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平成18年第2回定例会 請26

受理番号・件名 請26 熊野川濁水対策、環境保全改善について
受理年月日 平成18年6月7日
提出された
定例会
平成18年第2回定例会
紹介議員 舟橋 裕幸    森本 繁史    中嶋 年規    中森 博文
付託委員会 県土整備企業常任委員会
請願要旨  熊野川流域に暮らす私達にとって、熊野川は命の源であり生活を営む基盤でもある。
 また、平成16年7月には、「川の参詣道」として世界遺産に登録され、一躍、私達地域の川から世界人類共有の貴重な財産となり、宝物となった。このことは、熊野川と共に生きる私達にとって誇りそのものである。しかしながら、熊野川の現状は、とても世界に誇る熊野川とは言い難く、大変苦慮しているところである。
 豊かで雄大な熊野川の再生を図り、次代を担う子ども達に伝えていくためには、森林の保水力の確保と涵養を図り、その荒廃を防ぎながら熊野川を着実に再生させてゆかなければならない。 ついては、下記のとおり熊野川濁水対策、河川環境の改善等の取組を進められたく、請願する。
1 濁水対策について
 平成16年は過去に類を見ないほどの台風が日本列島に上陸し、熊野地方においては、甚大な被害が出た。濁水問題においては、台風11号以降は、北山川もこれまでの十津川以上に長期的に濁り、鮎の成育等に多大な影響を与えた。十津川においては、小さな出水においても濁水の長期化が懸念されるほど慢性化しており、本来の熊野川の能力を著しく低下させるばかりか、沿岸部の環境にも多大な影響を与えている。
 このため、熊野川濁水軽減対策の更なる改善と十津川第二発電所における発電放流水の清水化を電源開発株式会社に強く働きかけること。
2 河川環境の改善
 二津野ダムから十津川第二発電所間は、減水区間になっているため、渇水期には瀬切れが確認されている。このため、河川の環境保全のために二津野ダム河川維持流量の増加を関係機関に強く働きかけること。
 また、ダムにより下流部への土砂の供給はなきに等しいということは、周知するところであるが、このダム直下では、岩礁が露出し、砂利の流れによる河床洗浄や自然浄化作用がなくなっている。環境に優しいダムと言われているように、河川に対しても優しく、地域住民に対しても優しいダムであるように、電源開発株式会社において、ダム直下に砂利を投入し、河川浄化機能が高まるよう働きかけること。
3 環境保全のための広報と啓発活動
 河川環境保全のためには、ダム設置者の協力なくしては成し得ない部分が多大であるが、熊野川の環境と保全のためには、流域の住民が熊野川を取り巻く現状を知り、一人ひとりが、日々の生活から見直していかなければならない。とりわけ、生活排水は、河川汚濁の原因の一つとなっていると言われており、濁水対策と同様に今後の課題である。
 また、河川を守り育てるためには、その水源である森林の再生と循環に向けた取組も必要不可欠である。こうした現状の中、次代の子ども達へ貴重な森林や河川を遺していくためにも、環境に優しい生活への取組、自然と共存を意識するための広報と啓発活動、河川パトロールの強化によるゴミの不法投棄防止を求めると共に、清掃活動や森林再生に向けた植樹等の環境保護活動に取り組みやすい支援制度を拡充すること。
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