三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成20年度 委員会会議録 > 平成20年6月3日 NPO等ソーシャルビジネス支援調査特別委員会 会議録
N P O 等 ソ ー シ ャ ル ビ ジ ネ ス 支 援 調 査 特 別 委 員 会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成20年6月3日(火) 自 午後 1時30分 ~ 至 午後 1時55分
会議室 301委員会室
出席委員 12名
委 員 長 稲垣 昭義 君
副委員長 中森 博文 君
委 員 辻 三千宣 君
委 員 笹井 健司 君
委 員 竹上 真人 君
委 員 中嶋 年規 君
委 員 藤田 泰樹 君
委 員 野田勇喜雄 君
委 員 森本 繁史 君
委 員 三谷 哲央 君
委 員 西塚 宗郎 君
委 員 西場 信行 君
欠席委員 なし
出席説明員 なし
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 なし
議題および協議事項
Ⅰ 調査事項
1.委員会年間活動計画の策定について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 調査事項
1.委員会年間活動計画の策定について
○稲垣委員長 まず初めに、本委員会は5月16日の本会議において設置され、所管事項は「公益的活動、ソーシャルビジネスの活動主体となるNPO等の支援に関する調査」とされております。
本日は、この所管事項を調査するに当たり、どのように委員会を進めていくかについて、年間の活動計画のご検討をお願いしたいと存じます。
それでは、まず初めにこの委員会を始めるに当たって、昨年度のNPO支援に関する勉強会による「とりまとめ」及び経済産業省による「ソーシャルビジネス研究会報告書」をお手元に配付をいたしました。
これまでの経緯について、少しだけ皆さんと共有ということでお話をさせていただきたいと思うんですけれども、一昨年に地方分権推進調査特別委員会が設置をされまして、当時中森委員長のもとでNPOのいろんな現場の声を聞こうということで、各地区で現場の声を聞いていただきました。それで委員長報告という形でとりまとめていただいたのも受けまして、昨年度NPO支援に関する勉強会ということで議会に設置をされ、このお手元の、先程言いましたとりまとめ書という形で全員協議会の場でご報告させていただいて、お手元の資料の形でまとまっております。加えて、今お手元にお配りさせていただきましたのが、経済産業省の方でソーシャルビジネス研究会報告書というのができ上がっておりまして、これ見ていただくと本年4月にできたばっかりで、国の方もこういう議論がようやく始まっているというところなのかなとは思うんですが、資料として皆さんのお手元にお配りをさせていただきました。そういったこれまで2年間にわたる経緯も踏まえて、今年の特別委員会の設置ということになりましたので、まずご確認をお願いしたいと思っております。
それでは、年間の活動計画のご検討をお願いしたいと存じます。
お手元に配付の「特別委員会年間活動計画の流れ」及び「年間活動計画書」をごらんください。
本日の委員会の進め方についてでありますが、「年間活動計画」の作成に当たり、本委員会として所管事項の調査を進めていくために、最初にどのような項目を調査していくかの検討を行っていただいた上で、次に委員会の最終目標、例えば「3月に提言する」などというようにいつ頃どのような形で最終目標を置くかをご協議いただきたいと存じます。
そして最後に、最終目標に向け、いつ頃どのような方法で調査を行うか、ご協議をお願いしたいと存じます。
ということで、皆さんからこれを作っていただくのにいろんなご意見をいただきたいと思いますが、これは例ですけれども、もし議論していただくのに可能なのであれば、正副で一応タタキ台は作らせていただいたんですけれども、それをお配りさせていただいてご議論いただく形でよろしいですか。それでご意見いただくということで。じゃ、それをお配りください。
それでは、若干ざっとした計画書なんですが、私のほうから少しご説明をさせていただきたいなと思いますが、まず1番目の所管事項というところは先程申しましたとおりであります。2番目の調査項目で(1)ソーシャルビジネスについて、(2)NPO等への支援についてという形で上げさせていただきました。
