三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成14年度 委員会会議録 > 平成14年9月4日 議会運営委員会 会議録
議会運営委員会会議録
開催年月日 平成14年 9月 4日(水) 10:02 ~ 10:43
開催場所 議会運営委員会室
出席委員 12名
委員長 | 岩名 秀樹 君 |
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副委員長 | 岩倉 歓治 君 |
委員 | 田中 博 君 |
委員 | 桜井 義之 君 |
委員 | 舟橋 裕幸 君 |
委員 | 木田 久主一 君 |
委員 | 藤田 正美 君 |
委員 | 水谷 俊郎 君 |
委員 | 金森 正 君 |
委員 | 西場 信行 君 |
委員 | 永田 正巳 君 |
委員 | 萩原 量吉 君 |
欠席委員 0名
委員外議員
議 長 上野 一人 君
副議長 山本 教和 君
出席説明員
副知事 吉田 哲 君
総務局長 山本 勝治 君
総務局総括マネージャー 小山 巧 君
総務局マネージャー 大林 清 君
傍聴議員 0 名
県政記者クラブ加入記者 11 名
傍聴者 1 名
その他
議題又は協議事項
1 第3回定例会の提出予定議案について (資料1)
2 会期と日程について (資料2)
3 議案聴き取りについて (資料3)
4 質疑・質問について
(1)代表質問について
(2)一般質問について
(3)再質問、関連質問について
5 請願・陳情について
締切日 9月11日(水)午後5時
6 請願の取り下げについて (資料4)
7 意見書・決議案について (資料5)
8 公安委員会委員、人事委員会委員の紹介について
公安委員会委員 竹林武一君
人事委員会委員 永井啓弍君
9 全員協議会について (9月11日 議案聴取会終了後)
10 開会日の議事予定について (資料6)
11 会議時間の延長について
12 テレビ放送の中継について (資料7)
13 次回の議会運営委員会について
9月11日(水) 本会議散会後
14 その他
(1)海外視察調査報告会の開催について
(2)特別委員会の開催について
(3)その他
〔開会の宣告〕
1 第3回定例会の提出予定議案について
第3回定例会に提出が予定されている予算案6件、条例案7件、その他議案14件、報告33件、認定4件の計64件について資料1のとおり副知事、総務局長から説明があった。
(1)当局からの説明
〔吉田副知事、山本総務局長〕
2 会期と日程について
会期と日程は、資料2のとおり了承された。
3 議案聴き取りについて
議案聴き取りは、9月11日本会議散会後の議会運営委員会終了後に行うことで了承され、その順序については資料3の日程案のとおりとすることで決定された。
4 質疑・質問について
(1)代表質問について代表質問については新政みえ、自由民主党、無所属.MIEの順で、各会派の代表者1名が行うこととし、質問時間は、答弁を含めて1人70分程度とすることで了承した。代表質問に対する関連質問は行わないこととされた。
(2)一般質問について一般質問は3日間で、質問時間は答弁を含めて1人60分程度、質問者数は1日4名、3日間で12名とし、各会派の質問者数の配分案について事務局から説明があった。
(1)事務局説明
〔神田議事課長〕
○岩名委員長 ただいま事務局から説明がありましたが、無所属の津田議員から、質問を行いたい旨の申し入れがありますので、いかがいたしましょうか。よろしいですか。
(「異議なし」の声あり)
それでは、質問者数は12名とし、新政みえ5名、自由民主党4名、無所属.MIE1名、日本共産党1名、無所属1名といたします。
一般質問の順序は、申し合わせどおり会派の輪番制とし、今回は、無所属.MIE、新政みえ、自由民主党の順序で、3日間の質問順序は別紙質問者一覧表のとおり承認された。
質問予定者につきましては、9月11日(水)の本会議散会後に議会運営委員会を開き、協議することとされた。
(3)再質問、関連質問について
再質問は、申し合わせどおり、質問時間内で認めることとし、関連質問は、その回数を各会派へ配分することとし、新政みえ8回、自由民主党7回、無所属.MIE1回、日本共産党1回、無所属1回と決定された。
関連質問は、申し合わせどおり答弁を含めて10分程度とし、あらかじめ通告書を各会派代表者の了解の後提出することとされた。
