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三重県議会 > 県議会の活動 > 全員協議会 > 全員協議会議事概要 > 令和3年5月11日 全員協議会概要

令和3年5月11日 全員協議会概要 

■ 開催日時   令和3年5月11日(火曜日) 16時30分~17時12分
■ 会議室     議場
■ 出席議員   50名
          議 長 日沖 正信
         副議長 服部 富男
          議 員 川口 円    喜田 健児
             中瀬 信之    平畑 武
             石垣 智矢    小林 貴虎
             山本佐知子    山崎 博
             中瀬古初美    廣 耕太郎
             下野 幸助    田中 智也
             藤根 正典    小島 智子
             木津 直樹    田中 祐治
             野口 正    野村 保夫
             山内 道明    山本 里香
             稲森 稔尚    濱井 初男
             森野 真治    津村 衛
             杉本 熊野    藤田 宜三
             稲垣 昭義    石田 成生
             小林 正人    村林 聡
             谷川 孝栄    東 豊
             長田 隆尚    奥野 英介
             今井 智広    北川 裕之
             舟橋 裕幸    三谷 哲央
             中村 進一    津田 健児
             中嶋 年規    青木 謙順
             中森 博文    前野 和美
             山本 教和    西場 信行
             中川 正美    舘 直人
■ 欠席議員   なし
■ 県政記者   2名
■ 傍聴者     なし
■ 協議事項
1 新型コロナウイルス感染症対策について
 (1)時間 16時30分~17時12分
 (2)説明者
       知事           鈴木 英敬
       副知事          廣田 恵子
       副知事          服部 浩
       危機管理統括監    日沖 正人
     [防災対策部]
       部長           野呂 幸利
       副部長          井爪 宏明
                       その他関係職員
     [医療保健部]
       部長           加太 竜一
       理事           中尾 洋一
       医療政策総括監    杉本 匡史
       副部長          井端 清二
     [環境生活部]
       部長            岡村 順子
       次長(人権・社会参画・生活安全担当)   瀧口 嘉之
     [雇用経済部]
       部長            島上 聖司
       副部長           松下 功一
       次長兼太平洋・島サミット推進総括監    大西 毅尚
(3)説明内容
    別添資料のとおり(資料はこちら
(4)質疑の概要
○石田議員 今回、まん延防止等重点措置適用で北勢12市町が指定された。昼間からのアルコールの提供をやめてください、カラオケを使わないでくださいと事業者向けに協力要請を行っており、カラオケ大会を行うことは駄目なのではと思うが、既に経費をかけてカラオケ大会を準備している者が中止しようとする場合の支援策、協力金が読み取れない。何らかの支援はないか。
 
○野呂部長 今の段階で、まん延防止の対処方針の中では、カラオケ大会をやめなさいという部分は入っていない。緊急事態宣言とは少し違うので厳しい要求はされていない。そこに対する支援策というのは、我々の方で持ち合わせていないというのが現状である。調査させていただいて、何ができるかということは考えさせていただきたい。一方、カラオケだけが悪者ではないが、やめてくださいということは別にして、感染防止対策をしっかりしていただきたい。
 
○石田議員 中止はしなくてもいいという解釈でよいか。
 
○野呂部長 中止をしなくていいかどうかだが、まん延防止の対策の中には、ここの部分が入っていないということである。だから、県が許すとか許さないかとかではなく、リスクがあるのでやめていただきたいということはなかなか言えないが、様々なことを考えると、本当に大会が今開かれる必要があるのかを自ら考えていただきたいと思う。
 
○石田議員 カラオケ大会を自発的にやめていただくことはありがたい話であるが、やめることによって、例えば売上げで一定の利益を得る人もいるし、チケットの売上げの返金もしなければいけない。今から準備してやろうとするところはやめることによって何も経費がかからないが、すでに準備されて、自発的に感染防止のために協力をいただくということに対して何らかの手立てを考えていただきたい。
 
○野呂部長 先ほどの対応の中で発表した、例えば国における支援金、これから国が出される支援措置等を研究しながら、何ができるかを考えさせていただきたい。
 
○石田議員 ぜひ考えていただきたい。感染が始まってから、いろんな業態に対して、なかなか想定が及ばない中で、例えば文化的な活動をストップすることに対して協力いただいた。今回もそれにあたると思うが、ぜひ先ほど申し上げた御検討をよろしくお願いしたい。
 
○今井議員 入院調整中患者・自宅療養者へのフォローアップということで、まず、パルスオキシメーターの配付は、三重県全体で四日市市を含めてやっているのか、四日市市は四日市市でやっているのか。あと、食事の配送は、病院療養中の方も自宅療養中の方も全てしていただくと思うが、事業委託等どこが実施するのか。
 
○中尾理事 入院調整中患者・自宅療養者へのフォローアップは、四日市市も含めて全県的に行っている。食事の配送は事業委託である。
 
○今井議員 29市町全て滞りなくやっていただくということで、感染者数が日々増えていく中で、適切な委託をしていかなければならないと思うが、その辺は大丈夫な体制となっているか。
 
