このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

スマートフォンサイトへ移動

三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和3年度 委員会会議録 > 令和3年5月27日 予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会 会議録

令和3年5月27日 予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会 会議録

資料はこちら

予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会
会議録
(開会中)
 

開催年月日   令和3年5月27日(木曜日) 午前11時27分~午前11時49分
会議室      501委員会室
出席     8名
           委員長    田中 智也
           副委員長  山本 佐知子
           委員     下野 幸助
           委員     山内 道明
           委員     稲垣 昭義
           委員     日沖 正信
           委員     津田 健児
           委員     西場 信行
欠席     なし
出席説明員
  [医療保健部]
        部長                     加太 竜一
        理事                     中尾 洋一
        医療政策総括監             杉本 匡史
        副部長                   井端 清二
        次長                     三木 惠弘
        参事兼感染対策課長          渡邉 和洋
        医療保健総務課長            山本  毅
        食品安全課長               下尾 貴宏
                                                       その他関係職員
 委員会書記
   議事課     班長        平井 利幸
   企画法務課  主任        奥村 克仁
傍聴議員      なし
県政記者      なし
傍聴者         なし
議題及び調査事項
第1 医療保健部関係
 1 議案の審査
 (1)議案第88号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
 2 所管事項の調査
 (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
 

【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕

第1 医療保健部関係
 1 議案の審査
 (1)議案第88号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
  ア 当局から資料に基づき補充説明(加太部長)
  イ 質疑
〇田中委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

〇稲垣委員 先ほどの議案聴取会でもいろいろ御説明をいただいて、大体概要は分かってはきたというか明日でないと分からないというのが本音なのかなと思うんですけれども、予約の開始時期とか明日詳細公開いただくということでしたが、例えば四日市市で1日何件さばくとか、そういったことも明日になれば分かるという理解でいいですか。

〇渡邉参事 明日お示ししたいと考えております。

〇稲垣委員 その数にもよるんですけれども、四日市大学で四日市市のをやっていただくということは公表いただいていますけれども、四日市大学の周りにはキオクシア株式会社という企業があって、私も近所なんですけれども、朝夕はかなり渋滞をしています。四日市大学へ向かうバスも出勤時はいっぱいの状態でありまして、そういうさばく人数にもよるんですけれども、恐らくそういったことも想定はされているんだろうなとは思うんですけれども、その辺りもちゃんと想定いただいて場所も設定いただいたというふうに理解させてもらっていいですか。

〇渡邉参事 その辺りも考慮させていただいて、なるべく運営がスムーズにいくように配慮というか設定というか打合せというか調整を綿密にさせていただきたいと考えています。

〇稲垣委員 調整を綿密にということですので、できたら明日公表されるということですと、それで大体概要を説明できるようになるのかなと思いますので、キオクシア株式会社も大丈夫やろうかと、何人ぐらい四日市大学へ集団接種の方がみえるんだろうというのは大分心配されていましたので、御近所というか特に数が多いところは影響が大きいと思いますので、ぜひ明日公表前後で結構なんですけれども、丁寧な説明をしていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

〇渡邉参事 1日の時間帯を平準化して使うような形で、枠の設定とかもなるべく時間帯で分散するようなこととか、そういった工夫をさせていただいて御懸念を少しでも軽減できるように調整したいと考えております。

〇稲垣委員 説明だけしっかりしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

〇田中委員長 ほか御質疑。

〇日沖委員 改めて、ワクチンの接種体制のことで、先ほどもありましたけれども県の集団接種会場の設置も含めて3点ほどお聞きしたいんですけれども、4億4000万円で会場の設置費用とかまた機器とか備品とか、必要なそういうものであるとか、そして医療従事者、携わっていただく方々の人件費であるとか、これを設置するための全ての費用が4億4000万円余で賄うということになっておるのかということと、それと、議案聴取会の中でも予約をどうするのかというようなお問いかけがあった際に、どうも今までお聞きしておる中では近隣の市町も希望があれば柔軟な検討もあるようですけれども、とにかく予約は市町の予約システムを使ってということなんですが、いなべ市は予約のシステムではなくて市のほうから何日に来てくださいということで指定するシステムでやっていますけれども、ということはもういなべ市は希望はないということで理解していいのかということと、それともう一つ、ワクチンの接種体制の改めての説明の中に市町と連携して新たな接種会場を確保運営しますということもありますけれども、これは市町が新たに接種会場なり、またどこかの医療機関で委託して行う場所を増やしましたとか、そういうことに対しての支援をしますという話なんかということを、これは県の接種会場の話なのか市町の中で増やしていく場合の話なのかというところをちょっと説明いただきたいと思います。

