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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会
会議録
(開会中)
開催年月日 令和4年2月24日(木曜日) 午後3時45分~午後4時3分
会 議 室 201委員会室
出 席 委 員 8名
委 員 長 野口 正
副委員長 中瀬 信之
委 員 小林 貴虎
委 員 濱井 初男
委 員 杉本 熊野
委 員 奥野 英介
委 員 中村 進一
委 員 山本 教和
欠 席 委 員 なし
出席説明員
[環境生活部]
部長 岡村 順子
副部長 奥山 孝人
次長(人権・社会参画・生活安全担当) 瀧口 嘉之
環境生活総務課長 山田 かずよ
文化振興課長 荒川 健
ダイバーシティ社会推進課長 浮田 知樹
その他関係職員
[農林水産部]
部長 更屋 英洋
副部長 中野 敦子
次長(森林・林業担当) 村上 浩三
次長(水産振興担当) 荒島 幸一
農林水産総務課長 大平 和輝
農林水産財務課長 世古 浩一
森林・林業経営課長 木下 直也
みどり共生推進課長 中村 元久
水産基盤整備課長 大野 直司
その他関係職員
委員会書記
議事課 主幹 櫻井 彰
企画法務課 主幹 矢田 信太郎
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会(環境生活部関係)
1 議案の審査
(1)議案第4号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第18号)」(関係分)
第2 分科会(農林水産部関係)
1 議案の審査
(1)議案第4号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第18号)」(関係分)
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会(環境生活部関係)
1 議案の審査
(1)議案第4号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第18号)」(関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明(なし)
イ 質疑
○野口委員長 御質疑はありませんか。
○杉本委員 男女共同参画センター事業費の1246万7000円なんですけれども、ここには何に使うかを書いてもらってあるんですが、その背景といいますか、コロナ禍もあっていろんな状況が女性たちに増えてきているのではないかと見せていただいたんですが、そのあたりの状況について教えてください。
○岡村部長 女性の格差というか、ジェンダーの格差というものが、コロナ禍によって少し顕在化してきたようなところがあるなということで、いろんなデータを見ていたんですけれども、結局そんなに明確には出てきませんでした。
そうした中で例えば、よく新聞等で報道されておりますけれども、近年自殺者数が少し減っている中でも女性の割合が増えてきているとか、あるいはDVの相談件数が増えておりますし、あとフレンテみえでの相談件数についても増えてきております。
そうしたこともございまして、今回何か対策をということでいろいろ考えてきた中で、こうした心理的な意味での相談の充実ということで、予算化をさせていただいたということでございます。
○杉本委員 自殺者数の増で、全国の数値は私も分かっているんですけれども、三重県ではどのような状況かということと、DVも増というお話がありましたけれども、何倍ぐらいに増なのかということと、全体的な相談件数も増ということでこの事業だと思うんですけれども、全体的な相談件数がどれぐらい増えてきているのかというところを教えてください。
○岡村部長 自殺者数について、県内のデータで令和元年度が総数276人に対して女性が80人、女性の割合が29.0%、令和2年度が総数269人に対して女性が94人、女性の割合が34.9%ということで少し増えているということです。
DVの相談件数については、令和元年度のデータが総計で2001件、令和2年度が2587件ということになっています。この内訳は女性相談所と男女共同参画センターと警察本部というところでございます。
それと、フレンテみえの相談件数につきましては、令和元年度の実績が全体で175件です。令和2年度の実績が218件でございます。令和3年度については令和3年12月末現在で既に211件ということになっております。
○杉本委員 多分、令和3年度はどこもまた増えていると思いますので、この事業を丁寧に進めていただきますようお願いします。
○野口委員長 ほかに御質疑はございませんか。
○小林委員 関連です。先ほどと同じ補正予算ですけれども、858万8000円に1246万7000円を加えて、合計2105万5000円になったわけですが、何人の人員を何人にしたのか、教えていただけますか。
○浮田課長 相談員の増員でございますが、現行3人から1人増の4人とすることとしております。
○小林委員 このタイミングで4人に増員して、当然、次年度も継続して4人のままの体制ということでよろしいですね。
○浮田課長 4月以降が1人増ということになります。
○小林委員 分かりました。ありがとうございます。
○野口委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○野口委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第4号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
(休憩)
第2 分科会(農林水産部関係)
1 議案の審査
(1)議案第4号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第18号)」(関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明(更屋部長)
イ 質問
○野口委員長 御質疑はありませんか。
○小林委員 原木安定供給促進事業費ですが、6355万5000円。このタイミングで補正予算がついて、その補助先は中勢森林組合ということですけれども、今年度の当初予算でもなく、次年度の当初予算でもなく、このタイミングで補正予算が上がってきた経緯とか理由をお聞かせいただければと思うんですが。
○木下課長 例年このタイミングで国のほうで予算化されておる事業でございまして、今年度は中勢森林組合が原木を安定的に供給するのに間伐材の生産をするということで要望がありましたので、国に対して要求するものでございます。
○小林委員 はい。以上です。
○野口委員長 ほかにございませんか。
○杉本委員 自然公園費のこれは国立公園等の施設の整備ということなんですが、どこを整備されるんでしょうか、教えてください。
○中村課長 伊勢志摩国立公園に、ともやま公園というところがあるんです。志摩市なんですけれども、そちらのほうの駐車場のトイレの整備をさせていただきます。
○杉本委員 分かりました。
○野口委員長 ほかにございませんか。
○山本委員 水産業費で6000万円、これは和具漁港ということで予算をつけてもらっているんですけれども、ちなみに津波避難施設は、どういう規模でどんな感じ。
○大野課長 これは和具漁港で就業されている漁業者を対象に、漁港の背後に志摩市が避難タワーを設置する事業でございます。
○山本委員 ちょっとイメージが湧かないけれども。
○野口委員長 よろしいか。
○山本委員 もう一回。
○大野課長 漁港で漁業活動をしている方が、津波が来たときに避難するために、漁港の背後に高さ約14メートルの避難タワーを造るという計画でございます。
○山本委員 ありがとうございます。
○野口委員長 ほかにございませんか。
〔発言する者なし〕
○野口委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第4号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
ア 当局から資料に基づき説明(中野副部長)
イ 質問 なし
3 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長
野口 正