三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和3年度 委員会会議録 > 令和4年2月24日 予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会 会議録
予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会
会議録
(開会中)
開催年月日 令和4年2月24日(木曜日) 午後3時44分~午後4時1分
会議室 302委員会室
出席委員 9名
委員長 野村 保夫
副委員長 津村 衛
委 員 藤根 正典
委 員 石田 成生
委 員 小林 正人
委 員 服部 富男
委 員 長田 隆尚
委 員 今井 智広
委 員 三谷 哲央
欠席委員 なし
出席説明員
[雇用経済部]
部長 島上 聖司
観光局長 小見山 幸弘
副部長 松下 功一
次長(観光局) 寺本 久彦
雇用経済総務課長 柏屋 典生
観光魅力創造課長 濱口 恵理子
太平洋・島サミット推進監兼緊急経済対策監 郡 巧
その他関係職員
委員会書記
議事課 主幹兼係長 林 良充
企画法務課 主幹兼係長 後藤 睦
傍聴議員 なし
県政記者 なし
傍聴者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会(雇用経済部関係)
1 議案の審査
(1)議案第4号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第18号)」(関係分)
(2)議案第56号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第19号)」(関係分)
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会(雇用経済部関係)
1 議案の審査
(1)議案第4号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第18号)」(関係分)
(2)議案第56号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第19号)」(関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明(島上部長)
イ 質疑
〇野村委員長 それでは、御質疑がございましたらお願いいたします。
〇今井委員 観光のほうでちょっと聞かせてください。
この前も議案聴き取りのときに質問があったかと思いますけれども、118億円余の部分の補正予算ですけれども、まず去年11月19日から現在の状況というのは、国のほうが国のGoToトラベルをゴールデンウイーク前までにやって、その後各都道府県でという形でのこの予算ということだと理解しておりますけれども、国のほうがこの2月、3月も含めてまだちょっとGoToトラベルがどうなるか分からない状況においては、各都道府県の担当のセクションの皆さん、また全国知事会等を含めて、国に先駆けて、全国一律となると、すごく地域によって感染の状況も違っとると思いますもので、また三重県も今後どうなっていくかということになるとは思うんですけれども、その辺は柔軟性を持ってやってもらえるように、働きかけとかをしていただけるんでしょうか。
一応、この予算は全部、繰越明許費で繰り越してもらうんですけれども、もし5月までで国が
GoToトラベルを、たらればで申し訳ないんですけれども、やれない場合には、ゴールデンウイーク前から三重県ができる状況であれば実施するということが、現在は無理やと思うのですが、そういう働きかけというのをしていくことは可能なんですかね。
〇小見山局長 おっしゃるとおりで、本当に私としても三重県の新型コロナウイルス感染症の状況が落ち着けば、促進策をしたいというような形で考えております。
ですけれども、国の地域観光事業支援というこの国費を使った中身では、時期のことがあったりとかで、今のところちょっと使えないような形になっておりますので、それについてはまずもって、もし本当に国が動かないのであれば、地域の状況が落ち着いて使えるのであれば、ぜひ使えるようにしてくれというのを、ほかの県と一緒に声を上げていきたいと考えております。
もう一方は、国のお金というのもこの10分の10の補助事業でありますけれども、幾ばくかは県の臨時交付金の形で予算もあるものがありますもので、そういうふうなもので、もし可能であれば、国のこのお金を使うんじゃなくて県の事業という形で、もしできるようであればというような形で環境が整えば、少しでもできないかなというのが今考えているところでございます。
〇今井委員 局長並びに観光局の観光に対する思いは本当によく分かっている、やりたいけれども国との調整が必要ということでは。今年度の補正前の額37億7800万円余のうち、余っとるのがあるかと思います。それが10億円ぐらいか、どれぐらいかまた教えてもらいたいんですけれども。
