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平成21年2月20日 予算決算常任委員会健康福祉病院分科会 会議録

    予算決算常任委員会健康福祉病院分科会

会議録

(開会中)

 

開催年月日     平成21年2月20日(金) 自 午後3時43分~至 午後4時01分

会議室            501委員会室

出席委員         8名

                           委  員  長   竹上 真人

                           副委員長   藤田 宜三

                           委   員   中川 康洋

                           委   員   後藤 健一

                           委   員   田中    博

                           委   員   舟橋 裕幸

                           委   員   山本 教和

                           委   員   萩原 量吉

欠席委員         なし

出席説明員

   [健康福祉部]

                           部長                                                   堀木 稔生

                           こども局長                                           太田 栄子

                           副部長兼経営企画分野総括室長         南川 正隆

                           健康・安全分野総括室長                     庄司   正

                           福祉政策分野総括室長                       渡辺 重和

                           こども分野総括室長兼こども未来室長   速水 恒夫

                           健康福祉総務室長                              加藤 敦央

                           健康福祉企画室長                              西城 昭二

                           健康危機管理室長                              寺井 謙二

                           社会福祉室長                                     服部 秀二

                           長寿社会室長                                     吉田 一生

                           障害福祉室長                                     脇田 愉司

                           こども家庭室長                                    宮川 一夫

                                                                                               その他関係職員

委員会書記   2名

                           議  事  課   主幹  中村 洋一

                           企画法務課   主幹  森岡 賢治

傍聴議員        なし

県政記者クラブ 4名

傍聴者            なし

議題及び協議事項

1 議案の審査

 (1)議案第1号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第8号)」のうち関係分

 (2)議案第5号「三重県安心こども基金条例案」

 (3)議案第6号「三重県妊婦健康診査支援基金条例案」

 (4)議案第7号「三重県障害者自立支援対策臨時特例基金条例の一部を改正する条例案」

 

2 委員協議

 (1)分科会委員長報告について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

1 議案の審査

 (1)議案第1号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第8号)」のうち関係分

  ① 当局から資料に基づき補充説明(堀木部長)

  ② 質疑

○竹上委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑があればお願いします。

○萩原委員 結構なことだと考えますが、整合性についてお聞きしたい。
 平成21年度予算の中で、これまであった小規模模作業所緊急支援事業5200万円はカットされているんですが、新たに障がい者緊急支援、自立支援だから継続で結構なんですが、この中の16億円を基金に積んで、新法への移行のための措置も入っていると思いますが、どのように考えてみえるのか。
 それと保育所事業費11億円についても、「家庭支援推進保育事業費」で保育士の加配補助カットが出ている、4514万円だと思いますが、そのあたり、平成21年度予算で見直した分がまた増額して積まれているが、実際はどうなっているのか。

○渡辺総括室長 障害者自立支援対策臨時特例積立金については16億5653万3000円となっておりまして、このうち従来の障害者自立支援法の関係部分は12億5600万円余りで、あと3億6100万円余りが福祉介護人材の緊急的な確保に係るもので、こちらが基金を活用して追加したものであります。
 内容的には従来、平成18年度から平成20年度の3ヵ年で実施しております、事業者等の経営安定のため、新体系移行のためのメニューが引き継がれておりますが、新体系への移行が余り進まなかったということを考慮して、向こう3年間自立支援法への移行については延長することとしております。

○脇田室長 今回は3年間で12億円余りとなっておりますが、前回は実質2年間で16億円となっておりました。
 新体系への移行などのニーズに沿いまして事業の内容にメリハリをつけやっていきたいということで、激減緩和、新体系への移行など重点的なものに配分いたしまして、小規模については新体系以降現在もやっておりますので、そういったメリハリをつけた関係で110万円の2ヵ年というのは大体、期末整理も含め終わりつつありますので、整理をしたものでございます。

○速水総括室長 子ども基金につきましては、国のほうで事業内容が特定されておりまして、保育所整備、家庭的保育事業等に限定されているということでございます。

○萩原委員 「家庭支援推進保育事業」で保育士の市町への加配をやめていますね。4500万円だと思うんですが、保育では大きいと思うんですが、これをなぜやめたのか。

○宮川室長 「家庭支援推進事業」は県の単独事業として市町の保育士の人件費を補助しているものでございますが、これについては、障がいをもつ子ども、母子家庭の子どもがたくさんいるということで、加配の保育士が必要ということで、県単で人件費を補助しておりましたが、県財政が厳しい折、県単で市町の人件費を補助していくことができなくなったということで廃止をしたものでございます。ただ民間保育所への助成は残しておりまして、市町への保育士人件費補助について廃止したものであります。

○萩原委員 保育行政自体が、国の保育にかける要件の見直しや保護者と保育所の契約に変えていくなど、長い歴史の大転換が来ようとしている中で、県まで予算を撤退していく、一般財源化で市町へ直接いくということになれば、大きな問題となると考えておりますが、今回の補正自体については結構なことと考えています。