再質問、関連質問は、申し合わせどおり自席から行うこととされた。
(1)事務局説明
〔神田議事課長〕
○岩倉副委員長 関連質問で、無所属1回と書いてあるわけですが、今、無所属の1名の津田さんは一般質問をやるということを確認したわけですから、1人しかいないのに関連質問も1回というのはどういうことですか。
○神田議事課長 関連質問につきましては、一般質問予定者につきましては、その質問を終えるまでは原則としてできませんが、一般質問を終了した場合につきましては、その会期中、質問した事項及び同一趣旨について関連質問を差し控えるということになっておりますが、それ以外の項目については、できるというようなことになっております。
○萩原委員 これは、普通差し控えるということが明示していませんか。
○神田議事課長 これは、質疑・質問についての議会運営委員会の申し合わせ事項でございますが。
○萩原委員 それやったら私あえて順番を、何も津田さん2日目やなしに、共産党2日目でもいいと言いたかったんやけどな。いつも最後の最後やからどっちでもいいけどもな。
○岩名委員長 メーンイベントやと思ったら腹立たへんで、最後で。
○岩倉副委員長 そういうことですか。そういう確認やったら、それこそ順番もこれからこだわることになってくるわね。最後にやったらもう関連質問できないわけや。最初の方にやってれば、1名でも2名でも、関連質問を後から同じ人ができるということになるんですね。
○岩名委員長 そこのところもちょっとおかしいな。
○岩倉副委員長 それは質問終わってからやったらいいということですか。その前はあかんの。
○神田議事課長 質問前は、原則として関連質問は差し控えると。質問後につきましても、質問した同一趣旨の内容とか、同じ事項については関連質問はできないということの定めでございますので。
○岩名委員長 大体関連質問というのは、人の質問に関連するわけでしょう。それを、自分の質問が終わってからじゃないとできないというのは、ちょっと意味がわからんけどな。
○丹羽次長 自分の発言のときに、それを発言する機会があり得るということだというように解釈しておりますけれども。
○岩名委員長 ああ、そういう考え方。それどうですか、皆さん。大事な話やな。
○萩原委員 そういうことでとるとすればそれでよろしいけども、自分の質問の中でやってくれというふうにしといてもらったらよろしいやんか。
○岩倉副委員長 するかしないかはわかりませんけどね。
○岩名委員長 よろしいですか。
(「はい」の声あり)
5 請願・陳情について
請願・陳情の受理は、9月11日(水)開会日の午後5時をもって締め切ることで了承された。
6 請願の取り下げについて
所管の常任委員会において、継続審査中の請願1件について資料4のとおり提出者から取り下げ願いが提出され、その承認については9月11日(水)の本会議で諮ることで了承された。
7 意見書・決議案について
意見書・決議案の提出期限は、申し合わせにより、資料5のとおり了承された。
8 公安委員会委員、人事委員会委員の紹介について
第2回定例会において専任同意された公安委員会委員竹林武一君、人事委員会委員永井啓弍君の紹介を9月11日(水)の本会議開会に先立ち行うことで了承された。
9 全員協議会の開催について
「プロジェクト“C”計画書について」及び「県政運営の基本的な考え方について」当局から説明を受けるため、9月11日(水)の議案聴取会終了後、全員協議会を開催することで決定された。
10 開会日の議事予定について
資料6の順序で取り進めるため、事務局から説明があった。
(1)事務局説明
〔神田議事課長〕
11 会議時間の延長について
特に問題のない場合は、2時間に限り、その都度、議会運営委員会を開かず本会議で諮るものとすることで了承された。
12 テレビ放送の中継について
今定例会におけるテレビ中継については、9月18日(水)の代表質問及び20日(金)、25日(水)、27日(金)の一般質問を、資料7のテレビ放送計画のとおり中継することで了承された。
13 次回の議会運営委員会について
質問者について調整するため、9月11日(水)の本会議散会後の写真撮影の後、開催することで了承された。
14 その他
(1)海外視察調査報告会の開催について
1月に実施された海外調査の報告会を9月11日の本会議散会後、全員協議会に引き続き行うこととされた。
