先行しておりますけれども、知事などにより自粛の要請が出ている旨の声かけは知事部局とよく相談した上で、先方の求めに応じてしっかりやっていきたいと思っておりますし、そのやり方も、パトロールの警察官が声をかけるやり方もあれば、パトカーからマイクで呼びかけるとか、あるいは何か電光掲示で字が出たりするサインカーとか、場合によっては交通情報板で案内することもあり得ると思っております。
 一方で、警察本部が自主的にというか、進んでいくのかというと、基本的には自治体と足並みを合わせるべきだと思っておりますので、自治体の求めに応じてやり方を考えていくことになろうかと思います。
 ただ、一方で、留守宅にいる子どもが空き巣と鉢合わせになるという事例が結構頻発しておりますし、その他、新型コロナウイルス感染症に乗じた詐欺であるとか、そういった事案がございますので、そういったもののパトロールであるとか、呼びかけについては、当然のことでありますけれども、警察本部で自主的に、あるいは自治体にこちらから呼びかけをして、手を取ってやっていくという整理だと思っております。

○今井委員 本当に対応していただくことが多岐にわたって大変だと思うんですけども、先ほど申し上げたように、抑止力ということでは警察本部、警察関係者の方々の行動が自粛に参加をしてもらいやすくなるといいますか、不要不急の外出を避けてもらう上では暗黙の要請、啓発につながっていくのかなと思いますので、大変人手も限られておる中ですけども、感染防止対策は、今回の補正予算でもありますけども、こういったこともやっていただきながら、可能な限り県民のために対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

○田中委員長 ほか、御質疑はありませんか。

○宮関部長 先ほどお答えしたことでちょっと訂正をさせていただきます。

○田中委員長 どうぞ。

○宮関部長 申し訳ありません。
 留置施設における感染防止対策等、警察管理費の中の分でございますが、こちらは布団収納の区分化工事に係るものでありまして、その他マスクですとか体温計などにつきましては、下の警察活動費の中の一般警察活動費の中に分類されてございます。
 冒頭の答弁にて私が誤ったことを申し上げて大変失礼いたしました。以上のように訂正させていただきます。

○田中委員長 いいですか。
 ほかに御質疑はございませんか。

○長田委員 今回入るかどうか分からないんですが、例えば今回の新型コロナウイルス感染症の関係でいろんなメールが送られたり、ファクスが送られたりするようなことがあると思うんですけれども、その中で、サイバーパトロールといいますか、いろんなところをチェックしたりするところに対して人員を増やしたりすることがないのかとか、例えばドラッグストア等で、マスクに対していろんなもめごとがあったりするとかも聞いていますが、そのようなところに対する予算については、一般的な今までの計上予算の中でやっているのか、その辺のところをちょっと教えてほしいんですが。

○西本部長 今、委員お尋ねの関係ですけれども、サイバーパトロールは平時からやっております。これは生活安全部門ですけれども、いろんな書き込み、不法な法令違反のようなものがないかということはチェックしております。
 お尋ねの新型コロナウイルス感染症対策で増員をするのかですけれども、体制的には急に人を増やすことも困難ですので。ただ、頻度を上げるとか、例えばコロナというキーワード、そういうところでチェックをしているところでございます。
 また、もめごととおっしゃいましたけれども、ドラッグストアでマスクを買い求めて、実際に取り合いになるとかいうことは本県でもございます。まだ、大きな、全国的に報じられているような殴り合いのけんかで片一方が大けがをしたとか、そういうものはないですけれども、小競り合いのようなことはございます。
 これにつきましては、平素からやっておりますパトロール活動の中で対応ができておりますので、これがまだまだ、どんどん増えてくるとかいうことになれば、またそちら方面の体制を強化することもあろうかと思いますけれども、現状では、現体制で十分対応できていると認識しております。

