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平成25年定例会9月定例月会議 請35

受理番号・件名 請35 安心・安全の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求めることについて
受理年月日 平成25年9月13日
提出された
定例会
平成25年定例会9月定例月会議
紹介議員 藤根 正典、藤田 宜三、稲垣 昭義
付託委員会 健康福祉病院常任委員会
請願要旨

(要 旨)
 厚生労働省の「看護師等の『雇用の質』の向上のための取り組みについて(6局長通知)」を実効あるものにするためにも医療・社会保障予算を先進国並みに増やし、持続可能な医療提供体制、安全、安心の医療・介護の実現のための看護師等の大幅増員・夜勤改善を図るため、下記事項につき、地方自治法99条にもとづく国に対する意見書を決議して頂けるよう請願する。

1 ILO看護職員条約・勧告・EU労働時間指令などの国際基準に照らし、看護師など夜勤交替制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔12時間以上とし、労働環境を改善すること。
2 医師・看護師、介護職員などを大幅に増員すること。
3 医療・介護労働者の夜勤改善・大幅増員で、安全・安心の医療・介護を実現すること。

(理 由)
 厚生労働省は2011年6月17日「看護師等の『雇用の質』の向上のための取り組みについて」の通知を発出したが、その中で「看護師等の勤務環境の改善なくして、継続可能な医療提供体制や医療安全の確保は望めない。夜勤交替制労働者の勤務環境改善は喫緊の課題」としている。さらに、2013年2月8日には、医師、看護職員、薬剤師などの医療スタッフが健康で安心して働ける環境を整備するため「医療分野の雇用の質の向上のための取り組みについて」を発出し、看護等に対する取り組みを医療スタッフ全体に拡大させ、取り組みを推進している。
 今後、少子化社会が到来する中で、医療・介護の「崩壊」の現状から「再生」へと進むためには、医師、看護師、介護職員などの医療・福祉労働者の深刻な人手不足を早急に解消することが不可欠であり、看護師等の夜勤・交替制労働者の大幅増員と働き続けられる夜勤改善をはじめとする労働環境改善が不可欠である。

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