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三重県議会 > 県議会の活動 > 全員協議会 > 全員協議会議事概要 > 令和3年6月30日 全員協議会概要

令和3年6月30日 全員協議会概要 

■ 開催日時     令和3年6月30日(水曜日) 11時21分~12時0分
■ 会議室       議場
■ 出席議員     50名
            議 長 青木 謙順
            副議長 稲垣 昭義
            議 員 川口 円       喜田 健児
                中瀬 信之     平畑 武
                石垣 智矢     小林 貴虎
                山本佐知子    山崎 博
                中瀬古初美    廣 耕太郎
                下野 幸助     田中 智也
                藤根 正典     小島 智子
                木津 直樹     田中 祐治
                野口 正      野村 保夫
                山内 道明     山本 里香
                稲森 稔尚     濱井 初男
                森野 真治     津村 衛
                杉本 熊野     藤田 宜三
                石田 成生     小林 正人
                服部 富男     村林 聡
                谷川 孝栄     東 豊
                長田 隆尚     奥野 英介
                今井 智広     北川 裕之
                日沖 正信     舟橋 裕幸
                三谷 哲央     中村 進一
                津田 健児     中嶋 年規
                中森 博文     前野 和美
                山本 教和     西場 信行
                中川 正美     舘 直人
■ 欠席議員    なし
■ 県政記者    なし
■ 傍聴者     1名
■ 協議事項
1 新型コロナウイルス感染症対策について
 (1)時間 11時21分~12時0分
 (2)説明者
          知事                        鈴木 英敬
          副知事                      廣田 恵子
          副知事                      服部 浩
          危機管理統括監                日沖 正人
     [防災対策部]
          部長                        野呂 幸利
          副部長                      井爪 宏明
                                     その他関係職員
     [医療保健部]
          部長                        加太 竜一
          理事                        中尾 洋一
          医療政策総括監                杉本 匡史
          副部長                      井端 清二
     [雇用経済部]
          部長                       島上 聖司
          観光局長                    小見山 幸弘
          副部長                      松下 功一
          次長兼太平洋・島サミット推進総括監   大西 毅尚
          次長(観光局)                  寺本 久彦
(3)説明内容
  別添資料のとおり(資料はこちら
(4)質疑の概要
○石田議員 説明はなかったが、別冊で事業者向けの支援策一覧をもらっている。数々の支援を実施した、また進行中であると思う。その中で番号15、16、17については先着順という支援の仕組みであるが、募集期間がまだ残っているにもかかわらず、予算の枠がいっぱいになったので打ち切るという趣旨である。特に16番は募集終了と書いてあるが、もともとの申請期間はもっと遅くまであったが、もう予算がいっぱいになったという趣旨だと思う。雇用経済部にも問い合わせが行っていると聞いているが、私にも、これをお願いしたかったが募集終了してしまったと複数問い合わせもいただいており、不公平感が満載となっている。ぜひ迅速にこの支援策を受けたいという事業者に向けての対応を次の手として打っていく必要があると思うが、いかがか。
 
○島上部長 御指摘の補助金については新型コロナウイルス感染症感染防止対策強化推進補助金と思うが、基本的には申請受付を7月30日まで予定していたが、想定を上回るペースで申請があり6月25日で終了させていただいた。非常に高いニーズがあったと推察しているので、今後の感染状況を踏まえ、こうしたニーズや別途行っている飲食店のあんしんみえリアの普及等とあわせ、今後どうしていくかの検討を視野に入れ、取り組んでいきたい。
 
○石田議員 他のものと兼ね合わせてという答えであったが、この支援事業だけで考えていく必要もあると思う。想定内で予算を組んだわけだが、想定以上のニーズがあったわけだから、想定外のことの対応をぜひしていただきたいので要望する。
 
○今井議員 県民の方からよく問い合わせをいただくことで、飲食店について7月1日からすべての時短要請もなくなる。外で食事をする場合になるべく普段一緒にいる人と行うとか、適度な酒量とするとあり、飲食店以外でも人数や長時間となる飲食は感染率が高まると書いてあるが、大体基準として三重県が考えるものはどれぐらいなのかをお教え願いたい。企業によってとか、それぞれで決めてもらっているルールもあると思うが、大体どれぐらいを目安と考えたらいいのか教えてほしい。
 
○野呂部長 当初から人数は何人だという話はある。一時期、飲食で4人ではないかという話もあったが、4人が良くて5人が駄目という論理でもない。いずれにしても感染防止を行うという中でやっていただくということであり、今までの経験則でたくさんの人数が集まるとどうしても騒いでしまうということがある。そこは三重県が4人までいいですよ、10人までいいですよということではなく、その状況をしっかり考えていただいて、当事者が御判断いただくのが一番感染防止に自覚を持ってやっていただけると思っている。三重県としては決めずにやらせていただきたい。
 