○宮関部長 予算的な面から追加で御答弁申し上げます。
 本予算で計上していただいておりますSNSを使った子どもたちの性被害を防止するための注意喚起の事業でありますが、これは、もともとは長期の休み、夏休みですとか冬休み等に行うことを予定していたところ、今回、お子さんたちが、学校が休業になって、在宅してネット環境に接することも多くなろうというところで、被害の危険性も高まるだろうと考えまして、一部前倒しで予算を執行している取組がございます。

○田中委員長 よろしいですか。
 ほかに御質疑はありませんか。

          〔発言の声なし〕

○田中委員長 よろしいでしょうか。
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論      なし
    オ 採決      議案第99号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし
 
(休  憩)
 
第2 分科会(教育委員会関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第99号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(木平教育長)
    イ 質疑

○田中委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

○藤根委員 まず、最初のいじめ対策推進事業費についてなんですが、感染症に係るいじめや人権侵害等から児童生徒を守るためのネットパトロールで、現在実施していただいておる部分を強化するということなんですけども、中身的にどのように強化するのかを御説明いただけますか。

○梅原課長 これまでもネットパトロールについては実施をしておりましたけれども、従来のネットパトロールは、年に3回、1回平日15日間で、業者によって検索をしていただいております。その検索期間に検知された案件については、その後も継続して見ていってもらうことになっておりますが、従来のものは年3回です。
 しかし、このコロナのことについては、いつどういう形でいろんなものがネット上に上がってくるか分かりませんので、業者と契約次第、毎日検索していただくというものです。ですので、年3回とか期間を限定するものではなくて、年間通して毎日検索をしていただく内容にしております。
 以上です。

○藤根委員 ありがとうございます。
 午前中も話題になっておりましたけども、実際に感染症が県内でも広がる中で、児童生徒を含め、感染された方やその家族の方への、デマであったり誹謗中傷であったりがひどいんじゃないかということも聞かせていただいておりますので、やはり子どもたちの命を守るというか、そういう観点においてもぜひ。毎日していただけるようですので、その部分はしっかり頑張っていただけたらなと思っています。
 これに関わってもう1点なんですけども、予算とは離れてしまうか分かりませんが、今日も出てましたけども、予算としてはいじめや人権侵害等から児童生徒を守るためのネットパトロールということですけども、例えば教育委員会として、学校の児童生徒に対して、いじめや人権侵害に対してのメッセージ、今日も知事がしっかりとメッセージを出していきたいと言われておりましたけども、そこらあたりについての教育委員会のお考えはいかがですか。

○木平教育長 これまで、今般の新型コロナウイルス感染症の関係で休業に入る折とか、それから、再開に際してもですけれども、まず、各市町教育委員会でありますとか県立学校長に対して、今、委員がおっしゃったような、新型コロナウイルス感染症に関連して、感染された方とか、濃厚接触された方とか、あるいは医療に従事していただく方への偏見や差別が生じることがないよう、そういうところは断じて許されないということ、それから、そういったことについては、やっぱり学校で正しい知識に基づいて教えていくことについてしっかり周知をすること、それから、3月のときに、知事との連名になりますけれども、教育長名での子どもたちへのメッセージで、そういった点にも留意してほしいとお伝えしていますし、教育委員会としても、市町教育委員会とも一層連携して、留意して取り組んでいきたいと思います。

○藤根委員 ありがとうございます。
 ぜひ、これからの感染が落ち着いていく方向を願ってはおりますけども、引き続き県内でも感染者、特に子どもたちの感染者であったり、その保護者の方であったりということも想定されますので。子どもたちへのメッセージについても、知事からしっかり出していただけると言っておりましたので、それも踏まえていただいて、また、それぞれの学校でぜひ子どもたちに直接訴えていただけるような、あるいは保護者の方に直接訴えていただけるような取組をしていただけないかなと思いますので、よろしくお願いします。
 もう1点。情報教育充実支援事業費、オンライン教育についてなんですけども、これも家庭で授業が受講できるようにということで、機器の部分であったり、書画カメラの部分であったりを上げていただいておりますけども、新聞上では、例えば一部の私立学校とか、あるいは県立学校でも全国的にはいろいろオンライン授業が話題にもなってきておりますが、三重県の現状としてオンライン授業というか、そういうものがどういう状況にあって、この令和2年度三重県一般会計補正予算も含めて、今後の県立学校でのオンライン授業をどのような、時期的なことも含めて進めていくのかお考えを聞かせてください。

