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令和4年6月3日 全員協議会概要

   ■ 開催日時      令和4年6月3日(金) 10時44分~11時56分
   ■ 会議室        全員協議会室
   ■ 出席議員        49名
     議 長       前野 和美
     副議長       藤田 宜三
     議 員       川口  円      喜田 健児
                中瀬 信之     平畑  武
                石垣 智矢     小林 貴虎
                山崎  博      中瀬古初美
                廣 耕太郎     下野 幸助
                田中 智也     藤根 正典
                小島 智子     野村 保夫
                木津 直樹     田中 祐治
                野口  正      倉本 崇弘
                山内 道明     山本 里香
                稲森 稔尚     濱井 初男
                森野 真治     津村  衛
                杉本 熊野     稲垣 昭義
                石田 成生     村林  聡
                小林 正人     服部 富男
                谷川 孝栄     東   豊
                長田 隆尚     奥野 英介
                今井 智広     日沖 正信
                舟橋 裕幸     三谷 哲央
                中村 進一     津田 健児
                中嶋 年規     青木 謙順
                中森 博文     山本 教和
                西場 信行     中川 正美
                舘  直人
  ■ 欠席議員       なし
  ■ 県政記者       5名
  ■ 傍聴者        1名

■ 協議事項
1 令和4年版県政レポート(案)について
 (1)時間   10時44分~11時11分
 (2)説明者  
    知事                                一見 勝之
  [総務部]
    部長                                高間 伸夫
    副部長(行政運営担当)兼コンプライサンス総括監    楠田 泰司
    副部長(財政運営担当)                    松浦 元哉
                                          その他関係職員
  [戦略企画部]
    部長                                 安井  晃
    副部長兼ひとづくり政策総括監                 山本 秀典
                                            その他関係職員
(3)説明内容

    別添資料のとおり(資料はこちら

(4)質疑の概要
○中嶋議員 これまでだと施策の進捗状況が良くないCとかDのものをピックアップして、外部有識者に意見をいただく機会があったが、今年度はそれをされないという前提なのか。

○高間部長 今まではブラッシュアップ懇話会で施策の進展度CやDのものについては、外部有識者の意見を聞いて事務の改善につなげるということで対応してきた。今回は内容からすると新型コロナウイルス感染症の関係で、例えば集まる会議ができなかったとか、例えば防災訓練が集まれないのでできなかったとか、コロナ禍の影響のものが多く、それについては、特に外部有識者にお聞きするまでもないと思っている。それ以外、例えば待機児童ゼロとか、介護の関係で引き続きCになっているものがあるが、過去にC評価になって外部有識者の意見をふまえて事業の展開に取り組んでいる。引き続き前にいただいた意見でやっていきたいと思っているので、今回新たに外部有識者から意見を聞くものはなかったということで、令和4年度についてはブラッシュアップ懇話会を実施する予定はない。
 令和5年度以降は、当然、外部有識者から意見を聞くことは大事な取組なので、どのようなやり方がいいのか、仕組み等を改めて考えて、新しいビジョン、プランが始まることもあり、それにふさわしい形のものをつくっていきたい。

○中嶋議員 第4章の「三重県まち・ひと・しごと創生総合戦略」の取組の評価で、この後のビジョン、プランの説明と重なる部分もあるが、これの取扱い方としては、評価としては数値が出てない中の今回のレポートなので、今後これをどう取り扱っていくのか。まず令和4年度評価が出てない中でどうしていくのか。また、令和5年度以降どうしていくのかお聞かせいただきたい。

○安井部長 人口減少対策ということで、今後地方創生に取り組んでいくわけであるが、その際、新たな戦略をつくるかどうかも含めて検討を進めているが、私どもとしては、一定、方針のようなものをつくる必要があると思っているので、これまでの取組を今回数字が出ていないことも含めて、総括させていただければと考えている。令和5年度については、そういった方針の策定と併せて改めて検討して、説明させていただきたい。

○中嶋議員 後半戦の話となってしまったかもしれないが、まち・ひと・しごと創生総合戦略が三重県人口減少対策指針(仮称)のものになっていくという理解でよろしいか。

○安井部長 私としてはそう考えている。一方で、国のほうは、まち・ひと・しごと創生総合戦略に代えて、デジタル田園都市国家構想の戦略に置き換えるという方向性が示されているが、それはまだ議論の途上なので、どうなっていくのか、我々も動向を注視しながらそこも合わせて、整理していく必要があるので、もう少しお時間いただければと思う。

