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平成24年第2回定例会 陳6

受付番号・件名 陳6 30人学級とゆきとどいた教育について
受付年月日 平成24年11月20日
提出された
定例会
平成24年第2回定例会
所管委員会 教育警察常任委員会
項目 要旨
   小学校1年生、2年生において、30人学級で25人以上という条件、中学校1年生において、35人学級で25人以上という条件をなくすこと。そして、小・中学校、高等学校で30人数学級を計画的に実施する努力をすすめること。
  教育予算を増やし、正規職員を大幅に配置することによって少人数教育の推進をはかること。

理由
   「ひとりひとりの子どもを大切にした教育の保障」「豊かな人格と確かな学力の保障」を実現するためには少人数学級の実施が最も有効な施策である。
   三重県においても、平成15年度から小学校1年生、16年度は小学校2年生まで「30人学級」、17年度は中学校1年生で「35人学級」が実現している。しかし、その後は少人数学級対象学年の広がりが全くない。また、現在実施されている少人数学級編成には、1学級の定数を25人以上とする条件が設けられている。つまり、単学級の学校は初めからこの制度を享受できないという、教育の機会均等の原則に反する大きな不平等を9年間もの長きにわたって被っていることになる。
   昨年度、国が小学校の1年生の学級編成基準を35人に改善したことによって、18人の学級ができることになり、かたや34人の学級があり、ほぼ倍の差が生じている。三重県の「下限25人の条件」がいかに不合理であるかがはっきりした。早急にこのような不平等をなくす取り組みを進めていただきたい。
   また、「みえ少人数教育」等、県独自の施策を進めるにあたり、臨時教員をよりいっそう増大させている実態も大きな問題である。このような傾向は全国的ではあるが、三重県は特に割合が多いようである。教育予算を抜本的に改革して、正規教員を大幅に採用し、みえの小・中学校・高等学校全体に少人数学級を計画的に進めていく努力をしていただきたい。
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