○諸岡次長 県立学校におけるオンライン授業ですけれども、先般、今年度の予算で、GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想(義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する5年間の計画)で整備を進めていただいてますけれども、これにつきまして完全に整備されるのは秋以降になるかと思います。
 しかしながら、こういう状況の中で、すぐに学習支援を進めるために、子どもたちにオンライン授業を進めることを考えております。
 今後の予定ですけれども、まず、今週及び来週に各学校でオンライン授業を試行することを考えております。それ以降、万が一この事態が長引くようなことがありましたら、各学校がそれぞれの学校の状況に応じて、大体の目安ですけれども、週3回、2コマずつぐらいの授業をしながら、かつ配付しているプリントとか、そういったものも踏まえて、より効果的な授業を進めていきたいと考えております。
 今現在そういった機材が、環境がない生徒もおりますので、そのために今回の新型コロナウイルス感染症に関する三重県緊急総合対策で御支援をいただいているところでございます。

○藤根委員 家庭的な事情もいろいろあろうかと思います。そういったところで教育の平等が失われるようなことがあっても困りますので、この予算を使って、子どもたち、生徒の皆さんがしっかりと同じ状況で県下一律に進めていけるように、できるだけ早い段階でそういう形ができるような体制づくりをぜひよろしくお願いします。
 以上です。

○田中委員長 よろしいですか。
 私から、いじめ対策推進事業費のことの関連で、少しだけしゃべらせてください。
 誹謗中傷とあるんですけど、やっぱりベースになっているのは差別や偏見だと思うんですけれども、それはもう教育委員会としても捉えてもらっていると思うんですけど、この国にとどまらず、世界的にも過去にも様々な感染症とかそういうもので差別や偏見というのがありましたよね。
 だから、今こそ、そこを日本として克服していく、また、三重県として三重の子どもたちがそういうことなく接してもらうような、ぜひ一度、三重県教育委員会として考えていただきたいと本当に心から思います。
 例えばがん患者に対する差別も企業側からあります。子どもの時代から、がんとともに闘うんだという意識を持ってもらうような教育をしてほしいなと思っていますし、疎まれるべきは病気そのものだけであって、人に対して同じような病気に対する感情を持たないようなことを、三重県教育委員会の独自のと言ったらちょっと言い過ぎかも分からんけど、急がんでもいいですけど、しっかり練ってもらった、そんな教育をぜひお願いしたいなと。この事業費の中では、なかなかそこまではできないと思うんですけど。コメントがあったら。

○木平教育長 ありがとうございます。
 本当に今この休業で、子どもたちに非常に厳しい思いをさせているということで、その中で、大きくはやっぱり学びを継続させていくことを一つの大きな責務だと我々は思っておりますし、今、委員長に御指摘いただいて、藤根委員にも御指摘いただいた、とりわけネット社会が進む中で、自分が思っていなくてもそういうふうなことにつながるとか、あるいはそのベースとしてより他人をおもんぱかるとか、自分も他人も大事にする気持ちがより一層大切だとか、そういったことをしっかり我々も認識して、今までの取組をベースにしながら、今回のことを踏まえて、いろんな事象も踏まえて、しっかり取り組んでいきたいと思います。

○田中委員長 よろしくお願いします。
 それでは、御質疑があればお願いします。

○石垣委員 先ほど藤根委員がおっしゃった情報教育充実支援事業費の部分で、週3回程度でオンライン授業を進めていく方針だと。来週から取りかかるということだったんですけれども、高校の単位の部分で、私の認識だと単位付与ができないようになっているのかなと思っておりまして、例えば授業をするに当たって、オンライン授業に出席しなかった生徒は欠席扱いだとか、そのあたりの部分で、例えばネット環境なので、もちろんつながらない子たちもやったり、いろいろと試していく上ではできていっても、最初の部分ではなかなかオンライン授業になじめない生徒たちもいる中で、このあたりは欠席扱いにするのかと。彼らの将来を決める、成績に関わってくる部分だと思うんですけれども、そのあたりのやり方や方法が具体的に決まっているのであれば教えていただきたいんですが。