活動計画については、それぞれの先程の調査項目をどのような形でという年間で割り振っていくんですが、当面6月、7月ぐらいにソーシャルビジネスといってもなかなかこの用語からイメージされるものというのが、共通のものであるかどうかとか、あるいはどういったものかという認識の部分もまず深める必要もあるのかなということで、例えば参考人の方をお招きして、このソーシャルビジネスというものについて学んでいくのはどうかなと思っています。その後県外調査も挟みまして、それ以降はとりあえずそこで出てきた課題等もどのようにやっていくかというのは、ここで変わってくるかもわかりませんので、委員間討議という形で、流れはずっとそのようにさせていただいております。
あと、米印ですが、7月、9月、10月に常任委員会県内外調査ありということで、それが入ってくる可能性があるということですかね、そうですね。次の米印で、ソーシャルビジネスの幅広い視点から検討した上で、NPO等への条例を含めた具体的な支援策をとりまとめるということで、これ昨年の報告書とりまとめの中から、こういう形のまとめがされておりましたので、上げさせていただいております。
それから4番の県内外調査については、県内調査は未定ということで、今のところ日程設定はしておりません。県外の調査については、1泊2日ということで、ソーシャルビジネスを実施する団体、NPOとの具体的な支援を実施する行政を含めた、先進的事例の現地調査を行うということで、日程についてはほかの特別委員会常任委員会等々の絡みもありまして、ここにありますように、もし可能であれば8月6日から7日の日程で行かせていただきたいなと、中身については皆さんでまたご議論今からいただきたいと思っています。
以上簡単ですけれども、ざっとしたタタキ台の計画書なんですが、委員の皆さんの方でご意見等がありましたら、お願いをしたいと思います。
○三谷委員 基本的にこの考え方でいいと思います。特にソーシャルビジネスって何なのというところからちょっと入らせていただかないと、なかなかここから先が進まないんではないかとこう思っていまして、まず、ソーシャルビジネスが何たるものかという勉強から入らせていただくというのはありがたいなと思います。
○稲垣委員長 ほかにご意見ございますか。
○竹上委員 この6月、7月で参考人招致で、この6月は経済産業省のまとめた人を呼んで話を聞くというようなことですか。
○稲垣委員長 一応イメージなんですけれども、これもちょっとご議論いただければなとは思うんですが、まとめた人というか、この担当の方と、先程のソーシャルビジネス報告書というやつの29ページに、研究会の委員名簿がついていまして、例えばこの委員さん座長さんになるのか、委員さんかはあれですけれども、この中で学識経験者の人の立場でお話をいただけそうな人をちょっとピックアップして、最初来てもらうと、この経済産業省と学者さんというイメージで書いたんですけれども、例えば7月の方は同じくこの中でも、この研究会に実際その現場でやられておるNPOの方とか、そういう方も入っていますので、そのソーシャルビジネスを実践しとるという言い方がちょっと適当かどうかわからないんですけれども、そういう現場でやられておるNPOとかあるいは企業の方とか、そういう方らをその後に、一度概略が我々の頭にも入った上で、現場でやられておる、ソーシャルビジネスでやられておる方らの話を聞くと、一通り理解はできるのかなというイメージで出させていただいてもらっております。
○竹上委員 そういうことか。両方ともこれ、7月の人も県外の人というイメージなんかな。
○稲垣委員長 そうですね、ソーシャルビジネスのやっぱり調査ということで、なかなか県内でまだなじみのある言葉ではないのかなと思いまして、ちょっと副委員長と相談の上、案としてはこういう形で。
○竹上委員 よくわかりました。はい、ありがとうございます。
○稲垣委員長 ほかにご意見とかございますか。
○中嶋委員 基本的にええと思うんですわ。参考人の中で、結構今これに注目しているのは金融機関で、しかもいわゆる地銀レベルというか、いわゆる政府系金融機関、今後統合していくわけですけれども、そういったところが結構注目をしていて、果たしてその彼らにとってのビジネスチャンスになるかどうかということも含めて、そういう中でこれ一つの案ですけれども、参考人招致の中にそういったところの、このソーシャルビジネス研究会の国金の方も入っておるんですが、例えば信金さんとかも総合研究所で比較的わかりやすい報告書もつくっていらっしゃいますし、どこかその金融機関、百五経済研究所さんでも、もし研究をもう既にされてらっしゃるようであるならば、一度来ていただいて、ないしは途中でもいいと思うんですが、6月、7月じゃなくその支援策というところを検討していく段階でもいいかとは思うんですけれども、どこかでそういう金融機関の方、いわゆる具体的な、多分ネックになんのは資金面、人材面とかになってくる中のそういう支援的な部分のニーズに対してどういうことを、シーズを持っているのかという、そういうのをちょっと秋ぐらいに入れていただいたらどうかなというふうなことは思います。