(2)特別委員会の開催について
今定例会中の10月4日(金)、新産業(IT・環境産業等)創造調査特別委員会が開催される旨報告があった。
(3)その他
1) 議長からの報告
ア 全国都道府県議会議長会定例会総会等
議長と副議長が出席し、別紙1のとおり、それぞれが了承可決された。
定例総会で会長に福島県議会議長が、副会長に三重県議会議長外7名がそれぞれ選任された。
イ 第8回紀伊半島三県議会サミット
8月29日、奈良県吉野町で開催され、各県から持ち寄った議題について協議を行い、別紙2のとおり報告された。
ウ 三重の国づくり白書にかかわる議会の意見のまとめ方
6月3日に開催された関係委員会会議の決定に基づき、各常任委員会及び予算決算特別委員会で論議をされたが、近々その結果がまとまるので調査結果報告書を三重県議会の意見として、第3回定例会開会日に議場で配付する旨報告があった。
○萩原委員 2つ当局にただしたいというか、議会を軽視するものではないかという立場から、苦言というか文句言いたいんですわ。
一つは、県下6,800世帯にかかわる生活保護家庭の皆さんに対する、夏季と冬季の手当、年額県費でわずか1世帯当たり2,400円というふうに聞いておるんですが、これが、今年度予算でばっさり全額削られた。この点について、議会に対するきちんとした説明がなかった。これは、私ら勉強不足だと言われたらもうそれはしゃあないねやけれども、予算書で見る限りではそのことがはっきりわからない。
それから、昨年12月議会で予算決算のときの資料に、見直しリフォームの事業の中の一つに入ってはいたけれども、項目で見る限り、生活保護家庭の予算を削りますというふうには書いてはない。ただ総額として3,300万円ぐらいの減額になっているなというのがあったとはいえ、そのことをお前らが聞かんだから言うたらんだんだよということになるのか。しかも私はこれは、議員が知らんだというだけの問題ではなくて、市町村なり社会福祉事務所から、生活保護世帯に全部徹底されていない。これは僕は怒りに耐えんのですわ。実際にわずかな県費なんですよ。だけど生活保護家庭にしてみたら、これはやっぱり大変なお金ですわ、こんな時期ですからね。1世帯年額4,800円、これは市町村が上乗せしているところも随分あるわけですから、そのあたりで総額で減っているということが、よくわからない部分もあるんでしょうけれども、そこが徹底されないままに、あるいは事前に今回減るよということがないままに強行されてることに対しては、私は、保護家庭に対する、4,800円出すか出さんかの是非は別にして、やっぱりこういう重大な、ましてや弱者に対するいじめとも言えるような予算カットに対して、議会にきちんと報告もし、そしてやはり論議も経てやられた、予算は一緒くただからその中に含まれとったんだから、もともと組んでいないから削るの当たり前やないかというようなことでは済まされないのではないか。これは、議会運営にかかわっての重大な、県当局の議会軽視だというふうに私は思うんですが、この場であえてただしたいというのが一つです。
それは予算の額が大きいから、一つ一つ細かく聞けないとか、わからないとか、私らそんなのがいっぱいあるとはいうものの、やっぱりこういう行革だという時代に、一番弱いところに、総額3,200万円ですやないか。知事室直すのに5,500万円というのに比べたって知れてますしさな、知事の退職金の4,700万円と比べたって知れてるわけで、そのことをやっぱり6,800世帯に影響を与える重大な事態だというふうに認識してないんだったら、これまた大問題だと思うし、そこがなぜこういう形になっていったのかという経緯も含めて御説明いただきたい。一つです。