○諸岡次長 文部科学省からも、今のこの事態を受けて、従来の出席に関する見方は一旦置きまして、学習の成果を重視することになっております。
 したがって、我々はこのようなネット環境で授業等することによって、子どもたちの学習の成果をきちっと評価していきたいと。その評価に基づいて単位の認定を行っていくと現在考えております。
 それから、環境がなくて、このことで不自由をするような生徒が絶対に生じないように、各学校で環境が整うまで、例えば個別に電話でしっかりと指示をしたり、より丁寧に紙等で支援をしたり、また、登校ができるようになったときにはこのようなものについて学校で授業を見たりとか、それから、来られない間も配信した授業について録画をしておりますので、DVDでそれを与えたりを考えております。

○田中委員長 いいですか。

○石垣委員 はい。

○平畑委員 特別支援学校のスクールバスの増便、この関係で質問させていただくんですけども、乗車率をおおむね50%以下で運行したいということですけども、現在は何%なんですか。

○赤尾課長 学校の乗車状況によっても異なってまいりますけども、多いところでしたら90%程度の乗車率のバスもございます。そういったところにつきまして、今回50%程度になるように車両を増便して乗車率の緩和に対応しております。

○平畑委員 ということは、5つのスクールバスというか、5つの学校があるわけですよね、この中で多いというか、50%を超えとるのは一体何校になるんですか。

○赤尾課長 今回5校を対象に増便をさせていただきます。

○木平教育長 補足させていただきますと、特別支援学校は分校も入れまして18校ございます。その中で、学校とやりとりさせていただいて、肢体不自由の方はベッドのバスがありますけれども、普通のバスで50%というのは2つのシートを1人で児童生徒に使っていただけるように調整させていただいて、そのことで対象になったのが18校のうち5校でございます。

○田中委員長 よろしいですか。

○平畑委員 はい。

○田中委員長 ほかに御質疑はありませんか。

○今井委員 まず、先ほど来オンライン授業のことがあったんですけど、来週から週3回ということですけど、今日この後議決されて、今その通信手段を有しない児童生徒への貸出しはいつぐらいにできそうなんですか。

○諸岡次長 最初に、訂正させていただきたい。今週と来週にかけて、各校で試行をして、ゴールデンウイーク明けから各校がそれぞれ何とか実施できるように向けて調整をしております。
 それから、生徒にそういったものを配置できることですけれども、今現在、市場に品薄感もありまして大変苦労しておるんですけれども、何とか少しでも早くということで調整しております。少なくとも5月中には、手元にない環境の生徒に届くように考えております。

○今井委員 商品がなければ、これはもうどうしようもないことなんだと思いますけど、全国的にみんな急いでやっとることだと思うので、調整もされるのか分かりませんけども、よろしくお願いします。
 もう一回、現状での休業期間を確認させてもらっていいですか。

○諸岡次長 現状は5月6日まで休業になっております。

○今井委員 休業期間が明けたらみんな学校へ行って勉強するんだと思いますけれども、5月7日以降は休業期間が明けたにしてもオンライン授業をやっていくということなのか、その後も学校へ行く日が減るということでいいのか。

○諸岡次長 休業期間が明けた後も、やっぱり感染を恐れて登校できない生徒もいるかと思いますし、学校には不登校傾向である生徒とか病弱で学校に登校できない生徒もおりますので、今回この培ってきたネット環境を利用したオンライン授業については、その後も有効に活用していきたいと考えております。

○今井委員 ですので、コロナに関わる部分とコロナに関わらず、今後も教育の仕方として、オンライン教育にも役立てていく、貸出し用ノート型パソコンと考えとってよろしいですか。

