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平成20年第2回定例会 陳6

受付番号・件名 陳6 「協同労働の協同組合法」の速やかな制定を求める意見書提出について
受付年月日 平成20年10月15日
提出された
定例会
平成20年第2回定例会
所管委員会 生活文化環境森林常任委員会
項目   近年の労働環境の大きな変化は、ワーキングプアやネットカフェ難民といった新たな貧困層を生じるなど、働くことに困難を抱える人々を増大させ、社会問題となっている。また、高齢者、障害を抱える人々や社会とのつながりがつくれない若者など、働きたくても働けない人々の増加は、日本全体を覆う共通した課題となっている。こうした中、働く者や市民が協同で出資し、協同の経営で働く「協同労働」を旨とする協同組合は、働くことを通じて人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生をめざす活動を続けており、社会問題解決の手段の一つとして大変注目を集めている。しかし、現在、この協同組合は法的根拠がないため、社会的に十分認知されておらず、団体として入札・契約ができない、社会保障の負担が働く個人にかかる等の問題があり、法制化が望まれている。上記に鑑み、国会及び政府に対し、社会連帯の中で仕事を起こし、社会に参加する道を開く有力な制度として「協同労働の協同組合法(仮称)」を速やかに制定されるよう意見書を提出されたく陳情する。
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