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平成18年第3回定例会 請33

受理番号・件名 請33 「学校安全法」(仮称)の策定をはじめとする総合的な学校の安全対策を求めることについて
受理年月日 平成18年9月22日
提出された
定例会
平成18年第3回定例会
紹介議員 大 野 秀 郎   中 森 博 文   石 原 正 敬
付託委員会 教育警察常任委員会
請願要旨  近年、学校への「不審者」の侵入による殺傷事件、震災や大雨などによる自然災害、O157をはじめとした健康被害、通学路での誘拐事件など、学校内外で子どもたちが被害者となるさまざまな事件や事故が発生している。
 これらのように学校の「安心・安全」が脅かされる事態は、子どもの成長や学びにとって重大な支障となりつつある。子どもや教職員が安心して学習、教育活動を営めるように学校の環境を整えていくことが求められている。
 そのためには、まず、学校の安全な環境の整備を進めていくための法的整備が必要である。国や行政の役割・責任、財政上の措置、関係機関等の役割、学校の安全最低基準等、基本的な措置を明記した「学校安全法」(仮称)を国が策定することが緊急の課題である。そして、被害を未然に防止し、実際に起こった場合には被害拡大の防止、被害者の精神的なケアを行うなど、学校内外が協働して総合的な学校の安全対策を進めていくことやそのための条件整備も必要である。
 三重県議会では、一昨年3月、「犯罪のない安全で安心な三重のまちづくり条例」が制定され、今年3月、「犯罪から子どもを守るための決議」が採択された。決議では、「学校ボランティアヘの積極的な参加の推進」、「路線バスなどを利用した通学時の安全確保」、「不審者等に関する情報の共有体制の充実」を実現し、「子どもを犯罪から守るための総合的な対策」をとることが県に求められている。
 よって、県議会におかれては、子どもたちが安心して学校に通い、安全が保たれたなかで学校教育が行えるよう、国の関係機関に対し、「学校安全法」(仮称)の策定をはじめとした総合的な学校安全対策を求める意見書を提出されたく請願する。
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