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令和4年定例会9月定例月会議 陳17

受付番号・件名 陳17 「75歳以上の医療費窓口負担2割化の中止を求める意見書」に関することについて
受付年月日 令和4年9月1日
提出された
定例月会議
令和4年定例会9月定例月会議
所管委員会 医療保健子ども福祉病院常任委員会
項目

(趣 旨)
 政府は、10月から75歳以上で一定以上の所得のある人の医療費窓口負担を1割から2割へと2倍化するとしている。75歳以上の人の約2割、約370万人、三重県では約5.6万人が負担増となる。
 コロナ禍、物価高騰、年金引き下げにより生活が厳しい高齢者にこれ以上の負担増を強いれば、生活がますます困窮し、受診控えによる健康悪化が引き起こされることは必至である。政府に対し、75歳以上の高齢者に対する医療費窓口負担2割化を中止するよう強く求めるものである。

(理 由)
 別紙「コロナ禍で受診控えで重症化事例多数」にあるように、すでにコロナ禍で医療や介護の受診・利用手控えが起きており、高齢者の健康悪化が懸念されている。全国保険医団体連合会が2021年9月に会員医療機関に行った調査では、医科の24.3%、歯科の48.4%で直近半年間に受診の遅れや重症化事例を経験していた。高齢者の深刻な健康悪化の事例も寄せられている。
 医療は早期診断、早期治療が基本であり、高齢者が抱えるいくつもの疾患を重症化させないためには、安心して早期に医療機関に受診できる施策を執るべきであり、医療費窓口負担2割化は中止すべきである。

 (別紙略)
ページID:000266314
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