もう一つは、やっぱり北勢線問題です。北勢線の存続について、県費を投入もしながら市町村と一緒に協力してということは、非常に立派ないいことやと、私は高く評価します。ただ、議会答弁は非常にそっけなく、県は存続の方向で努力するというつもりは毛頭ないという発言を部長がしている。だから、議会としては全くバス代行でそんなことは考えてませんぜというそっけない返事に公式はなっている中で、私らその後、私個人にかかわっても4回交渉してますわ、県と。高校の先生らとも一緒に。それからうちの共産党の議員とも一緒に交渉してる。非常にそっけない返事しかしてないという中で、大いにそんな中で議論し、論議されたんでしょうけれども、突如として新聞発表でぼかんと県がそんな判断やと。これは、新聞社の皆さんの努力はそれはそれであるんだろうけれども、その間の過程が全く私らに見えん。そして、急遽新聞に書かれましたからというようなことで、私ら議会が後で聞くと。これもやっぱりおかしな話やと思うんです。そういう検討が具体的にされているのやったら、こんなことも考えてます、常時やっぱり私は議長なんかに報告もしてもらう、関係委員会にも報告してもらう。県会議員としてもあんたらも一緒に知恵出してくれというような、そんな論議が、開かれた議会あるいは開かれた県政という中であってもええやないかという思いがするのですが、結果として、後から私らが聞かされるというのは、これはもうたまったもんやないなと、そんな思いがするんです。
この2点については、私はほかの皆さんも共通の思いを持っておられる方もあるんやないかとも思うけれども、ぜひこの場で聞かせておいてもらいたい。
とりあえず以上です。
○山本総務局長 私から1点目のことについてお答えさせていただきますが、今委員お尋ねの中身、我 々これから非常に厳しい予算の中で、議会の方々あるいは県民の方がもっとわかりやすい形でということは、非常に大事なことだと思いますので、こういうことが起こったということについては非常に申しわけないと思ってますので、ことし予算作業の中でできるだけそういうことをきちんとできるような、そういう仕組みも考えながら、12月のぎりぎりのところでスクラップ一覧表とか、フィルター一覧表をただ単に配付するだけではなしに、もう少しわかりやすい形で議会の方あるいは県民の皆さん方にもわかるような形がどうなのかということは、昨年の反省としてやっていきたいと思いますので、御了承いただきたい思います。
○吉田副知事 北勢線問題につきましては、私どもも県市町村を通じて多額の県費、それから市町村の経費が必要であるということで、慎重に検討を重ねていたところでございます。
前回の議会答弁の段階では、いろいろ全体像が見えない点などもございまして、慎重な答弁ということでございますけれども、その後関係の市町村、それから特に運行を予定されている会社との協議などを通じまして、答弁をした時点とはいろいろな情勢が異なってまいりました。
もう一つは、経費を最小限にするためには、早く決断をして、一刻も早くその意向を円滑なものにする必要があるということが生じましたので、ああいった時点で県の方向性を市町村長さん方に表明をさせていただいたところでございます。
こういった事情がございまして、また、この判断のあり方につきましては、今回の議会を中心に、あるいは予算などを通じて十分御審議を賜りたいと存じます。
○萩原委員 私は、中身に今答えてくれと言うてるんと違うんや。やはり議会運営委員会ですから、議会と県当局のあり方として、やっぱり知事だけ判断したら後は議会は何でも賛成するんやから何とでもできるんやというて勝手に突っ走ってもらったら困ると言いたいんですわ。予算を伴うような話については。ましてや県民の生活に直接かかわるような問題やったら大問題やんか。だから、やっぱり議会にきちんと説明もし、諮って、論議してくださいという姿勢が、口では情報公開と言うくせに、隠ぺい体質そのものやんか。わからんだら、実際に僕ら本当に恥ずかしかったんやけども、受け取る生活保護世帯から初めてそのことを指摘されて、私らが知るという話なんや。それで、予算を一生懸命調べても予算書をどれだけ調べてもわからへん。しかもリフォームのときにもその説明あらへん。予算決算特別委員会でも。だからけしからんと言いたいんですわ。直接かかわる健康福祉の委員会でも、その報告さえない。そんな生活保護世帯のわずかな3,200万円ぐらいのことはそんなものは説明できるかいというふうに言うなら、そうやって言うてほしいけれども、やっぱり6,800世帯の生活かかわっている、これに対して、報告せんだということについて十分反省してると言うけど、反省しとらへんやないかちょっとも。そんな痛みわかるの、あんたらに。僕はそういう意味で本当にけしからんというふうに思う。これは私自身の勉強不足を自戒しながらやけども、あの予算書見てるだけでは絶対にわからんよ。なぜそれを言わんの。施設に対する利子補給もやめたというのも同じやんか。後から問題になる、議会で。だから、そういう点が予算のときに本当に県民に、こんな時期だから不利益なり痛みを押しつけるんだったら、それはそれできちんとやっぱり説明しなさいな。そして議会で論議してもらおうやないか。