○中嶋議員 令和4年度の今ここへ出ているものは評価としては途中であるが、このまま議論していくことになるのか。進展度のところが、アスタリスクや線が入っているだけなので、これで議会に議論してくださいということなのか。

○坂本克明人口減少対策課長 まだ数値目標の結果が判明していないものがあり、これについては、今後、6月上旬には判明するものもあるが、「活力ある働く場づくり」の中の県内総生産と県内就業者数については、県民経済計算の推計基準改定があった関係上、数値が判明するまで時間がかかるので、ここの部分については常任委員会までには判明が難しい。主なKPIのところで、判明している6つの指標のうち3つを達成しているということで、判断いただければと思う。

○中嶋議員 分かり次第教えていただければと思う。
 最後であるが、執行部に聞くのか議長に聞くのか分からないが、これから常任委員会で行政部門別に主担当施策で意見を取りまとめるときに、例えば、これまでだったら、施策111に対してこんな意見があったとまとめて、執行部の回答をいただくという形になっていた。例えば今日の県政レポートの31ページを御覧いただくと、施策111が今度施策1-2と施策10-3とに分かれる。今後のことを考えると、委員会で取りまとめる方法としては、新しい政策体系、みえ元気プランの施策1-2についてはこう、施策10-3についてはこうと、そういうふうに分けて取りまとめた方がいいのかどうかというところを、各委員会で統一させていただいた方がいいと思う。また、答えがなければ、今日の予算決算常任委員会拡大理事会でも何でもいいので、御協議いただければありがたい。

○前野議長 中嶋議員から提案があったが、一度検討させていただいて、また詳細は示させていただきたいと思う。
 
2 「強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)」及び「みえ元気プラン(仮称)」最終案に
   ついて
(1)時間   11時12分~11時56分
(2)説明者  
    知事                       一見 勝之
  [総務部]
    行財政改革推進課長             福井 崇司
  [戦略企画部]
    部長                       安井  晃
    副部長兼ひとづくり政策総括監       山本 秀典                                 
                                                                         その他関係職員
(3)説明内容
    別添資料のとおり
(4)質疑の概要
○石田議員 ビジョン・プランの最終案について説明があったが、この両案のパブリックコメントのスケジュールについて教えてもらいたい。

○西田正明企画課長 前回、概要案を出した時にパブリックコメントを実施した。今回、最終案を出したので、パブリックコメントを実施したいと考えている。時期については準備もあり、2週間ほど後から1ヶ月程度実施したいと思っている。時期が決まったらお知らせしたい。

○三谷議員 みえ元気プランの60ページの一番下のところに、7つの挑戦の関係で各施策との関係が簡単に書いてある。7つの挑戦はこれから5年間ドライブをかけて進めていく大きなプランだが、それぞれの7つの挑戦にどの施策が関係してくるのか見えないと、挑戦の中身の議論ができないと思う。別の資料でもいいので、それぞれ7つの挑戦の一つ一つにどの施策が入っているのか分かる資料をいただきたい。

○安井部長 改めて資料で提出させていただく。ただし、人口減少対策、ゼロエミッションみえプロジェクトなど、これから取り組む内容を深めていく部分があるので、現時点の状況ということを理解していただきたい。

○三谷議員 了解した。

○稲森議員 資料2-4を見ると意見数が個人から8人、市町から5市、団体から5団体と大変少ないと思うが、それをどう受けとめていて、どのように声を集めてきたのか。

○西田正明企画課長 今回、意見という形では全体で123件あった。個人の方に多くの意見をいただきたいと思い、ラジオも活用しながら広報に努めた。市町に対しては、説明会を開いたり、各部の多くの関係団体に案内して、意見を募ったりした。123件が多い少ないというのをどう判断するかだが、精一杯また最終案でも聞いていきたいと思っている。

