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平成22年度県外調査概要(生活文化環境森林常任委員会)

委員会名 生活文化環境森林常任委員会
派遣者名 前野和美委員長、長田隆尚副委員長、稲垣昭義委員、中森博文委員、真弓俊郎委員、野田勇喜雄委員、永田正巳委員、石田学書記、加藤元書記 計9名
日   程 平成22年10月20日~10月22日(2泊3日)
調査都道府県名 福島県
調査内容
  1. 福島県議会
     福島県の木材需要は、毎年減少しており、素材生産量も同様の傾向にある。また、福島県の森林資源は利用可能な森林資源が蓄積する一方、手入れの行き届かない森林が見られるなど、森林の有する多面的機能発揮への影響が危惧されている。
     福島県では森林を健全な状態で次世代に引き継ぐために、平成18年度から森林環境税を導入し、「県民一人一人が参画する森林づくり」に取り組んでいる。
     また、(新)ふくしま県産材利用推進計画では、県が自ら取り組む県産木材利用に加え、市町村や民間需要の利用促進のために県が取り組んでいる関連施策等の全体像を示している。
     福島県で取り組んでいる県産材利用促進の内容や今後の課題、また、森林環境税導入による森林づくりの効果について調査を行った。 
  2. 福島県立博物館
     福島県立博物館は、昭和61年10月に会津若松市の若松城跡に建設された。自然・考古・歴史・民俗等で構成される総合博物館である。展示は「ものは単体では存在せず、体系的な関連づけによって存在の意味が明らかとなる」という考え方を基本に説明文を極力省き、「もの」と「もの」、「もの」と背景、「もの」と情報の関連づけを重視し、展示の構造化を実現している。
     本県で現在計画が進められている新県立博物館と比較して、規模、テーマ等において共通点が多く、この博物館の経緯、特徴、課題について調査を行った。 
  3. NPO法人会津の森林(もり)を育む協議会
     地球温暖化防止に貢献する働きに高い関心が寄せられ森林づくりへのボランティア活動や森林整備実践活動、森林・林業教育などへの関心が高まっており、福島県においても全国育樹祭、うつくしま未来博が開催され、「循環の理念」、「森林と人との共生」の重要性があらためて認識され、森林と共生する知恵や新たなライフスタイルの創造を全国に向けて提案された。
     会津の森林(もり)を育む協議会では、参加者が森林を守る作業体験をすることで自然と地球環境のことを考え樹木の生長過程と森林との共生、森林機能の大切さを学ぶ場の提供を行っている。
     本県における森林づくりへの取り組みの参考とするため、森林づくりの下支えをしているNPO法人の活動について調査を行った。
  4. 大内宿町並み展示館
     下郷町は、会津若松から今市に至る会津西街道(下野街道、南山通り)の宿場町で、特に大内宿は重要伝統的建築物群保存地区に選定され、古くからの町並みを保存している。重要伝統的建築物群保存地区とは、市町村が条例等により決定した「伝統的建築物群保存地区」のうち特に価値が高いものとして国が選定したものを指し、平成22年6月現在、全国で87地区が選定されており、三重県では亀山市の関宿が選定されている。
     このような伝統的建築物群は、歴史的・文化的な資料として非常に価値のあるもので、その保存は歴史文化を守り伝え探求していくために重要であり、新県立博物館整備事業における議論の参考とするため、自然や文化資源の維持への取組などについて調査を行った。
総 費 用
961,496円
内  訳
交通費 621,430円
宿泊料等 297,200円
会議録作成料 42,866円


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