それから、北勢線のお金についても、これは大いに結構なことじゃと私ら言うてるんやけども、そんなのが、何でやっぱり議長なり議会なりと絶えず連絡しながらの検討にならんのか。私はやっぱりそういう過程もどんどんオープンにしてもらいたいとも思うし、バス代行やという話で、そっけない話がずっと進んでる中で、ある日突然。私らとしては、交渉も4回やったがね。高校生の手紙までつけて。だけども、それでもそっけない返事しかしとらへんだわさ。ところが、急遽変わっていくというようなことは、しかもお金が初めにぼかんと5億円なんて数字まで出てきて。こんなお金も議会の議決がなきゃ通らんわけでしょう。その意味で、私はやはり議会軽視甚だしいやないかと、あえて言いたいわけです。そんな点ほかにもいっぱいあるけど、この姿勢変えてもらわんとあかんと思うんですが、いかがですか。
○吉田副知事 まず北勢線問題など一つの例にとってみますと、今先生が5億円というような数字を出されましたし、現実に新聞にもそのように報道されましたけれども、最終的に県の負担で、今関係者に手配していますのは1億8,000万円というようなことで、その途中は、実は一種の交渉ごとでございますし、相手の立場もございますから、どうしてもその経過を、その途中で私どもの立場だけで逐一明らかにすることができないというような事情もございますので、ある程度そこら辺は御理解をいただきたいと思います。
その北勢線の例えば決定の経緯などにつきましての説明につきましては、今議会の審議などを通じましても十分明らかにさせていただき、県民に対する、あるいは議会の皆様方に対する説明責任を果たしていきたいというふうに考えております。
廃止する事業などについての御説明が、これがその当事者の方々に十分行き届いていなかったという点については、反省をいたしておるところでございまして、そういった点も含めて、新たな予算編成につきましては十分情報を公開していくように努力してまいりたいと考えています。
2) 副議長からの報告
「四年の歩み」の編さんについては広報委員会で審議を重ねており、既に議員の方々に議長名で通知を行っているが、別紙日程表のとおり、今会期中に撮影を行うので協力してほしい旨の報告があった。
○水谷委員 議運の議論ではないんですが、先ほどの萩原委員の質問に対して、副知事の答えの中で気になることがありますので、一つだけお伺いします。
先ほど、北勢線、決断したのは経費を最小限にするために決断したとこう言われましたね。経費というのはどういう意味ですか。それだけお聞きします。
○吉田副知事 県民市民の負担。
○水谷委員 県民市民の負担という意味での経費ということで、公式発言でよろしいですね。当然ですね。はい、わかりました。
○岩名委員長 私から、別に萩原さんを応援するわけではないんだけれども、萩原さんの発言についてちょっと補足したい。
今の業務見直しの問題ですけど、リフォーム等々の。今発言にありましたように、どうも資料を見ても、具体的には廃止変更等々がわかりにくい。わかりにくく書いてあるようにさえ思える。そして、資料配付の時期が、一番最初にこれが配られるんですけれども、予算決算特別委員会の委員にだけ配られる。これが大体12月議会の最終日。もうすべて終わって、師走ですわ、正月前にしてもう早く帰らなあかんというときに、机の上へたーっと配るだけですよ。全く不誠実、これは。
それから今度はこういうものが2月の議会の初めに、事業廃止、中止、リフォーム一覧表というのがぽんと渡されると。これでは、我々も勉強することすらできないし、今萩原委員が言われたように、大変困る問題だと思うんですね。議会を軽視していると、こう言われても仕方ないと思うし、あなたたちは、説明責任を果たしていないということに尽きると私は思います。こういうものは予算を切っていくことがほとんどなんですよね。まさに闇討ちのようなもんで。もっと堂々と果たし合いしてから、昼間にきっちりやってもらいたい。議論を経てやらないとまさに闇討ちです、これは。正規にきちっとした手続を踏んで、今後は出してくれるように要望しておきたいと思います。
〔閉会の宣告〕
以上、会議の要綱を記し、ここに署名する。
平成14年 9月 4日
議会運営委員長 岩名 秀樹