三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成24年度 委員会会議録 > 平成24年12月17日 スポーツ振興対策調査特別委員会 会議録
スポーツ振興対策調査特別委員会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成24年12月17日(月) 自 午後3時27分~至 午後3時41分
会 議 室 301委員会室
出席委員 9名
委 員 長 津村 衛
副委員長 石田 成生
委 員 下野 幸助
委 員 中西 勇
委 員 小林 正人
委 員 辻 三千宣
委 員 舘 直人
委 員 津田 健児
委 員 中川 正美
欠席委員 なし
出席説明員 なし
委員会書記
議 事 課 主査 藤堂 恵生
企画法務課 主幹 今町 嘉範
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 委員長報告について
Ⅱ その他
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 委員長報告について
〇津村委員長 本日は先ほどの連合審査会の調査結果も踏まえ、本会議での委員長報告について御協議いただきたいと存じます。
12月3日に行いました特別委員会での委員の皆様からの御意見をもとに、お手元に配付の資料のとおり委員長報告の骨子案を取りまとめましたので、ごらんいただきたいと思います。
簡単に説明をさせていただきます。
委員長報告の骨子案、委員長報告は委員会の取組経過から調査の結果、委員会の意見、そしてまとめという順番でさせていただきたいと思っております。
まず、委員会の取組経過につきましては、特別委員会の設置目的や、あるいは調査の状況、これまでの執行部からの聞き取りや参考人招致、県外調査の実施について報告させていただきます。
調査の結果につきましては、同じように聞き取りあるいは参考人招致、県外調査の結果について報告をさせていただきます。
3番目の委員会の意見といたしましては、1つ目の重点調査項目、「競技スポーツ水準の向上に向けた取組について」から、「本県におけるスポーツ施設整備の在り方について」、「国体に対する県民意識の醸成に向けた取組について」という順番で、これまで委員の皆様からいただいた意見を報告させていただこうと思っています。
1つ目の「競技スポーツ水準の向上に向けた取組について」の中で、主にあった意見といたしまして、まずジュニア育成から高等学校、大学、企業への就職までの一貫した環境づくりが必要ではないか、そして指導者の育成が大切である、あるいはまた、関係機関の連携が重要である、といったところを重点的に報告させていただこうと思っています。
細かいところまでは説明はいたしませんが、先ほどの連合審査会の中でもあったんですが、その女子の競技力の向上という項目がこの中にはちょっと入っていないので、それをつけ加えるべきではないかなというふうに思っております。
2つ目の「本県におけるスポーツ施設整備の在り方について」といたしまして、県内施設の現状を把握した結果であったり、あるいは今後の整備の方向について記載をさせていただきます。
また、3つ目の「国体に対する県民意識の醸成に向けた取組について」は、この2つ、三重県愛、郷土愛が育まれるような応援体制や雰囲気づくり、そして国体を県全体の活性化につなげるための県の支援などをまとめて報告させていただこうと思いますし、先ほど舘委員からもありましたように、ホームページの充実であったりといったあたりも、ここに入れていくべきであるというふうに思っております。
最後には、まとめということで、このような流れで委員長報告を作成させていただきたいと思っております。
以上で私からの骨子案の説明は終わらせていただきますが、先ほどの連合審査会での議論も踏まえ、委員の皆様にはこの案でまずは御検討いただきたいと存じます。御意見がございましたらお願いいたします。
〇舘委員 委員長がおっしゃられたように、特に女子選手、ジュニアの話が出ていたので、私もそのように思います。全体的な流れはここにあるのでいいと思いますし、最後におっしゃられた情報の提供と発信と県民の皆さんと共有をすることの仕組みづくりを、もっとしっかりせんと本当に前へ行かんと思います。それはやはり各種関係団体との連携というか、それこそ情報共有が必要なんだろうというふうに思います。県の支援のところでは先ほどの連合審査会で中嶋委員がおっしゃってみえたけども、中途半端な言い方よりも、そこら辺ははっきり、改修はだめなんだというふうな話、改築か新築かというところまではもうはっきり言う必要はないかもわかりませんけれども、その辺もちょっと押さえておいていただいて、どう進んでいくかということも、県民に知ってもらうことも必要やなというふうに報告していただければなと。勝手にようけ言いましたけれども、正副委員長に一任をさせていただきます。
〇津村委員長 ただいま、正副委員長に御一任というお話もいただきましたが、ほかにございませんか。
〇下野委員 済みません。私もちょっと補足で、(1)のターゲットエイジの強化というところなんですけども、これも岐阜県のほうでは5年前からやっているということで、聞いたらもうちょっと早目がよかったというコメントもあって、具体的にはって言うたら7年ぐらい前っておっしゃっていたんですね。そうすると平成26年ぐらいになるもんで、何が言いたいかというと、具体的にそれを明記したほうがいいのかどうなのか、ほかの委員の方にもお伺いしたいんですけど、年数を入れたほうが何かもうちょっと具体的になるのかなというふうに思います。