○稲森議員 市町向けの説明会とは、いつどう開いたのか。

○西田正明企画課長 説明会の日程は3回ほどに分けて、リモートで説明を行った。

○稲森議員 このビジョン・プランの説明会を市町向けに開き、詳細な説明をしたが特に意見が集まらなかったということか。

○西田正明企画課長 パブリックコメントは5市から提出された。

○稲森議員 市町の政策との整合性は非常に大事だと思うので、パブリックコメント以外でも、例えば円卓会議で聞いた意見などはここに反映されているのか。

○西田正明企画課長 そのとおりである。これはパブリックコメントとして寄せられた意見であり、円卓会議など他でもいろんな意見を聞いている。そういった意見も含めて反映させている。

○安井部長 1点補足させていただく。各部局で施策を市町と一緒に取り組んでいくことや施策の影響が市町に及ぶものについては、各部局の方でもしっかりとコンタクトをとっている。不足部分については、引き続き、この後も調整等を行っていく。
○稲森議員 そこについては丁寧に進めて欲しいと思う。概要案とパブリックコメントの用紙をいきなり送られてきたと聞いたので、もっと丁寧にやっていただきたい。

○一見知事 これから、今までもそうだが、市町と県は連携をとってやっていかないと、県民あるいは住民の方々のよりよい生活ができないと思っている。パブリックコメントで意見をいただくのも大事だが、コロナ禍だったので、意見の聞き方が難しかった。今、新型コロナウイルス感染症も小康状態になっているので、できればリアルで、意見もいただきたいと考えている。

○稲森議員 先日、伊賀市で開催された円卓会議を傍聴したが、特に三重県と奈良県と京都府の府県またぎの連携を進めていくためには、県が障壁になっている。県の今進めていることが壁になっていることもあるという意見もあったので、これから5年先10年先の三重県を描いていく中で、もっと丁寧に聞いていただき、県が壁になっていることはないのか、真摯に考えていただきたい。

○一見知事 伊賀市で御指摘いただいた部分では、観光だけではなくて例えば公共事業の実施とかあるいは産業政策の実施について県が壁になっているとは考えていないが、今まで以上に意識があるのであれば、それを払拭するために頑張っていかなければならない。
 特に伊賀市からいただいた意見は、ビジョンのほうにも盛り込んでおり、このビジョンが伊勢の国のことしか書いていないのではないかという意見をいただいたので、そういう意味では、伊賀についてもボリュームを増やすような形で入れた。三重県内のどの地域も、その地域の特性に応じて発展していく必要がある。また、名張市でも民生委員の方から意見を頂戴し、その点についても、プランに盛り込んである。

○稲森議員 壁になっている部分の一つである教育という分野もまた考えていただきたい。

○下野議員 三谷議員からの質問で7つの挑戦に対しての関係施策の振り分けの話があったが、その時にいろんな施策をやっていただくのはありがたいが、振り分けるときに7つの挑戦に対しての重み付けをよく吟味していただきたい。

○安井部長 7つの挑戦のそれぞれの取り組みの中でもメリハリをつけることは理解しているが、施策は全体的に総合的に様々な分野で取り組んでいかなければならない。一方、限られた資源でより効果的にやっていくという意味でも、7つの挑戦というのを特出ししているので、優先順位が高いもの、低いものをしっかりと色分けするようなことで、整理ができたらと思っているので、引き続き検討する。

○下野議員 限られた予算ということと、どれもこれもとならないようにメリハリをつけた振り分けをお願いしたい。

○村林議員 議長にお願いがある。本日は総括的なことを聞き、これから各常任委員会で個別の議論をするのだが、所属している常任委員会以外の意見を言いたいので、その仕組み、会議を開くと議会日程が厳しいのであれば、紙で出すとか、所属の常任委員会以外の意見を伝えられるように、検討していただきたい。

○議長 村林議員から話があった所属以外の委員会で意見を言うことができる場について、検討のうえ後日報告することとする。

○稲森議員 KPIの設定の仕方を確認したい。まだ全部丁寧に見ていないが、最終目標ではないからKPIにしたということだが、そのKPIがいくら達成しても政策が目標として達成してなければいけないと思うので、このKPIを所管課が例えば設定してきたときに、戦略企画部として、このKPIは、よくないとか、突き返したり、変えるようにしたことはあるのか。

○安井部長 今ここで具体的にどれと示すことはできないが、当然各部局から出てきた案に対して、我々なりの意見をつけて、協議して、変わったものもある。KPIについても、知事、副知事、危機管理統括監も交えて議論し、その場で様々な意見が出て、大きく変わったり、追加したり、消えたりしている。

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