○諸岡次長 そのとおりでございます。

○今井委員 そうなると、どうしても既にある方と所持していない方、機械の性能がどうなのかとか、そういったこともあると思いますので。当然通信手段を有しない理由もいろいろあると思います。本当に家庭的な事情なのか、そういうのを今まで触ったことがない、あまり興味がないのか、いろいろあると思いますので、しっかりとその辺は調整しながら対象者を決めてもらいたい。一応予算ですので、この書画カメラ、またスマートフォン等は何台ぐらいって思ってはるんですか、それぞれに。

○諸岡次長 現在、スマートフォンも含めて自分のところにそういった環境がないと考えられる生徒が、これまでの先行する抽出調査の結果、例えばスマートフォンを持っていない生徒は全生徒の2%程度と見越しております。そのことを踏まえて、私どもといたしましては、県立学校の生徒のうちおおむね1000台前後と考えております。
 現在、各学校にそういった環境のない生徒がどれぐらいいるのか丁寧に聞き取りをしておりますので、それを基にまた整備をしていこうと考えております。

○今井委員 通信費はどうなるんですか。含まれるのか。これも貸出し用ノートパソコンの通信費が要るのかなと思うんですけど、そこまで見てあげるということなのか。通信費は本人持ちなのかって、その辺はどうなんですか。

○諸岡次長 これは、全国でも同じことが課題になっておりまして、今現在のところ、例えばご家庭のパソコンでありますとかタブレットを使っていただくのも、それから貸出し用ノートパソコンを使っていただくのも、通信費についてはご家庭の御負担と考えております。
 しかしながら、学習支援の狙いからいきまして、それが適切であるのかどうか考えて、今後国へも要望していかなければならないと考えております。

○今井委員 必要性と公平性があると思いますので、その辺もしっかり考えて、国への要望も含めてやっていっていただきたいなと思います。
 この部分で、こっちで頂いたこちらの総合対策では、先ほど全員協議会で小島議員も聞かれたと思いますけど、小中学校については国に要望すると書いてもらってあるんですけども、小中学校はもう市町に任せて、これは市町でやるべきことなのか、県教育委員会の主導で小中学校に関してもオンライン教育の設備を今所持していない方に関しては、これはどこが責任を持ってやるんですか。県教委が予算を確保するのか、各市町教育委員会の仕事なのか、その辺はどちらなんですか、小中学校に関しては。

○宮路副教育長 小中学校については、基本市町に負担をいただくというか、責任を持っていただくことになっていまして、今回、国のGIGAスクール構想のパソコン整備とかは、国にほぼ出していただいて市町が整備されますので。でも、各市町の状況によってですけど、現にオンライン授業を始めてみえる市町もございますので、そういうところは、うちも情報提供とかいろんな助言等しながら支援していきたいと思っております。

○今井委員 今まで、今後もやる予定でしたもんね。ですので、それのスピード感を上げてくれという要望やと考えとっていいですか。通信費とかもあると思いますので、その辺も含めてということで。分かりました。
 先ほど来あったいじめ対策推進事業費の中で、ネットパトロールを毎日検索してもらうということで、しっかりやっていってもらいたいと思っております。
 これに直接関わるかどうかなんですけど、県内でも10歳未満の小学生の方の感染が確認されたりということがあります。当然通われとる小学校とかがあると思うんですけども、ネット以外の部分ですよね。ネットはこういう形でしっかり強化してやってもらいたいんですけども、そのお子さんが通われとる学校との協議の場はどのような対応を。要はネットではなくクラスの中で、ないことを願いますけど、いじめとかうわさになってとか、そういったところをしっかりと大人がサポートしていかないといけないと思うんですけど、どこまで個人情報が県の教育委員会に、来とんのかどうか分かりませんけど、小中学校等で発生、小学生で発生しとる例が現実ある中で、その学校とどのように対応していこうかというのは、もう市教委にやってもらうことなのか、県教委も小学校のことに関してもしっかり入ってやっていくのか、その辺はどうなんですか。県立高校のことだけなんですか、いじめ対策推進事業費というのは。

