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予算決算常任委員会総務地域連携デジタル社会推進分科会
会議録
(開会中)
開催年月日 令和3年11月26日(金曜日) 午後4時38分~午後4時52分
会 議 室 301委員会室
出 席 委 員 8名
委 員 長 森野 真治
副委員長 石垣 智矢
委 員 川口 円
委 員 山本 里香
委 員 藤田 宜三
委 員 舟橋 裕幸
委 員 中森 博文
委 員 舘 直人
欠 席 委 員 なし
出席説明員
[総務部]
部長 高間 伸夫
副部長(行政運営担当)兼コンプライアンス総括監 後田 和也
副部長(財政運営担当) 松浦 元哉
人事課長 髙濵 公生
財政課長 石黒 将之
企画調整監 中村 元保
その他関係職員
[地域連携部]
部長 山口 武美
副部長 竹内 康雄
地域連携総務課長 佐藤 史紀
その他関係職員
[デジタル社会推進局]
局長 三宅 恒之
副最高デジタル責任者兼副局長 横山 啓
デジタル戦略企画課長 大坪 恵子
その他関係職員
委員会書記
議事課 主幹兼係長 大西 功夏
企画法務課 主事 水谷 健太
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 1名
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会
1 議案の審査
(1)議案第163号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第14号)」(関係分)
(2)議案第170号「知事及び副知事の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例案」
(3)議案第171号「職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会
1 議案の審査
(1)議案第163号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第14号)」(関係分)
(2)議案第170号「知事及び副知事の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例案」
(3)議案第171号「職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」
ア 当局から資料に基づき補充説明(高間部長、山口部長、、三宅局長)
イ 質疑
○森野委員長 それでは、御質疑あればお願いいたします。
○山本委員 条例案の議案第171号ですか、職員の方、会計年度任用職員や再任用職員の方も含めてということで減額になります。会計年度任用職員の方などは移行のときにボーナスをつけるので、月々の勤務日数調整などをして、月給といいますか、現実の月給を減らすようなことが前回ありましたよね。そういうことも考えると、大変残念なことだと思っています。
確認をしたいです。職員の給与を減額する分が総額16億円ということで聞いていますけど、16億円をもし皆さんがボーナスで受け取られて地域で使われたら、どれぐらいの経済効果があるんですか。
○森野委員長 どなたか。
○高間部長 経済効果と言われると計算式とかがあるかも分かりませんけど、少なくとも全額使ってもらえれば、16億円のお金は地域に落ちるというお答えしかできないので申し訳ございません。
○山本委員 もちろん数字上はそうだけれども、公務員の皆さんがもし全額使っていただければということで、それは分かりませんけど、そういうようなこともしながら、この16億円が16億円以上になるとは思うんですね、その波及効果というのは。そういう使い方で地域を元気にするということを今一生懸命しようとしている中で、一つはあるんじゃないかと私は思っています。これは今は思っているということで、確認だけさせてもらいました。
あとは、会計年度任用職員に対して、この仕打ちはどういうことなのと思いますが、いかがでしょうか。
○後田副部長 会計年度任用職員の制度をつくるときに、それまでの年収等を勘案しながら制度設計してきたということは事実でございます。ただ、その会計年度任用職員の方々の給与制度についても、我々職員と同じように経済状況等を踏まえて上下するものだと考えておりますので、今回はたまたまというか、そういう公民較差で人事委員会勧告が民のほうより高いというような勧告が出ましたので、それに合わせて正規職員と同様に下げるということで考えております。
以上です。
○髙濵課長 補足説明ですけども、実は、今回の条例案の中には会計年度任用職員の分は含まれておりません。といいますのは、会計年度任用職員は年度ごとの任用なので、今回の給与改定の影響は来年度からという形にしておりますので、今回の条例案の中には会計年度任用職員は含まれていないということで御了解いただいて結構です。
○高間部長 今回させていただくのは、人事委員会勧告に基づいてやらせていただくものでございまして、私どもとしては労働基本権制約の代償措置ということを非常に重く受け止めておりまして、基本的にはそれはしっかり尊重しなければならないと。それでなおかつ、その内容が民間企業よりも公務員では高いと言われると、民間企業の厳しい状況に、きちっとうちの給与もそれに合わせなければならないというのがやっぱり重いところかなと思っていますので、そういう意味では山本委員が言われるように、確かに経済効果という意味でいうと、そこは非常に痛いところはあるんですけども、そういう世間の状況を見ながら公務員の給与を決めていくという制度になっているので、そこは御理解いただきたいと思っています。
以上です。
○山本委員 説明ありがとうございました。
会計年度任用職員については、来年度にこれが関係するということで、今年度はということですけど、これによって影響が出るということは事実だということで確認しました。
制度としての問題はもうこんなところで述べませんけれども、あるという中で、状況を鑑みてということだと思いますが、意見としては、そのものに問題はあると私は思っています。
意見としては終わります。
○森野委員長 ほかにございますでしょうか。ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○森野委員長 なければ、これで本議案に関する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論
○山本委員 議案第171号とそれに関わる議案第163号になると思います。今回のこの人事委員会勧告におけるボーナスの引下げ、今、経済状況が悪くなっているという現状は、コロナ禍の問題もありますけれども、政治がつくった困難だと思います。知事とか副知事などの特別職や議員は、政治を決めていくものであって、職員の皆さんはその決定されたことを執行するという状況の中で、このコロナ禍の中で今御苦労をされている皆さんのボーナスを6万円程度引下げるということになっていますけれども、私は相容れないと、そんなことはしてはいけないということで、この2議案に対して反対をいたします。
○森野委員長 ほかにございますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
○森野委員長 なければ、討論を終結いたします。
オ 採決 議案第163号(関係分) 挙手(多数) 可決
議案第170号 挙手(全員) 可決
議案第171号 挙手(多数) 可決
2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
総務地域連携デジタル社会推進常任委員長
予算決算常任委員会総務地域連携デジタル社会推進分科会委員長
森野 真治