○中川委員 交通施設バリアフリーについて、繰り越すのはいいんですが、6駅の中で来年度実施するところと、調査費のみのところがあると思うんですが、特例交付金を活用してやることになっていますが、最終的にこの6駅について実施終了までいけるのか不安が残っているので、確認しておきたいと思います。
 また近鉄富田駅が入っていまして、付随した形で三岐鉄道の富田駅も駅舎を改修していますが、その後、三岐鉄道の富田駅においてのバリアフリーは考えているのか確認したいと思います。

○南川副部長 平成21年度につきましては1億200万円を繰り越してやろうと考えておりますが、平成22年度については、引き続き全体の中での調整はあると思うんですが、一定の支援はしていきたいと考えております。
 三岐鉄道の富田駅については、単年度事業と聞いておりますので、平成22年度予算の中で協議をしていきたいと考えております。

○中川委員 一定の支援とありましたが、しっかりとこの6駅及び三岐鉄道の富田駅についても単年度事業の中で完了されることを望みたいというか、確認していきたいと考えます。

○竹上委員長 ほかにありませんか。
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

 

  ③ 委員間討議

○竹上委員長 次に委員間討議を行います。ご意見のある方はお願いします。

          (「なし」の声あり)

○竹上委員長 ありませんか。
 なければ、これで本議案に対する委員間討議を終了いたします。

   ④ 討論

○竹上委員長 次に改めて、討論として本議案に対する賛否の意向表明があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○竹上委員長 ありませんか。
 討論なしと認め、討論を終結します。

 

  ⑤ 採決

     議案第1号     挙手(全員)     可決

 

 (2)議案第5号「三重県安心こども基金条例案」

   議案第6号「三重県妊婦健康診査支援基金条例案」

   議案第7号「三重県障害者自立支援対策臨時特例基金条例の一部を改正する条例案」

  ① 当局から資料に基づき補充説明(堀木部長)

  ② 質疑

○竹上委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑があればお願いします。

○萩原委員 妊婦検診が5回から14回に拡充、これは大いに結構なことですが、自己負担は1回いくらくらい要るのか。それと14回というのは、どんな時点でどうなってというのがわからないので教えてください。そして財源11億円は国10分の10で、これを市町へは2分の1交付するんでしたか。ちょっとそこの具体的な流れを教えてください。妊婦検診に必要な経費の2分の1を交付すると書いてありますが。

○宮川室長 妊婦健康診査につきましては、今回増える9回は、1回の助成が5610円となっております。5610円というのは、だいたいの場合血液検査とかいろんな検査がなければ無料ということになります。ただ、特別何らかの異常がございまして、血液検査ほかの何らかの検査をしなければならなくなったときには自己負担金が要るわけでございますけれども、この5610円の中には身体測定、体重測定、尿検査、エコーが入っております。したがいましてほとんどの場合は無料になると思っております。それから助産所で受けていただく場合はエコーのお金が入っておりませんので、2980円という金額になっております。
 それからどの時点でということでございますけれども、だいたい14回というのは、最初の21週までは1ヶ月に1回、その後2週間に1回、そして1週間に1回というふうに受けまして、妊娠から出産まで14回ですべてでございます。この中で血液検査等を行いますのは、前期、中期、後期となっております。ですので、それ以外は5610円でだいたい問題なければいくということでございまして、あと既存の5回の中には2回だけ7350円という、血液検査が入ったものが入っております。したがいまして、だいたいこれで14回、特段の異常がなければさほど自己負担なく受けていただけるということでございます。
 以上でございます。

○萩原委員 もう1つ、三重県では年間、どれくらいの数の妊産婦を予定しての11億円なのか。

○宮川室長 毎年1万6000件ほど妊娠届が出されておりますので、1万6412件×5610円×9回ということで、年間8億3000万円くらいになります。ただ、国のほうは今最高額として11億円となっておりまして、三重県のほうの積算と差額があるわけですけれども、その差額については、満額までとなるとなかなか難しくございまして、一応市町と、産婦人科医会、助産師会との調整の中で、今のところ5610円ということで決着が得られておると。国のほうは7000円という単価で積算して11億円となっております。
 以上でございます。

○竹上委員長 ほかに。よろしいか。
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

 

  ③ 委員間討議

○竹上委員長 次に委員間討議を行います。ご意見のある方はお願いします。
 よろしいか。なければこれで、委員間討議を終了いたします。

 

  ④ 討論

○竹上委員長 次に改めて、討論として本議案に対する賛否の意向表明があればお願いします。

          (発言なし)

○竹上委員長 討論なしと認め、討論を終結します。

 

  ⑤ 採決

    議案第5号、議案第6号、議案第7号(3件)    挙手(全員)   可決

 

2 委員協議

 (1)分科会委員長報告について     正副委員長に一任された。

 

〔閉会の宣言〕

 

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。

予算決算常任委員会健康福祉病院分科会委員長

竹上 真人

 

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