〇渡邉参事 まず、予算4億4000万円余の中身につきましては、先ほど日沖委員がおっしゃっていただいたとおり、携わっていただく医療従事者の方の人件費とか会場設営に要する費用等含めまして、正直、概算でかなり見込みな部分がありますけれども、県で設置する接種会場に係る費用を全て入れて見込ませていただいている予算という形になっております。
 それから、予約に関してでございますけれども、日沖委員がおっしゃっていただいたとおり、各市町のほうで予約の取り方とかあるいはシステムとかもそれぞれ異なっておりますので、議案聴取会のほうで御説明をさせていただいたとおり、県で設置する接種会場に御参加いただく場合、参加いただく各市町のほうで予約のほうの管理はしていただく方向で今調整をさせていただいております。
 個別の市町に関してのお答えは、申し訳ありませんが、今日は控えさせていただきたいというふうに考えております。

〇田中委員長 新たな会場について。

〇日沖委員 市町においての新たな会場の支援。

〇渡邉参事 高齢者接種を進めるに当たりまして、各市町と連携をしてということで県のほうで医療従事者の方の派遣というか御紹介というか補充をさせていただくとともに、県で設置する接種会場ということで、県のほうもそういった形で何かできないかということを検討させていただいているとともに、各市町におかれましてもこれまで関係機関と連携をされて接種計画のほうを立ててきていただいた積み上げがありますので、その中で各市町で取り組んでいただいている住民接種についても、例えば予約枠を増やすとかというような形で少しでも速やかにできないかということでいろいろ御検討、接種計画の見直し、前倒し等の努力をしていただいております。
 その中で、例えば半日で設定されていた接種会場をもう1日開くことができないかといったような取組を御検討されているというようなお話も聞いておりますので、市町のほうの接種計画でそれを太くして少しでも速やかにできるようにということで、市町のほうの独自の取組と県のほうの取組で、両方で少しでも接種が進むようにさせていただきたいということで、意見交換なり調整なりをしながら進めているところでございます。
 表記につきましては、市町と連携してというようなことで予約の件とかもございますので、県で今回設置させていただくことにしている3か所の接種会場のことを表記しているということで、御理解いただければというふうに思います。

〇日沖委員 ありがとうございました。
 今のところについては、まだ明日以降のところもあるので、今日のところはこれまでにさせていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
 もう一つだけ、すみませんけれども、重点措置地域内での見回りのことですけれども、これはどこかでお答えいただいた機会があったら、重複していたらお許しいただきたいんですけれども、見回った結果、例えば現場でちょっとこのお店はこういうところが足りないなとか指導するなりの課題があった場合は、その場で指導してきて完結をするのか、見回りした結果をまとめて何らかの後ほどの対応とかあるのか、その辺を改めて聞かせていただけませんか。

〇下尾課長 もし何らか不具合等があれば、本来対策していただくべき部分について御指摘をさせていただいてという形で考えております。
 ただ、今現在、見回りについて緊急対応的に1400見回っておりまして、今までに約1250件確認をしておりますが、何か重大な支障のあるような内容というのは現場からは上がってきておりません。
 以上でございます。

〇日沖委員 今のところは上がってきてないということで、それはそれで理解させてもらいますけれども、何かあったときに現場でその場で行かれた方が改善の指導をして、それで完結をしてくるのか、何らかの後ほど文書なり何なりの対応をするふうになっているのか、どういうふうになっているのか、この見回りのことについては。

〇下尾課長 基本的には現場完結で考えております。
 ただ、内容的に委託業者等で対応が難しい内容であれば、当然内容を吟味の上、私どもからも改めてお願いさせていただくような形になるかと考えています。

〇日沖委員 分かりました。ありがとうございます。

〇田中委員長 ほか御質疑ございませんか。

〇山内委員 ちょっと二、三お聞かせいただきたいんですけれども、7月末までの高齢者の接種を完了するということで動いていただいておりますが、既に市町によっては予約を取っていただいた段階で8月とか、中には9月というのもちょっと聞いたことがあるんですけれども予約が確定しているという方の前倒しというのもやっぱり検討していくことになってくるんでしょうか。

〇渡邉参事 まさしくそういった効果を期待しておりまして、強制ではありませんけれども、今回、例えば県営の接種会場の対象になっている市町にお住いの皆さんにおかれましては、こちらのほうの予約に変更いただくといったことですとか、あるいは何がしかの御事情によりましてこれまで予約を見送っておられた、まだ予約を取っておられない方も新しく接種会場が増えて予約枠も設けられるということになるので、そういったところで申込みをいただいて、割と遅い目に予約を入れておられた方が移っていただくというようなことで少しでも早くできればという効果を期待して、このような取組をさせていただいているということです。