あと、スカート踏む意味にとってもらうと困っちゃうんですけれども、そうじゃないという前提で、NPO等への条例を含めた具体的な支援策という中で、ちょっとこれまでの特別委員会の反省も含めて、この委員会じゃなくていろんな委員会の中で、委員会、検討会も含めて、条例ありきでやっぱり進めちゃうと、かなり議論がタイトになってしまうというところもあるので、そのあたりはちょっと柔軟に、ただ目標として置くことに全然異議はないんですけれども、この年度内に必ず何らかの条例を作んなきゃいけないというところまで、かちかちにタイトにしない方がいいかなというのがちょっと意見として持っています。
以上です。
○稲垣委員長 わかりました。金融機関等々については、ぜひまたそれ、特に県内でちょっと我々また調べさせてもらって、参考人として来ていただけるようなものであればぜひとも。目標については先程の最後の年間計画のどういう形で最後もっていこうかというイメージを作らなければいけないというのは特別委員会の今そういう形で進んでいますので、こういう形で置かさせていただきました。当然議論の流れでどうなっていくかというのは、これは委員会の中でまた議論させていただければええなとは思っていますが、ほかにご意見ございますでしょうか。
大枠よろしいでしょうか、何か。
〔「了承」の声あり〕
じゃ、調査項目とか、一応その活動計画について、特段どうですか、今中嶋さん、竹上さん、皆さんご意見いただいたんですけれども、ここに何か書き加えるとかにはいいですか、一応この形で出させてもらっといて、さっきの金融機関等々は流れでまた入れていくということで、今ちょっと具体的に書き込むんじゃなしに、という形でさせていただきたいなというふうに思っております。
一応、そしたら内容はこれで確認させていただくということで、県外調査は日程だけよろしい、8月6日から7日という案を書かせてもらったんですが、もうこれで日程は決定ということで。
○西場委員 もうこれは動かんですよね。
○稲垣委員長 いや、今案です。あれですか、ご都合が。
○西場委員 僕もちょっと県外予定しとんのやけれども、それでも簡単に動かせないでしょ、それは。
○稲垣委員長 事務局さんどう。
○事務局 8月の4から8まで、月曜日から金曜日までにしようということで、案ですね。
○稲垣委員長 4から8までは…。何か僕ら言うてましたよね、何かある、何があるって言ったんでしたっけ。何かあるで6、7にしたんでしたよね。
○中森副委員長 そうそう、何か理由あって6、7にしたと思うで、何か理由あって。
○稲垣委員長 何か僕言うてましたよね。
〔「終戦の関係とかそのあたり、広島の関係かもしれない」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 そやそや。西場先生、ちなみに4、5の方がええということですか。
○西場委員 ちょっと6、7がね、予定入れとるもんで、もし予定でも何かしているとまずいとか。
○稲垣委員長 4、5どうですか。
〔「4、5やったら私も欠席する」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 そうですか、そうなってくんのやね。
〔「5、6はあかんのですか」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 5、6なんかというのはどうですか、その間とって。
○笹井委員 4、5があかんのです。
○稲垣委員長 4、5がだめ。
○中森副委員長 西場先生、6はだめですか。
○西場委員 7がだめなんです。
○稲垣委員長 じゃ、7、8に例えばするとどうですか。8は何曜日や、8は金曜日ですね。
○西場委員 大丈夫です。
○稲垣委員長 7、8。
〔「どこに行くんですか」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 まだこれこれから決めるんですけど。
○中森副委員長 多分、もう関東しかないと思いますわ。
○稲垣委員長 恐らくソーシャルビジネスということというと、なかなか地域を…。
〔「半日だけのことになるかわからんけれども、それで進めるようなら、はい」