○宮路副教育長 この事業費の検索は、小中高校、公立は全部含みます。今おっしゃいました10歳の子どもが感染されたことについては、市で既に対応いただいて、いろんな情報も頂いておりまして、保護者にはかなりきちっと丁寧に連絡もしていただいて、やっていただいておると聞いております。その情報はいろいろ共有しながら県もやっておりますけれども、そういう中で、委員がおっしゃるようないじめとか、そういうのにつながるような心配なことがあった場合には、スクールカウンセラーの派遣が必要であればすぐ派遣しますからと、県からも言わせていただいておるところでございます。

○今井委員 第一義的には市町教育委員会がいろいろ保護者や児童生徒に対応してもらうことだと思うんですけど、県教委としてもしっかりと。何校ぐらいあるか、これはもう今後発生しないことを願うばかりなんですけども、もしした場合にを考えて、県内で地域によって児童生徒数とかいろいろ事情も違うか分かりませんけども、やっぱり対応の仕方は一定、市町教育委員会並びに広域的に把握できる県教育委員会として、しっかりサポート体制の充実強化、また、基準を、基準といいますか、取組の中身というものは共有しながらやっていってもらいたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。
 2ページの一番上で、ここで言う「学校での感染防止対策を徹底するため」というのは、県立高校、県立特別支援学校のことだけと考えられるように書いてもうてあるんですけど、それでいいのかと、これまでもマスクとか消毒液等を購入するための予算を組んできとったと思うし、実際取り組んでもらっとったんですけども、これまでの分の予算は全部もう執行が終わって、新たにそれでもまだ必要な部分が出てきたので、今回補正で上がるということでいいんですか。要はこれまでの予算の執行状況はどうなっておるのかという部分で。

○奥田課長 今回の予算計上につきましては、県立高校を対象としてございます。
 前年度に300万円弱、補正予算として最終補正で計上させてもらっておったんですが、それについて足らない部分として今回計上させてもらっております。

○今井委員 それでは、最終補正でやった300万円弱の部分はマスクや消毒液等を全部購入できて、予算は使ってもらって、足らないので増額ということでいいですか。

○奥田課長 前回300万円弱でございまして、各高校に、登校される生徒に向けて消毒液を買う形で上げてございました。その分の購入ができたかどうかについては、ちょっと確認して。

          〔「最初は288万円」の声あり〕

○奥田課長 288万円余は消毒液として予算計上させてもらったんですが、それを買えたのかについては保健体育課で御回答させていただきます。

○嶋田課長 予算が288万5850円に対しまして、使っていただいたのが186万9976円でございました。

○田中委員長 288万円余の予算のところ180万何がしは執行したという。

○今井委員 100万円ぐらいは残っとるということなんかな。

○嶋田課長 そうです。学校によっては執行していないところもございましたので、そういったことになりました。

○今井委員 それは手に入らなくて執行できなかったことだと思うんですけど、それらを全部購入できたとしても、739万円分ぐらい、マスクや消毒液等の購入がさらに必要になるということで、今回増額ということでいいんですね。
 要は前の予算があって、予算執行状況がどうなんかというのは、我々が今後また予算を議決するに当たって、その辺の執行状況を。それでなくてもマスクや消毒液は品薄や、先ほどのオンライン教育の環境もそうだと思うんですけども。じゃ、今までの予算を全部使って、これから最終使っていく中においても、さらにこれだけ必要やということで、今回増額してもらうということでいいんですね。

○木平教育長 執行状況につきましては、今、課長が申し上げましたように288万円余りの予算に対して、4月15日現在で186万円強なんです。それは一方で、補正で議決いただいた予算について、全ての県立学校でアルコール、あるいはマスクの必要性についてちゃんと把握して、配分をさせていただいたんですけれども、残念ながら必要な部分が入っていない状況があって、申し訳ないですが、そういう状況になっております。それについても、購入を急いでおるところです。
 一方、今回予算計上させていただいた部分については、マスクなりアルコールなりの必要性の考え方も改めて補正予算も踏まえて整理をいたしまして、例えば特別支援学校でしたら介助に当たる教職員も手洗いに加えて、アルコール消毒が必要、とりわけ医療的ケアが必要な部分は各教室に、徹底的に守るために必要であるとか、マスクにつきましても、児童生徒の方々も基本、申し訳ないんですけれども、自分で用意していただくんですけれども、どうしても用意できなかったり、途中で汚れたりということがございますので、そういった部分についても、年間を通して必要な部分を見積もらせていただいて、今回予算を計上させていただいたところです。