それはやれるようになったら、独自でやれるんでしょうか。それが先ほど言われた交付金で少しあるということでいいのか、ちょっと教えてください。
〇小見山局長 まず、国のほうがこの37億7800万円余について、利用できる日というのを切っておりまして、今現在は3月10日までという形になっておりますので、これを延ばしてもらえないと使えないと。それも一緒に働きかけていかないかんのかなというところにありますけれども、少しそれがどうなのかなというようなところですね。
先ほど御案内にありましたとおり、国のほうは環境が整えば、まず国としてのGoToトラベルを県事業の前で挟みたいというのが国の強い御意向というような形でも昨年11月の段階での説明では聞いておりますので、それとのバランスというようなところで本当にどこまでどんなことができるのかというのが、この一旦の3月上旬、本当に落ち着いて観光庁、国のほうが示していただくフレームを見せていただいた上で、何ができるのかというのを考えていかなければならないと考えております。
〇今井委員 本当に大変なときであると思いますけれども、今年度のこの37億7800万円余分の残金に関しては3月10日までに使わないといけないというようなことですか。
〇寺本次長 残金というか、予算の執行残なんですが、現在が16億4000万円ほどございまして、先ほどの地域観光事業支援制度につきましては、ステージ3という縛りがかかっていますので、その状況が解消されないと動きませんので。最終的には都道府県の判断ですもので、先ほど局長も申しましたように、場合によっては交付金のほうの事業等も活用するということも考えながら、状況を見ながら観光事業者への支援をできる限り早くやっていきたいと思っています。
〇今井委員 飲食店も時期が延びて、皆さん不安を感じていらっしゃるんですけれども、観光関連も本当に今打撃で、伊勢のほうのお店を閉めざるを得ないとか、観光関連の旅行会社と話しとってもキャンセルが相次いでおるとか、本当に大変な中で維持をしてもらっていかないと。新たなビジョン、プランでどれだけ三重県は今後観光に力を入れると言っていただいたところで、今やっていただいておる方にそれまで何とか維持を、また継続をしてもらわないといけないということだと思いますので、その辺りのところでは国との協議もぎりぎりのところで折衝していただいて、可能な限り交付金等も活用しながら維持継続を、来るべきときに向かって頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇野村委員長 ほかに。
〇長田委員 先ほどの今井委員と同じところなんですが、事業概要が非常に抽象的なんですけれども、これも前のみえ得トラベルクーポンのように県内の人を対象で県内の旅行が対象なのか、その辺の枠組みというのは大体決まっているんですかね。
〇濱口課長 この新たなGoToトラベル事業につきましては、特に県民ということではございませんので、全国を対象に実施できるかと思っております。
〇長田委員 ということは、三重県の事業に他県の方が応募もできるということでよろしいわけですか。
〇濱口課長 そのとおりでございます。
〇長田委員 その概要がもう少し詳しく分かるような資料というのはないんですか。これやと何やらよう分からんのですけれども。
〇濱口課長 うちのほうもその制度の詳細の通知が来るのを待っているところなんですけれども、今示されているのがこの限りでございまして。近々来ないかなということでお待ちしているところでございます。
〇長田委員 結構です。
〇野村委員長 ほかに。
〇石田委員 新たなGoToトラベル事業で、これは前のと同じように、申込みは旅行会社に申し込んでという形ですよね。そうですね。
〇濱口課長 その辺の制度設計も含めまして、まだ制度全体のほうが示されておりませんので、それが示され次第、三重県のオリジナルの制度設計を考えたいと思っております。
〇石田委員 そうですか。
これは中身がちょっと細かいですが、割引率が上限20%で、額の上限が8000円ということは、4万円以上に対して8000円となるわけですね。旅行は分かりましたけれども、クーポン券の上限3000円というのをちょっと教えてもらえますか。
〇濱口課長 今年度させていただいていた、みえ得トラベルクーポンですと、割引のほかに地域の土産物屋とか飲食店で使っていただける、みえ得トラベル地域応援クーポンというのを2000円、つけさせていただいておりまして、そのクーポン券の上限が今度は3000円になるということで示されているものでございます。
〇石田委員 分かりました。ありがとうございます。
〇野村委員長 ほかにございましたら。
〔「なし」の声あり〕
〇野村委員長 それでは、なければこれで本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第4号(関係分) 挙手(全員) 可決
議案第56号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会委員長
野村 保夫