と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 そしたら、7、8にした方がええということですね、7、8で。すみません、8月の7から8に、西場先生が6、7はもう全然だめということでしたんで。7、8でじゃ、皆さん予定の方だけしておいてください。これ、どこに行くかはまだ今決めんでよかったんですよね、これからの議論で、はい、わかりました。
それでは、これで協議すべき事項は終了、本日いただいたご意見を踏まえ、正副委員長で年間活動計画、もう一度あれですけれども、ほぼこれで決定ということでご了解いただきましたので、よろしくお願いいたします。
○稲垣委員長 最後に次回の委員会の日程についてですが、先程活動計画の協議の中で、6月にソーシャルビジネスの現状と課題について、参考人を招致するということとされたところです。
その参考人との日程調整、先程少しご質問の中で、竹上委員からの質問でこんな感じの講師を予定していますという形でお話させてもらったんですが、講師自体は初日はそういう形でいいですかね、1回目、次の委員会は。
○三谷委員 わかりやすく説明していただける人を呼んでください。
○稲垣委員長 じゃ、そのことも含めてご一任をいただくということで、その講師の日程等の都合がありますので、次回委員会の候補日として、本会議及び委員会の日程を考慮した結果、6月26日の委員会予備日または、27日の予算、決算常任委員会代表者会議、議会運営委員会終了後、午後になりますけれども、の2案で予定をしていただきたいと思いますので、ちょっと講師の予定が確定し次第どちらかということで、皆様にご案内させていただきたいと思いますので、今のところちょっとその2つを予定しといていただけますでしょうか。
それで参考人が、日程が決定した段階で、その参考人を招致する委員会というのを開かなければいけないというのがありますので、6月13日の一般質問終了後、あるいは17日の一般質問終了後ぐらいで、決定するだけの委員会ですけれども、開きたいと思っていますので、それもご了解を願いたいと思います。
〔「委員会開かなあかんのや」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 委員会開いて決めやんと、参考人を呼ぶっていうのを。
〔「決めやんと、参考人を、この人呼びますというのを決めやんと」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 委員会開かなあかんのですよ。ですもので、一任をされた人をまた諮らなあかんという。それで決定いただくということで、じゃ13、あるいは17でよろしくお願いいたします。
〔「26は午前、午後どちらを」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 26は委員会予備日になっていますので。
〔「1日、どっちなるかわからない」と呼ぶ者あり〕
○稲垣委員長 なるかわかりませんが、委員会次第ですよね、午後の方がいいのかな。講師の都合も申しわけないですけれども、それも考慮した上でということでよろしくお願いいたします。
はい、それではほかに、最後。
○中嶋委員 間際になって、2点なんですけれども、1点が私、防災農商の常任委員長させていただいていまして、その中の議論でちょっとこちらの方へゆだねたいというところですね、コミュニティービジネスのファンドとかもあるんですけれども、一応中小企業支援策、商工振興策というのを年間活動の重点調査項目にしようかどうしようかという議論の中で、そのさっき申し上げたファンドのことについては、こちらの特別委員会の方で議論していただくのもいいんじゃないかという意見があったということをちょっとお伝えしておきたいと思います。
多分ソーシャルビジネスのいろんな幅広い分野の中で農商分野だけじゃなくて、政策部の関係もあれば、環境の関係もあれば生活部の関係もあるかもしんないですけれども、その中で多分農商部が一番絡んでくるのが産業支援センターに置いてあるコミュニティーファンドの果実を活用した、50億の果実を活用した支援策やと思うんですが、そのあたりについては防災農商の方では報告いただいても余り深い議論はせずにこちらへ特別委員会のほうへゆだねようという方向でちょっと考えておりますので、そのことについてちょっと踏まえていただければなということが1点と、それともう一つが、これだけの大世帯なんですけれども、聞くところによると非常にこのソーシャルビジネスというのが私どもの足元にはなかなかないようなんですけれども結構あって、実はこの間志摩市にもLLPの会社ができたんです。