○中尾理事 食事については委託で、パルスオキシメーターについては直接対応している。委託についても適切に行っている。
 
○今井議員 高齢者を対象としたワクチン接種に協力していただける医療従事者の確保を速やかに検討するとあるが、医療従事者の確保は県が責任をもって行うのか。
 
○中尾理事 ワクチン接種に協力していただける医療従事者の確保については、基本的に、高齢者の住民接種は市町の方が熟知していることから、医療従事者の確保は市町が行っている。なおかつ、7月中の接種完了を目指して市町がいろいろ御尽力いただいている人的リソース以外に、県としても独自にワクチン接種に従事する医療従事者を別に確保していくということで、そういう意味では県が責任をもって確保していく。他にも整備体制を市町以外で整備することも含めて検討していくというような形で考えている。
 
○今井議員 県内市町の中には、医療従事者の確保がなかなか大変なところもあると聞いている。しっかりと、市町と連携しながら県の力を発揮していただきたい。また、影響を受けることになる酒類販売事業者等に対して支援を行うとあるが、これは本当にありがたいことだと思うが、ここの部分に酒類製造事業者が入っているのか。
 
○島上部長 含むような形で検討できないか鋭意精査中である。
 
○今井議員 ぜひ、お願いしなければと思う。1番最初の製造元も三重県にとって大切な財産であるので、前向きに検討をお願いしたい。最後に、まん延防止等重点措置区域は5月31日までということで12市町が対象となっているが、病院の病床占有率等を勘案して、それ以外の地域を追加で指定したり、また、感染が縮小したところを対象地域から外すことは5月31日までにあり得るのか。ここ最近、熊野市等で感染が増えているが、医療資源的に心配な面がある。そういった対象地域の拡大や縮小については、どのように考えているのか。
 
○野呂部長 我々が国と話を始めてから、いろいろと協議をしている。やはり、一部の地域で急速に感染症数が増えることもあるので、最初はそういうふうにならないよう取り組むことが大事である。しっかりと見ながら、国とも協議をしながら、一時的なものでどこまで対応するのかということもある。なかなか先が見通せない状況で、かといってずっと放っておくと問題になるので、まん延していく直前にあるかどうかをしっかり考えながらやっていきたい。減る方については、感染者数が減ったからといってそのまま減っていくというわけではなく、今の感染状況も減ったり増えたりという状況なので、減ってくる方はしっかり見ながら、増えてくる方は臨機応変と言いながら先を見据えてしっかりと見ていきたい。
 
○今井議員 日々見ていただくということなので、期待をさせていただく。県民の皆さんから、なぜ12市町だけなのかという意見を受けているのも事実であり、きちんと説明できる基準を設けていただければと思う。見直しについても適切に検討していただきたい。
 
○山本(佐)議員 まん延防止等重点措置区域において、時短営業をしている店かつ酒類販売、カラオケを提供していないという要件を満たして支援金の対象になる。時短要請になっていない、つまり元々午後7時とか午後6時までに閉店する店でも酒類を提供しているところがある。そういうところは、まん延防止だと昼間からお酒を出せなくても、時短要請の対象ではないので支援金の対象にならない。酒類販売事業者への支援を行うとなっているが、今申し上げたようなお店への支援はどうなっているのか。
 
○島上部長 御指摘のとおり、時短要請協力金の適用の対象とならない事業者でお酒の提供やカラオケの自粛をしている事業者に対して何らかの措置を行うことができないかということだが、その辺については今後どうしていくのかという点を、しっかりと御意見を聞きながら検討してまいりたい。
 
○鈴木知事 時短要請協力金のスキームでは、おっしゃった店舗は対象にならないが、今日配らせてもらった資料2-2に月次支援金というものが書いてある。これは、飲食店と関連のある関連事業者等で売上が減少した業者に対して支援を行うスキームで、営業時間が昼間だけかどうかは関係ないので、月次支援金の中で支援をしていくことを検討していきたい。
 
○山本(佐)議員 この月次支援金のスキームは勉強して紹介させていただければと思う。ただ、今回、まん延防止等重点措置の適用で、時短要請は前からなのでお酒を出さないということが大きな変化であるが、お酒を出していないのに時短営業じゃないがために支援の対象にならないのかということの納得いく説明を店舗の皆さんはいただきたいのではないか。したがって、後で結構なので詳細を教えていただきたい。
 
○濱井議員 指針の中に毎回出ているが、県外からの訪問について現実を見ると相当な数の人が来ている。そういったことを見ながら、他府県に対してどのような対応をとられているのか。
 
○野呂部長 おっしゃるとおり、今回のゴールデンウイークにおいても、県外ナンバーをたくさん見たという話を聞いている。東京からというわけではなく、愛知県からとか関西圏からとかが言われている。東海圏という枠組みの中で、愛知県、岐阜県とも連携しながら、我々も県外に出ないように取り組んでおり、愛知県、岐阜県においても同様に一体となって取り組んでいる。当然ながら関西地域の都道府県においても同様に取り組んでいる。一方、我々ができることは、お願いしていく。例えば、県土整備部の方で、土日を中心に、昨年同様にパトロールという形で河川等においてバーベキューを行っている方々に啓発をしながらお願いをするなど、やれることをしっかりとやっていきたい。
 
○濱井議員 知事にお聞きしたいが、東海3県で協力していくということだが、確か岐阜県知事は「来ないように」という発言があったと思うが、知事は同じように三重県に入って来ないようにという発言をしていると思うが、そこら辺が見えてこないがいかがなものか。
 
○鈴木知事 先程、野呂部長から説明した資料2-1の1ページの1番下の方にもあるとおり、記者会見で述べさせていただいている。報道機関によって取り上げていただけるかというのはあるが、県としても、私としても、県外の皆さんに往来についての注意喚起をしっかりと行っているつもりである。


 
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