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平成21年第2回定例会 請52

受理番号・件名 請52  離島架橋の早期実現について
受理年月日 平成21年9月16日
提出された
定例会
平成21年第2回定例会
紹介議員 中村  勝、北川 裕之、中嶋 年規、末松 則子、今井 智広、藤田 正美、真弓 俊郎
付託委員会 政策総務常任委員会
請願要旨  三重県の有人離島は、志摩諸島と呼ばれ、伊勢志摩国立公園に指定され、美しい自然と豊かな海の幸に恵まれた、鳥羽市の答志島、坂手島、菅島、神島及び志摩市の間崎島、渡鹿野島の六島がある。
  離島における本土との地域格差の根源は、ひとえに交通基盤が船舶に頼っている海上交通の脆弱性にある。志摩諸島の住民は、離島であるが故の隔絶性・後進性により、ハンディキャップの中での生活を強いられており、特に救急時や災害時における救急搬送等の面において、常に不安を強く持っている。
  離島住民たちが培ってきた歴史・文化の保全と伝統の継承、さらに自然環境に配慮しながら、志摩諸島の発展はもとより、伊勢志摩地域を含む県南部の観光交流をはじめとした地域活性化、及び住民の生命と生活を確保する生活道路として、離島架橋の実現は欠かせないものとなっている。
  三重県離島振興計画は、「離島架橋については、地域住民市町との合意形成を図りながら、その必要性と方策等について検討していきます。」としており、県におかれては、各離島への架橋について積極的に検討され、実現を図るよう願うところである。
 特に、志摩諸島の中で面積と人口が最大である鳥羽市の答志島は、島内に3集落が所在し、鳥羽市総人口約23,000人の12%にあたる約2,800人の島民が暮らしているが、答志島と本土との交通は、手を伸ばせば届きそうな距離にあるものの、海上交通に頼らざるを得ないことから、住民の手によって、答志島架橋建設促進協議会が結成され、島を挙げて、生活条件改善、産業振興を図るべく、答志島架橋の実現に取り組んでいるところである。
 県におかれては、離島架橋の推進を更に積極的に図るとともに、特に、答志島架橋については、早期に実現されるよう請願する。
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