○今井議員 なかなか人数を決めるのは難しいと思う。三重県が大事にしている人権とか差別とかに繋がりかねない。皆さん悩んでいる。それぞれが決めることであるとは思うが、見る人によっては、6人で食事しているのを見た人があれは多いんじゃないかとか、いろいろあると思うので聞かせてもらった。
 
○田中(智)議員 リバウンドアラートについて少しお伺いしたい。17人以上という形で設定をいただいたが、今後県としてはどういうふうに活用したり扱っていくのか。
 
○野呂部長 この17人以上というのは、我々三重県にとって今まで短い期間ではあるが非常に有益な経験をしたので、しっかり利用しないといけないと思っている。リバウンド防止の時は、短い期間で営業時間の短縮も大幅に解除して増えることを懸念するため、2日間17人以上となった場合はすぐに時短要請に持っていくという厳しい措置を考えていた。そこは30日をもって過ぎたので、もしこの数値が出たら今までの経験則からいくと2週間先にはかなり感染拡大するということがある。我々としてはその状況を踏まえて、すぐ時短要請ということではなく、知事の臨時記者会見をさせていただくなどして、皆さんに大変なことになっている、17人が続きましたということを第一にやらせていただく。その時の状況を踏まえて何が必要なのか、飲食が多いのか事業者が多いのか、もしくは県外由来なのかをしっかり迅速に判断して適切な対応を行いたい。
 
○田中(智)議員 過去の経験値としてという形でそれは理解する。ただそれはあくまでも経験値であって、科学的な根拠に基づく数字とまでは言い切れないのではないかと思う。
 
○杉本総括監 まず国の単位でいくと、1週間あたりに15人以上とかでならした数字で警戒を発するというものがある。ただ、第3波、第4波においては、それでは遅い。一方、1日当たりの感染者数が15人とかは20人といったものを指標として対応する場合もあるが、これに関しては、1日だけの数字というのもばらつきが多いといった事情がある。なぜ17人かというとおそらく三重県の事情になるが、2日連続と規定することによって、例えば第3波、第4波の回復傾向の時にでもあった20人ぐらいのものを、ちゃんと排除しながら上り坂になってるところを捉えることができると考えているので、ある程度データに基づいて科学的に判断させていただいたといったところが一つの根拠になる。
 
○田中(智)議員 考え方は否定するものではないが、2日間続いて16人出た場合は、後に感染者が増加しないのかというと、もしかしたらするかもしれないという部分は多分にあるわけで、そのあたりのところも考えたりすると、17人という微妙な数字をバシッと出すと、その数字だけが独り歩きするのではないかという心配がある。
 
○杉本総括監 これは旧来の既にあるモニタリング指標と合わせて考えていくところであり、全国的にも使われている数字の中で三重県独自の特性ということで17人以上2日間という形で合わせて考えていくと捉えていただくと、決してこれが出ていないから警戒しなくていいということでは一切ないので、もうこれが出たら2週間、3週間の間にかなり強い感染拡大が起きるだろうといったところを警戒する指標であると理解していただきたい。
 
○田中(智)議員 総合的に見られる県民の方々ばかりではないのではないかという心配があり、17人という数字が独り歩きしないよう、県としての今後の情報発信や警鐘を鳴らす時には慎重にしていただきたい。
 
○小林(貴)議員 資料3の28ページの第4波の感染状況(県・政府モニタリング指標)のところと、資料1の15ページの関係でお伺いしたい。6月17日の時点ですべて県指標内に収まっていたわけだが、29日の時点では5番の直近一週間と先週一週間の比較だけが1.5倍ということで、ステージⅢ相当に増えているという状況が確認される。1週間ずつ作っているわけなので、6月17日の次が6月24日で計算することで0.8%ということで、25日の前兆が若干見えるのかなというところだと思う。25日に22人発生して1.5倍になったわけだが、この先今の状況で進んでいくとおそらく7月3日に一を割るのではないかと思う。その時点で、すべての段階において県指標内に収まるということだと思うが、その時点で数字は全部注意レベルに収まったということで発表なり見解なり、どう出される予定があるのかお伺いしたい。
 
○中尾理事 29日の時点では1.5倍というような状況であるが、これまでの推移を見ると、一定の期間で25日以降は5人以下で推移しているので、そのままいくとすべて収まるという状況である。モニタリング指標がこれまでも全体としてとらえていたので、ここですべてが基準内に収まったからということで、何かそれを契機に会議などで決定というようなことは考えておらず、リバウンド期間は終了としたので、その後推移を見守るというような状況で考えている。
 
○鈴木知事 多分早晩7月3日にはそうなると思うので、その時に何か措置を変えるとかということはおそらくないと思うが、一つは議会でもお認めいただいた県民の皆さん限定の県内の観光クーポンのスタートは、ステージⅡ以下になっているということを確認した上で、スタートしていきたいと考えているので、今の措置を何か変えるということよりは、次に県内での観光というところの判断にしっかりこのデータを見ていきたい。

 
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