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平成22年第1回定例会 請69

受理番号・件名 請69  脳脊髄液減少症の医療推進を求めることについて
受理年月日 平成22年6月7日
提出された
定例会
平成22年第1回定例会
紹介議員 長田 隆尚、水谷 正美、今井 智広、藤田 宜三、稲垣 昭義、末松 則子、青木 謙順、真弓 俊郎、藤田 正美
付託委員会 健康福祉病院常任委員会
請願要旨  (要 旨)
 脳脊髄液減少症は、脳脊髄液が漏れることで引き起こされ、頭痛や全身倦怠感などさまざまな症状があらわれるものとされている。
 この病気については、確立された診断・治療法がなく、近年、有効な治療法として、患者自身の血液を患部に注入して脳脊髄液の漏れをとめるブラッドパッチ療法が実施されているが、医療保険の適用対象外であり、また、病気に対する一般的な認知度の低さから、患者及び家族にとって経済的・精神的に大きな負担となっているため、治療法の確立を含めた早急な対応が必要である。
 よって、脳脊髄液減少症の治療などを推進するため、下記の事項を実現していただくよう国に対する意見書の提出を要望する。
 (理 由)
 交通事故やスポーツによる外傷などで髄液が漏れることで発症する脳脊髄液減少症は、子供からお年寄りまで、誰でもなり得る病気である。
 この病気は様々な症状(不定愁訴)に襲われるために、日常生活に支障をきたす。
 しかし、一般的な認知度が低い為、病気であるのに怠慢等の批判を受け、苦しんでいる患者も多くいる。
 脳脊髄液減少症については、検査までは保険適用であるが、実際の治療法である、ブラッドパッチ療法は、未だに保険適用されていない為、高額な治療費により経済面でも大変厳しい状況下にある。
 こうしたことから、国に対する意見書の提出を要望する。
                            記
1 脳脊髄液減少症の治療法の研究促進と保険適用。
2 交通事故による脳脊髄液減少症の治療(ブラッドパッチ)の自動車損害責任保険の適用。
3 交通事故による脳脊髄液減少症患者(鞭打ち症患者等)の実態調査を早急に実施し、相談および支援体制の確立。
4 脳脊髄液減少症について、教育現場における病気に対する周知徹底を要望。長期欠席児童・生徒の学習支援体制の確立。
5 治療には、保険適用がなされないため、経済面での負担が多く大変厳しい現状を踏まえ、安心して治療が受けられるように災害共済給付制度の対象に加えること。
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