それに類似して施設のところもそうなんですけども、裏面の県内施設の現状把握というところになるかと思いますけれども、仮設での対応の可能性というふうなところがあって、これも国体を毎年見ていると、聞くと、大きな施設でお金がかかるのはクレー射撃とライフル射撃と馬術ですね。そこら辺はできればほかの県で借りるなりということで、具体的に明記をしたほうがいいのかなというふうに思いますけども。最終的には委員長、副委員長に一任をしたいと思いますが、いかがでしょうか。
とりわけ、施設のほうはその3種目で結構な予算が、ちょっと具体的な数字が頭に今入っていないんですけども、たしか岐阜県でもらったときに、何億か、別に岐阜県に限らず、毎回その3種目がボトルネックで結構かかるんだというのは聞いていたんで、そこら辺も具体的に明記して検討できればなというふうに思います。
以上です。
〇津村委員長 ほかにいかがですか。
〔「なし」の声あり〕
〇津村委員長 よろしいですか。
ほかになければ、ただいまいただいた御意見、全部で5点あろうかと思います。1つ目は女子の競技力の向上について、2つ目がホームページの充実も含めて様々な情報の共有について、3つ目が市町への支援について、そのできるところ、できないところを、しっかり明記するべきではないかという話、4つ目がターゲットエイジについて、具体的な年数を入れるべきか、あるいは例えばできるだけ早くから取り組むようにという形にするのかという話。5つ目が施設整備について費用もかかることですから、他県の施設も借りるなり何なりしながら、できる限りその費用が余りかからないような形での開催をというような話だったかと思うんですが、そのあたりの御意見をいただきましたが、正副委員長に一任というお声もいただいていますので、今いただいた意見をまとめる中で、正副委員長に御一任ということでよろしいんでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
〇津村委員長 よろしいですか。
はい、わかりました。それでは文言等詳細につきましては、正副委員長に御一任をいただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
それでは、委員長報告案は作成次第、委員の皆様にも御確認いただけるように配付をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
Ⅱ その他
〇津村委員長 最後に、本委員会につきましては、平成25年第1回定例会の開会日、これ1月17日ですが、1月17日の委員長報告をもって調査を終了し、廃止いたしたいと存じますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇津村委員長 それでは、そのようにいたします。
御協議いただく事項は以上でございますが、ほかには何かございませんか。
〇津田委員 いろんな提案だとか要望は委員会として委員長報告として流れていくと思う。それでこの特別委員会は解散をするんですけれども、その経過報告というんですか、1年後、例えばその県民愛を醸成をするためにどうやって取り組んでいるかだとか、ターゲットエイジはどうなっていっているのかとか、1年後じゃなくてもいいんですけども、向こうから報告を求める場というか、報告書なり、提案したものに対する何かというものをやっぱり受けたいなと私は思うんですけれども。
〇津村委員長 先ほども言いましたように、この特別委員会は、1月17日をもって廃止、終わりますので、このメンバーで報告をいただくという場は一応なくなってしまうわけなんですが、先ほど津田委員が言われたように、いろんな提案をした結果、どのように取り組まれたのかというような報告は確かに私だっていただきたいので。それぞれの常任委員会で今後も議論はされることになりますので、そこで常任委員長が報告をいただくことはできるんですが、その後の対応につきましては、個人的にということになるんですか。この委員会として委員長報告の中でいろんな提案をさせていただきますけど、その後の報告をいただく場というのが、ちょっとどうしてもなくなってしまいますので、基本的には各委員で今後の取組の中で報告をいただくようにしていただければと思います。あと、それぞれの所管の常任委員会と。
〇津田委員 だから、所管常任委員のほうに、これらの件については引き続き審査というかね、見守っていただくような要望をしていくというか、つなげていくというか、そういうふうな。
〇津村委員長 それは委員長報告の中でそういうふうな形で付記することはできると思いますので。
〔「何か形が見えたらいいなと。言いっ放しより」の声あり〕
〇津村委員長 その後につながっていくような形で。わかりました。
ほかにはございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇津村委員長 なければ、ちょっと最後となりますので、私からも一言お礼を言わせていただきたいと思います。
本当に短い期間ではございましたが、特別委員会の委員の皆さんには本当にいろいろと御協力をいただきまして、ありがとうございます。平成30年のインターハイ、平成33年の国体、そしてその後の全国障害者スポーツ大会等、これからいろんな形で本県がスポーツ振興をやっていかなあかんし、スポーツの裾野がこれを機に広がっていくことを心から願っているものでございます。
この後はそれぞれの委員がそれぞれのお立場でこのスポーツ振興に、あるいはその国体に向けていろいろと取組をされることとは思いますが、どうか今回のこの調査を機に、素晴らしい大会が開かれますように、皆さんそれぞれでお取り組みいただくことを心から祈念申し上げまして、最後となりますが、私からのごあいさつにかえさせていただきます。
ありがとうございました。
〔拍 手〕
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
スポーツ振興対策調査特別委員長 津村 衛