○今井委員 それでは、最後にある県立学校児童生徒等健康管理事業費739万2000円とありますけど、この中には特別支援学校も入っとるということで、特別支援学校のみならず、県立学校全てで児童生徒の皆さんが持っていない場合、自分で用意できない場合はマスクを配付してもらうということでいいですか。もう一回確認を。

○嶋田課長 そのとおりでございます。

○今井委員 分かりました。
 本当に消毒液、マスクはなかなか手に入れるのも厳しい状況ですけども、現状としてマスク等がない子どもたち、また生徒の皆さんがおってもらうんであれば、やっぱり感染防止対策ということで大事だと思いますので、急いで、早く、以降も入るように御努力いただきたいと思います。

○木平教育長 今おっしゃった県立学校児童生徒等健康管理事業費の739万2000円の中には非接触型体温計も内訳としてございまして、やっぱり体温測定は基本になるんですけれども、児童生徒の中で、どうしても朝家庭で測れなかった部分についてとか、そういった部分にも対応したいということで計上させていただいております。

○田中委員長 いいですか。
 ほかに御質疑はありませんか。

○長田委員 高校生等教育費負担軽減事業費のことでお伺いしたいんですけれども、この中の「奨学給付金の要件を新たに満たすこととなった世帯」とあるんですが、奨学給付金の要件ってどんな要件ですか。

○奥田課長 今回の制度は、新しく今後1年間の年収が非課税になると見込まれる世帯の年収に該当する方を対象としてございます。
 一つの例で申し上げますと、御両親と子どもお2人の場合、年収として今後1年間の年収が270万円未満になる方が非課税になると、そういった年収に下がられる方を今回新たに支給基準として承認することを考えてございます。

○長田委員 今、1年間とおっしゃったんですが、これはコロナの関係でいつまで減収になるか多分、分からないと思うんですが、その辺の想定はどこまででどうするのか、また、想定と変わった場合はそれを取り消すのか、その辺はどうするんですか。

○奥田課長 文部科学省からのガイドラインは示されておりまして、直近の収入見込みも会社から給与見込みを出していただいて、例えば1か月出してもらった場合は、それを12か月、今申し上げた額を下回れば、支給は可能でございまして、委員がおっしゃいました、もしそれが変わった場合、改めてその方から戻してもらうかにつきましては、回答を照会したところ、それについては求めないと回答をいただいております。

○長田委員 よく中小企業なんかは1か月間のとか3か月間のとかあるんですが、それは今おっしゃった1か月でいいんですか。

○奥田課長 特にそこの給与見込みについては、何か月以上出しなさいというのはないんですが、私どもとしましては、2か月以上程度は出していただきたいと考えてございます。

○長田委員 考え方によって、2か月出すのと3か月出すので全然違ってくるんですけど、その辺の基準としては設けていないですか。

○奥田課長 今現在そういった基準は設けてございません。

○長田委員 そうすると、非常にファジーな出し方になってしまいますので、ある程度決まりを決めて出さんと。支給された方、されない方によって差が出るといけませんので、その辺はある程度きっちりしたことをしていただいてから出していただければと思いますので。出すことに反対は毛頭ございませんので、要件だけしっかりしていただければと思いますが、何かございますか。

○奥田課長 確認する書類としましては、家計急変が発生した証明書類を出していただくことと、家計急変前と急変後の収入の変化を証明する書類で、会社作成の給与見込みであるとか、直近の給与明細、あるいは税理士、公認会計士が作成した証明書類等を頂く形で、また、扶養世帯の人数であるとか、そういったことを総合的に全て集めさせてもらって、算定をさせていただきたいと思っております。

