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平成20年第1回定例会 請31

受理番号・件名 請31  長田地区内の産業廃棄物処分場に不法投棄されている産業廃棄物の全量撤去を求めることについて
受理年月日 平成20年6月10日
提出された
定例会
平成20年第1回定例会
紹介議員 吉川  実、竹上 真人、森野 真治、真弓 俊郎、今井 智広
付託委員会 生活文化環境森林常任委員会
請願要旨   当会では、数年前から、長田地区内の産業廃棄物処分場について、悪臭や規程外の廃棄物投棄の疑い、出火、土壌汚染の危惧等、将来に亘る生活環境を脅かすこの状況を憂え活動する地域住民や自治会に協力し、三重県に対し処分場増設の反対やボーリング調査の実施、業者への指導強化を訴えてきた。平成18年11月27日には、処分場増設に対し三重県から不許可の判断が下され、県政の適切な判断に深く感謝している。
  しかし、既存処分場に堆積されている産業廃棄物については、地域住民による調査や平成18年3月に県の指導の下で業者が行った既存処分場のボーリング調査の結果により、有害物質(鉛及びPCB)や埋めてはならない品目が検出されながらも放置されている。
 現在及び将来に亘る地域住民及び木津川流域住民の生活環境の保全のために、長田地区内の既存処分場に不法投棄されている産業廃棄物を早期に全量撤去するよう、業者に強く指導していただくよう請願する。
 なお、地域から提出された「有害物質が確認された既存処理施設における廃棄物の全量撤去を求めるについて」の請願が、平成20年3月25日に伊賀市議会で採択された。市がひとつとなって切にお願いすることであることを理解ください。

(早期に全量撤去を求める理由)
1 堆積物の質的危険
  平成18年3月に県の指導の下、業者が行った既存処分場のボーリング調査では、かねてより地域住民が指摘し危惧していたとおり、取り出したコアに、埋めてはならない品目の木屑(廃材)が含まれており、また基準値以上のPCBが検出された。木屑(廃材)は水分を多量に含むために堆積物が崩壊しやすく、崩壊すれば、周辺の土壌汚染、特に島ヶ原住民の水源保護区域の汚染、有害物質の木津川流出は免れない。
2 地理的条件からの危険性
  この処分場が花ノ木断層と呼ばれる活断層や三軒家断層から1km程度しか離れていないこと、木津川断層帯まで5kmという地理を考えると、想定されている南海・東南海地震規模の地震が起これば大規模な崩壊の可能性がきわめて高いと考えられる。
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