これは地域振興と海産物を売っていこうというそういうビジネスと地域づくりを両立させようという意味のLLPが立ち上がって、そういう動きが県内にも出てきていて全国的にも経済産業省のパンフレット作って、LLPのこんな先行事例があるよみなたいのもあって、結構そういう情報提供していただいて、かといって全員がどっと行くというのは難しいので、一つの努力目標としてなんですが、例えば秋までにそれぞれの個人なりグループで、個人の政務調査で、一つ去年の博物館にみたいに意識としてテーマとして置いていただいて、どこかそのソーシャルビジネス絡みのことについて調査いただいて1回それをみんなで情報共有、意見交換するような場も作っていただけるといいかなということを提案させていただきたいと思います。年間活動計画の中で言うべきことやったんかもしんないですけれども。
○稲垣委員長 という2つ今いただきましたが、委員の皆さんどうですか、中嶋委員のご提案。
よろしいか、今のような提案で。
○藤田委員 とりあえず、今の話を聞きおくのはいいんですけれども、その6月、7月のソーシャルビジネスについてのもうちょっとしっかりとした概念が我々の中に入らんことには、今の話もできないんじゃないかなと思いますので、ちょっとそのへんを踏まえた上でということにしていただけますか。
○野田委員 そうなると、県内調査をどういうふうにするのかというのが未定でなっとんで、最初は8月と書いてあって、県外が8月になっとんで、だからそれも含めて余り格差があるとまだ議論もできないことになるんで、できたらどこかへそのへんほうり込んでもうて、あとそれに出席できない人はちょっと別な日程、政務調査のほうでやってもらうというのがええのかなと思う。余り個々で行って、差ができるとちょっと議論もないんで、そのへんはまた正副委員長で諮っていただいたらと思うんで、だから大体これぐらいのときに県内調査もして、いうたら現場の声も聞くような日程調整しますということを言うてくれやんと、できるだけそれにあわせてやろうとしても勝手に行っとる人は、おれもうそこ行ったぞと言われたら、ガクッとこう、そのへんだけちょっとあわせてほしいなと思いますわ。
○稲垣委員長 わかりました。ほか。
○竹上委員 別にそれでいいですけどさ、その一つ目の話は別にいいんですわな。2つ目の勝手にみんなで行ってこいはさ、博物館のときは秋に行けんから報告書が出て、その前までに時間がある程度せまっているんで、緊急避難的措置やったと思うんですよ、あのお話は。これ今回緊急避難的なもんでも余りなくて、じっくりやっぱり研究するのと、ある程度共通認識持ってやっていかないと、まとまってやっぱりそのための県外調査であり、県内調査が議会として組んであるんで、余り特異な方法はとらん方がいいんじゃないかなという気もしますので。
○三谷委員 基本的には委員会として、県内、県外それぞれまとまってやらせていただくというのは大事やと思います。ただ、個人の政務調査の範囲の中で、先程中嶋さんおっしゃったように努力目標として、1つでも2つでも、現場見てグループなり個人で行って勉強してくるというのは決して悪い話ではないんで、ある程度柔軟に考えていただければいいんじゃないかと思います。
○稲垣委員長 わかりました。ほかにご意見は。
○中嶋委員 そういった情報を共有できる場をぜひ作っていただければなという。
○稲垣委員長 一応全体この年間計画にもあれなんですけれども、先程農水商工のコミュニティービジネスの話もありましたが、当面この特別委員会としては、ソーシャルビジネスなんかもそうですけれども、まずはこの委員会メンバーでしっかり勉強して所管がどことかそういうのじゃなしに、一度しっかりそれを勉強し情報を共有した上で、県の施策にどう反映していくかというのをこの計画では秋口からになろうかと思うんですが、当面そういう形で、進めさせていただきたいなと思っていますので、先程お話ありました独自の調査もどんどん個人でやっていただくということで、委員会としてもしっかりそれがやれるように県内調査、県外調査をうまく絡めながらやらせていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いをいたします。
よろしいですか。
〔閉会の宣言〕
以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。
平成20年 6月3日
NPO等ソーシャルビジネス支援調査特別委員長 稲垣 昭義