三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和3年度 委員会会議録 > 令和3年12月2日 予算決算常任委員会 会議録
開催年月日 令和3年12月2日(木曜日) 午後3時35分~午後3時46分
会 議 室 議場
出 席 委 員 50名
委 員 長 石田 成生
副委員長 藤田 宜三
委 員 川口 円 喜田 健児 中瀬 信之
平畑 武 石垣 智矢 小林 貴虎
山本佐知子 山崎 博 中瀬古初美
廣 耕太郎 下野 幸助 田中 智也
藤根 正典 小島 智子 野村 保夫
木津 直樹 田中 祐治 野口 正
倉本 崇弘 山内 道明 山本 里香
稲森 稔尚 濱井 初男 森野 真治
津村 衛 杉本 熊野 稲垣 昭義
村林 聡 小林 正人 服部 富男
谷川 孝栄 東 豊 長田 隆尚
奥野 英介 今井 智広 北川 裕之
日沖 正信 舟橋 裕幸 三谷 哲央
中村 進一 津田 健児 中嶋 年規
中森 博文 前野 和美 山本 教和
西場 信行 中川 正美 舘 直人
欠 席 委 員 なし
出席説明員
[総務部]
部長 高間 伸夫
副部長(財政運営担当) 松浦 元哉
[農林水産部]
部長 更屋 英洋
副部長 中野 敦子
[教育委員会]
教育長 木平 芳定
副教育長 上村 和弘
[警察本部]
本部長 佐野 朋毅
警務部参事官会計課長 千田 悟朗
委員会書記
議事課 班長 平井 利幸
議事課 主幹兼係長 大西 功夏
企画法務課 主幹兼係長 後藤 睦
企画法務課 主事 水谷 健太
傍聴議員 なし
県政記者 なし
傍聴者 なし
議題及び協議事項
1 所管事項の調査
「令和4年度当初予算編成に向けての基本的な考え方」 についての調査
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 所管事項の調査 (「令和4年度当初予算編成に向けての基本的な考え方」について)
(1) 分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑
○石田委員長 最初に、環境生活農林水産分科会委員長から、分科会における調査の経過と結果について報告を求めます。
○野口分科会委員長 御報告申し上げます。
去る11月30日に、「令和4年度当初予算編成に向けての基本的な考え方」について詳細調査を行った本分科会において、特に議論のありました事項について、申し述べます。
食料自給率の向上と、それに向けた地産地消の一層の推進についてであります。
農林水産省の試算によると、令和2年度における全国のカロリーベースの食料自給率は37%と、カロリーベースでは近年横ばい傾向で推移しています。本県においても、令和元年度のカロリーベースの食料自給率は39%となっており、その推移は国と同様の傾向にあります。
食料の多くを輸入に依存している我が国にとって、世界の人口増加等による食料需給の増大や異常気象による生産減少など、食料の安定的な供給に向けたリスクや自然災害や輸送障害等の一時的・短期的に発生するリスクも存在している中、食料自給率の向上は一朝一夕に高まるものではありません。
一方、本県は温暖で豊かな自然の中で、多種多様な農林水産物が生産されています。こうした地域の食材を活用する地産地消は、食料自給率の向上はもとより、輸送距離が短くなることによる環境負荷低減などの効果が期待されるとともに、地域の農林水産業の活性化にもつながる極めて重要な取組であると考えます。
また、地産地消の推進にあたっては、小規模な家族農業など地域の農林漁業者が事業を継続できるよう、引き続き支援していく必要があります。
県当局におかれては、中長期的な視点に立ち、食料自給率の向上に向けた地産地消の取組や小規模な家族農業をはじめとする地域の農林漁業者への支援等について、より一層積極的な展開を図られるよう要望いたします。
以上、御報告申し上げます。
○石田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○石田委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〔「なし」の声あり〕
○石田委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会委員長から、分科会における調査の経過と結果について報告を求めます。
○田中(祐)分科会委員長 御報告申し上げます。
去る12月1日に、「令和4年度当初予算編成に向けての基本的な考え方」について詳細調査を行った本分科会において、特に議論のありました事項について申し述べます。
まず、スクールソーシャルワーカーの拡充についてであります。
子どもたちの安全・安心な学びを支えるため、不登校や虐待、いじめ等により、不安や悩みを抱える児童生徒や保護者に対し、福祉等の関係機関と連携して支援を行うスクールソーシャルワーカーについて、配置の充実や派遣の拡大につながるよう、県当局におかれましては、引き続き必要な予算確保に努められますよう要望いたします。
次に、交通安全施設の適正管理についてであります。
摩耗が進んだ横断歩道や中央線等の道路標示は、自動車の運転手や歩行者からの視認性が低下し、交通規制の効力が失われてしまうことから、県当局におかれては、こうした交通安全施設の適正な維持管理を計画的かつ着実に実施することができるよう、引き続き必要な予算確保に努められるよう要望いたします。
以上、御報告申し上げます。
○石田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○石田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〔「なし」の声あり〕
○石田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
(2)全体を通しての質疑
○野村委員 11月30日に開催された戦略企画雇用経済分科会で詳細調査を分担しましたけども、議論の前提となる分科会説明資料について、令和4年度当初予算編成に向けての基本的な考え方しか記載がなく、これまで記載があった各事業における現状と課題、前年度の目標達成状況等についての記載がなかったため、各委員から議論がしづらいとの意見がありました。今回、なぜこのような様式になったのか、お答えください。
○高間部長 今年度に限りましては、県政展開の基本となります「強じんな美し国ビジョンみえ」あるいは「みえ元気プラン」の策定に向けて、現在いろいろと議論しているところでございまして、逆に言えばこの段階で政策体系とかも何も決まっていない状況の中で、どういう形で今回の「令和4年度当初予算に向けての基本的な考え方」を議員の皆様にお示ししたらいいのかなというのをずっと悩んでいまして、もう一つ、今年につきましては、予算調製方針を出してから基本的な考え方を示すまでの期間が実はすごくタイトでございまして、そういう中できちんとしたものを出さなければならないということもありましたので、今回は大変申し訳なかったんですけども、各部の取組を端的に示すような形で表したほうが誤りもありませんので、より議論していただきやすいと思って出させていただいたんですけど、確かに分科会のほうで委員の方からそういう議論があったことをお聞きしまして、それであればやっぱりまずかったなということで、正副委員長と相談させていただいた結果、13日の予算要求状況の説明とか、14日に総括的質疑がございますのでそれに間に合うように、前回お渡しさせていただきました基本的な考え方の資料に追記するような形で、これまでの取組の現状と課題というものをそれぞれのものに入れさせていただいて、再度お渡しさせていただきたいと思っておりますので、何卒御理解いただきますよう、よろしくお願いします。
○野村委員 できるだけ議論のしやすいような資料を出来るだけ早くお願いします。
以上で終わります。
(3)委員間討議 なし
(4)委員長報告で処理経過を求める事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長
石田 成生