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平成16年第4回定例会 請11

受理番号・件名  請11 産業廃棄物行政における観光地への配慮について
受理年月日  平成16年11月18日
提出された  定例会  平成16年第4回定例会
紹介議員  前野 和美
付託委員会  農水商工常任委員会
請願要旨  観光榊原町は久居市の西部に位置し、清少納言ゆかりの名湯として、日本三名湯の一つにも数えられわが国有数の名湯を誇る観光地である。
 西には関西の軽井沢とも言われる布引山系の青山公園が室生赤目青山国定公園にも指定されており、近年ここに建設された風力発電施設は、自然との調和を図りながら日夜地球にやさしいクリーンな電力を供給しており、「人間環境創造都市」としてクリーンエネルギーを全国に向かって発信する拠点となり、榊原温泉と風力発電とが一体となったまちづくりの推進が図られている。
 また、医療、福祉、保健分野においては、榊原温泉を利用して高度な専門的医療技術を集積した病院、生涯を通しての健康づくりの推進を図る老人福祉施設等々の医療、福祉施設が進出し「医療、福祉、保健の充実」が図られてきており、現在久居市が目指す新市まちづくり計画により、これから「里山・山間自然環境ゾーン」として土地利用の成熟度も醸成し自然環境の保全が整った理想的な土地利用が図られようとしている。
 一方三重県においては熊野古道が世界遺産に指定され、新たな観光戦略プランを策定中と伺っており、観光行政にご尽力いただいていることに感 謝している。
 しかし、このたび久居市榊原町字古井谷5661番地ほか4筆の地内に産業廃棄物の中間処理施設を建設する計画が持ち上がってきた。この施設は資源循環型産業廃棄物処理施設であり、三重県産業廃棄物処理指導要綱第25条の規定による適用除外であることから、すでに届出が提出されているとのことである。
 ゴミを有効利用するという国の方針に合致するものであり、地元同意等が必要ないとのことである。しかし、関係市町村や我々地域住民に知らされることなくこのような計画が進んでいくことに深く憂慮するところである。
 ぜひとも県におかれては、自然を観光資源の最も重要なものと認識され、今後観光地における大型開発や産業廃棄物処理施設などの建設に対しては、地元住民に配慮し、適切な指導を行われるよう強く要望するものである。
 地方自治法第124条の規定に基づき榊原町に在住する有権者住民並びに関係者2,183名の署名を添えて請願する。
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