三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成24年度 委員会会議録 > 平成24年11月26日 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成24年11月26日(月) 自 午前10時45分 ~ 至 午前11時07分
会 議 室 202委員会室
出席委員 8名
委 員 長 津田 健児
副委員長 笹井 健司
委 員 下野 幸助
委 員 粟野 仁博
委 員 大久保 孝栄
委 員 小林 正人
委 員 日沖 正信
委 員 中村 進一
欠席委員 なし
出席説明員
[県土整備部]
部 長 土井 英尚
副部長(企画総務担当) 千代世 正人
副部長(公共事業総合政策担当)兼入札管理課長 久世 憲志
次長(道路整備担当) 森若 峰存
次長(流域整備担当) 水谷 優兆
次長(住まいまちづくり担当) 横山 賢
参事兼道路管理課長 福島 敏彰
県土整備総務課長 福井 敏人
県土整備財務課長 山内 悦夫
道路建設課長 岡崎 賢一
河川・砂防課長 満仲 朗夫
港湾・海岸課長 幸阪 芳和
流域管理課長 堀江 俊光
施設防災対策課長 渡辺 高司
都市政策課長 井浦 義典
建築開発課長 藤田 章義
建設企画監 加藤 芳弥
建築確認審査監 岡村 佳則
その他関係職員
委員会書記
議 事 課 主査 中村 晃康
企画法務課 主幹 小野 明子
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 1名
議題及び協議事項
Ⅰ 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第17号「平成24年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
(2)議案第43号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第17号「平成24年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
(2)議案第43号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」
①当局から資料に基づき補充説明(土井部長、横山次長)
②質疑
〇津田委員長 御質疑があればお願いします。
〇下野委員 ちょっと教えていただきたいんですけども、この低炭素化の促進事業については、他県の動向はどうなっているのか。それから7ページの背景のところに住宅市場・地域経済の活性化ということが書いてあるんですけども、三重県として定量的にどういうふうに変わっていくのかというのをもし教えていただけるんでしたらお願いしたいと思います。
〇横山次長 まず、他県の状況でございますが、他県では先議までして間に合わすというところは少ないように聞いておりますが、いずれにしても、この12月の議会にお諮りをして手数料条例をきちっと定めるということを聞いております。それから、県内でも認定をする市が7市ございますが、これらについては、2市以外はすべて先議によって法律の施行日までに間に合わすという情報を得ております。
それから、もう一点の、今後県としてどういう方向で進んでいくかということにつきましては、先ほどの7ページの図にございますように、まず低炭素まちづくり計画を市町がつくるということになります。まだその辺の熟度が上がっていない状況でございますので、これについては、今後の計画をどのように推進していくかということにかかっておるということで、今時点で明確にお話しできることはございません。
〇下野委員 他県でも何カ所かあると今おっしゃられたと思いますけど、また後でどこなのかということを、市町もさっき出たということですので、教えていただきたいと思います。
〇横山次長 後ほど資料を提出させていただきます。
〇津田委員長 ほかにございますか。
〇中村委員 港湾改修工事に係る国庫補助金の返還金ですが、基本的には年度内にできなかった分という考え方でよろしいんでしょうか。
〇土井部長 基本的には、年度内にでき上がってないバラストコンクリートの打設とかケーソンの進水、据付工事の対象部分を5400万円程度今回計上させていただいた、それと加算金という、この2種類で今回の6500万円程度になっておるということでございます。
〇中村委員 もう一点、先般の予算決算常任委員会のときに質問が出ておりましたけども、鳥羽市は今回のことで何らかの影響は出ているんですか。
〇水谷次長 平成20年度の当初予算の段階で国補事業に係る市町負担金というのを鳥羽市からいただいております。それの取り扱いにつきましては、少なくとも今、現に目的物は完成しており、それの一定の受益負担ということで納めていただいておりますので、詳細についてはこれからまだ検討する必要がございますが、今のところ、特に鳥羽市との関係で何からの新たな負担を求めるとかいうようなことは起こっておりません。
〇中村委員 鳥羽市が絡んでいる工事の部分は年度内におさまっている、そういう捉え方ではなかったか。
〇水谷次長 補助事業全体に対して市町負担金をいただいておりますので、ここの部分という形では納めていただいておりませんので、今回、返還にかかわる部分についても、既に負担金を納めていただいているような形にはなっております。
〇中村委員 ということは、部分ではない、全体ということですので、精査することによって何らかの影響は出るかもわからないということですか。
〇水谷次長 精査についてはこれから進めたいと思っており、影響が出ないような考え方というのもありますので、そういう方向に向かって整理ができればというふうに考えております。
〇中村委員 また進みぐあいによって詳しく教えてください。
〇津田委員長 ほかにございますか。
〇日沖委員 私も港湾改修工事に係る国庫補助返還金のところで、改めて確認ということで、これまでの繰り返しになったら申しわけないんですけども、先ほどの説明でも、加算金については、一部管理職員が負担してという御説明がございました。いろいろ反省の弁もございまして、これまでにもいろいろな検証なり反省の中からの報告もいただいておりますけれども、いずれにしても大切な給与から負担していただいて協力いただくというのは、大変なことだろうなというのはお察しさせていただきます。
管理職員が一部負担するということで誠意は感じさせていただくわけなんですけれども、できるだけ公平に、不公平がないようにお願いしたいです。改めてその基準というか、ルールというか、どのような形で一部負担ということで対応していただくのか、これまでにも説明いただいたかと思いますけれども、改めて確認させてください。
〇土井部長 今回の事案につきましては、あくまでも県費の削減というか、支出できない中で、最大限補助を活用していくということで、事故繰越を認めてもらうということを県土整備部の方針として打ち出して、そのもとで職員が相当なプレッシャーの中で不適正な対応をしたということで考えておる次第で、このことは、調査報告でも出させていただいています。そういう中で、特定の職員に求めるというよりは、この責任についてはいろいろ議論をさせていただき、意見も聞かせていただきましたが、部でやはり考えるべきなんじゃないかということで、あくまでも公平に、発案した私も含め所長とか、次長など、管理職員が発起人となりまして、自主的に返還金を募るという形をとらせていただいております。公平という意味では、自主的ということで判断をさせていただいておる次第でございます。
それともう一つ、対象者ですが、御説明しているように、現在の県土整備部の管理職員と、当時この事案に関係しました部長、担当総括室長等にも趣旨を説明し、自主的な返還の協力依頼をさせていただいているところでございます。
〇日沖委員 自主的にそのような形でしていただくのが一番いいかなとはもちろん思うんですが、自主的にということになると、これだけの額とか、そういうものはないんですか。
〇土井部長 今回、加算金というのは1100万円程度ですけれども、加算金の中には利息返還という意味と制裁的賦課金というこの2つの意味があります。その中で、今回一部というのは、負担が生じる中で、制裁的賦課金相当分を集めて返したいと、考えている次第でございます。
〇津田委員長 ほかにございますか。
なければ、これで議案に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第17号 挙手(全員) 可決
議案第43号 挙手(全員) 可決
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
津田 健児