○長田委員 もし私が説明でそう受けたら、何か月取ったらええんですかと多分質問すると思うんですが、その辺の決まりはないんですか。

○奥田課長 今現在、そこについては要件を詰めておりまして、これを生徒の保護者に出す段階ではきっちりしていきたいと考えてございます。

○長田委員 それじゃ、出す段階までにきっちりしてください。
 それと、全然別の件ですみません。
 高等学校学力向上推進事業費の中にバスの増便が書いてあるんですが、「公共交通機関の路線に、バスの増便」と書いてあるんですけれども、これは高校生しか乗れないんですか、一般の方も乗れる捉え方になるんですか。

○諸岡次長 バスには幾つかの種類がございまして、高校生だけを対象にしたバスもございますが、一般の方も乗れるバスもあります。近くでいいますと、津西高校に向かっていく津駅前から出るようなバスも想定しておるんですけれども、こういったものが非常に様々な工夫をしても混雑しますものですから、増便を考えております。

○長田委員 ということは、これについては一般の方も乗れるバスの増便であるということですか。

○宮路副教育長 増便をするバスについては、高校生専用のバスと考えております。

○長田委員 何かこの説明書を見とると、特別支援学校費はよく分かるんですが、こちらから見ると、公共交通機関を増やすんかなと、それは関係ないということでよろしいわけですね。

○田中委員長 よろしいですか。

○長田委員 はい、結構です。

○田中委員長 ほかに御質疑はありませんか。

○今井委員 1点だけ、ごめんなさい。
 スクール・サポート・スタッフのことで教えてください。1ページの一番下。これは人件費になると思うんですけども、何人ぐらい配置されるんですか。

○山本次長 現在、県立学校において70名配置予定で、これは県立学校が70校ございますので、各校1名という積算で計上させていただいております。

○今井委員 その労働条件が、一人ひとりにどれぐらいは分からないですけど、先ほど全員協議会で、保健所がスタッフを募集しても、なかなか応募してもらえないということが、人手不足なのか、今現在、いつからこれをスタートするのか、というのは、5月7日以降のことなのか分からないですけども、なかなかスタッフの募集も大変だと思いますので、しっかり現状調査もしてもらいながら、人員確保も御努力いただきたいし、そのための労働条件といいますか、その辺のところも大事になってくると思いますので、しっかりと取り組んでってもらいたいです。

○山本次長 今、委員のお言葉を参考にといいますか、御指摘も受けて、人員の確保について最大限努力をしていきたいと思っております。ありがとうございます。

○田中委員長 ここで、1時間が経過をいたしました。換気のために5分だけ休憩をさせてください。暫時休憩いたします。

(休  憩)

○田中委員長 休憩前に引き続き分科会を再開いたします。

○奥田課長 先ほど収入基準のことで御説明申し上げた中で、一部訂正をさせていただきます。申し訳ございません。
 年収の見込額につきましては、国からガイドラインとしてございまして、会社作成の給与見込み等がなく、月額で推計することが困難な場合は、3か月の平均給与月額を12倍する形で算定する基準が示されておりましたので、訂正させていただきます。

○田中委員長 よろしいですか。
 ほかに御質疑はございませんか。

○長田委員 聞き忘れたんですが、さっきの高校生のバスの話なんですが、この6806万円余というのは、いつからいつぐらいまでを想定されておるのかだけお教え願いたいんですが。

○諸岡次長 まず10月まで見積もって予算を計上させていただいております。それまでの間で学校再開ができたときはもちろんのこと、途中で登校日等を設けられるようになりましたら、また、その分についてもこの分でお願いをしたいと考えております。

○長田委員 はい。

○田中委員長 長田委員、よろしいですか。
 ほかに御質疑はございませんか。

          〔発言の声なし〕

○田中委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論      なし
    オ 採決      議案第99号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし
 
〔閉会の宣言〕

               三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
                         予算決算常任委員会教育警察分科会委員長
                                        田中 智也

 

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