〇山内委員 そうすると、その予約を取っていた方がいろんな情報収集していただいて、自発的に予約を前倒ししてもらえるような動きは期待をしているという考え方ですか。

〇渡邉参事 まさしくそのとおりでございます。

〇山内委員 後の補助金のところにも出てくるんですけれども、ここでお聞かせいただきたいんですが、集団接種会場の医療従事者を派遣することに対しての経費を補助していくということなんですけれども、これから7月末まで、またそれ以降も64歳以下の方の接種をスムーズに進めていく上で個別接種がしっかり進んでこようかと思っています。
四日市市のほうでも、集団接種の段階では予約が殺到して大変な状況だったんですが、24日、今週から個別接種会場が未公表の100と公表40で140増えたらもうスムーズに予約が取れるような状況になって、いかに個別接種会場を増やしていくのが大事か、そこでスムーズに接種いただくのが大事かというところだというふうに思うんですが、ちょっといただいている声で、ここに医療機関から時間外休日日程というところで補助金の説明あるんですけれども、それぞれのクリニック、医院が地域の個別接種会場の、休日とか時間外で対応していただいた場合にもそこに補償していくような考え方があったりそういった話が進んでいるかどうかって教えていただきたいんですけれども。

〇井端副部長 まず、今回の予算で上げさせていただいたのは、接種会場のほうへ土日に来ていただいた場合の医療機関に対しての補助でございます。
 それから、そもそも診療所、クリニックで土日とか休日に接種をしていただく場合については、当初、国のほうからお一人当たり2070円という単価でお示しされておる中で、ワクチンの接種対策負担金という形で市町を通じで交付をされる額が時間外については2070円が2800円に、それから休日については2070円が4200円に増額をされたところでございます。
 以上でございます。

〇山内委員 じゃあ、既にそういった手当はされているということで理解をさせていただきます。

〇加太部長 それに加えて、国のほうも診療報酬プラス一定診ていただいたところに、例えば診療所で1日50人以上でしたか、そのところには10万円とか別の枠組みも考えていただいておるようですので、そういう形で診療所を土日にかかわらず、例えば診療を午後から休んで接種いただいた場合にはそういう補償も含めて国のほうの措置が取られるということで少しでも個別接種が進むようにということでなされておりますので、それも併せてというふうに考えております。

〇山内委員 ありがとうございました。
 最後にもう一点だけなんですけれども、これも聞こえてくる声で個別接種を推進していく上で、様々ワクチンの取扱い、管理、特に余ったときのワクチンをどう扱っていくかというところで、いろんな報道もあってちょっと過熱している状況もあって、そういったところにリスクをちょっと感じてしまってもう一歩前に踏み出せないというような声も受けるんですけれども、そういったところのルールとか指導とかという状況がどうなっているのかだけ教えていただければと。

〇渡邉参事 ファイザーのワクチンですと6の倍数ということで、どうしても当日急なキャンセルとかで6の倍数どおりにいかなかった場合の余剰ワクチンの取扱いということだと思います。
 それに関しましては、県が調整しております医療従事者接種でもそうですし、市町のほうでやっていただいている住民接種のほうでもそうですけれども、まだ供給量が十分でない中でなるべく有効に活用していただくというようなことで様々な工夫をされていると聞いております。
 例えば、接種会場で従事している自治体の職員が打つとか、あるいはシルバー人材センターのほうで急に来ていただける方をリストアップしておいて対象の方に、対応いただいて打っていただくというようなことを工夫されているところもございます。
 いずれにいたしましても、あらかじめそういった形で余剰のワクチンが出た場合にどういう形でそれを有効活用するかという考え方を事前にお示ししておくことが、県民の皆の理解を得ることにつながるというふうに考えておりますので、一定、そういった形で考え方をお示ししたほうがいいのかなということで、今、そういった整理を考えておりまして、近いうちに何らかの形で接種会場で余剰ワクチンが出た場合のその有効活用というか、方策について考え方をお示ししたいというふうに考えております。

〇山内委員 ありがとうございます。
 システムに多分入力をしていくことになっていくと思うんですが、その入力を比較するとこのクリニックで本来本日は何人に打っていないといけないのがこれだけ余ったとかが分かったりする状況なんですか、今は。

〇渡邉参事 ちょっと申し訳ないんですが、システムの詳細につきましては、確かバイアル単位だったと思うので端数までは把握できない仕様になっていたと記憶しております。

〇山内委員 ありがとうございます。
 それを聞いて安心しましたので、ぜひそういったリスクが低減いただくような情報発信いただいて、ぜひ広げていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。

〇田中委員長 ほか御質疑ありませんか。

          〔「なし」の声あり〕

〇田中委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

   ウ 委員間討議  なし
   エ 討論       なし
   オ 採決       議案第88号(関係分)      挙手(全員)    可決
 
2 所管事項の調査
 (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
   ア 当局から資料に基づき説明(井端副部長)
   イ 質問 なし
 
3 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし 
 (2)その他                      なし


〔閉会の宣言〕

              三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
                   予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会委員長
                                                田中 智也

ページID:000261300
ページの先頭へ