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平成22年第2回定例会 請85

受理番号・件名 請85  30人学級とゆきとどいた教育の実現を求めることについて
受理年月日 平成22年11月25日
提出された
定例会
平成22年第2回定例会
紹介議員 萩原 量吉、真弓 俊郎
付託委員会 教育警察常任委員会
請願要旨 (要 旨)
   平成23年度の小学校1年生、2年生において、30人学級で25人以上という条件、中学校1年生においても、35人学級で25人以上という下限条件をなくすこと。そして、小・中学校、高等学校に少人数学級を計画的に実施する努力をすすめること。
(理 由)
  「ひとりひとりの子どもを大切にした教育の保障」「豊かな人格と確かな学力の保障」を実現するためには少人数学級の実施が最も有効な施策である。
   三重県においても、平成15年度から小学校1年生、16年度は小学校2年生まで、「30人学級」17年度は中学校1年生で「35人学級」と前進してきている。
   しかし、その後は少人数学級対象学年の広がりがない。また、現在実施されている少人数学級編成には、1学級の定数を25人以上とする条件が設けられている。つまり、単学級の学校は初めからこの制度を享受できないという、教育の機会均等の原則に反する大きな不平等を8年間にわたって被っていることになる。こうした学校が県内で、今年度は小学校1年生で64校、2年生で60校、中学校1年生で12校存在する。
(H22.4.1付 県教委の資料より)
   社会状況の変化に伴って、初めから30人以下の学級も県下には県下には相当数あるが、統計を取ってみると、小1では、増学校が74校に対して、実現できなかった数が64校、小2で76校:60校、中1で41校:12校が25人の条件にひっかかって実現していない。
   県教委は、この対策として、非常勤講師による、一部の教科を少人数指導で行っているが、現状は、小、中、高を問わず、子どもたちの生活全般において、個別指導、支援、見守り、観察などの教育活動を必要としているのである。こうした指導は、少人数学級でこそ実現が可能なのである。
   県下の子どもたちが等しく「30人以下」「35人以下」の学級で学ぶことができるようにしていただきたい。
   さらに、小・中学校・高等学校全体に少人数学級を計画的に進めていく努力をしていただきたい。
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