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三重県議会 > 県議会の活動 > 代表者会議 > 令和3年4月26日代表者会議概要

令和3年4月26日 代表者会議概要

開催日時  令和3年4月26日(月)午前10時00分~12時15分
場   所  議事堂5階504議会運営委員会室
出席議員  日沖正信議長、服部富男副議長、三谷哲央議員、稲垣昭義議員、津村衛議員、津田健児議員、
        小林正人議員、村林聡議員、長田隆尚議員、森野真治議会運営委員長
傍聴議員  中瀬古初美議員、小島智子議員、山内道明議員、山本里香議員、稲森稔尚議員、杉本熊野議員、
        藤田宜三議員、今井智広議員、青木謙順議員
傍 聴 者   4人
事務局職員 坂三雅人事務局長、畑中一宝次長、西塔裕行総務課長、前川幸則議事課長、小野明子企画法務課長、
         水谷憲司政策法務監、坂口雄三調整監、森田昌浩主任
 
概  要   事項書
 
1 「選挙区及び定数に関する正副議長案」について
 パブリックコメント及び4月20日の全員協議会を踏まえて、「選挙区及び定数に関する正副議長案」の今後の進め方について協議を行いました。
 新政みえからは正副議長案に賛成で、議案として提出された後に詳細な審査が行われるべきとの意見、自由民主党県議団からは正副議長案を条例案として、委員会に付託して審査されるべきとの意見、自民党からは会派内に多様な意見があり、現状、統一した会派意見はないとの意見、草莽からは熊野市長、御浜町長、紀宝町長が反対していること、伊勢市長から地域の事情を十分考慮したものとは言いがたいとの意見が出ていることもあり、選挙まで2年ある中で早急に議案にする必要はないとの意見がありました。
 また、傍聴の今井議員からは会派の意見として、草莽の意見に賛成で、もう少し丁寧に議論をしていただきたいという意見、稲森議員からはパブリックコメントの中に、伊賀市削減案が政治的思惑のために動いたとの意見があり、正副議長案と整合性が取れており問題があるのではないかとの意見、山本里香議員からは大変難しい問題で、今はまだ熟していないという意見がありました。
 協議の結果、代表者会議として意見をまとめるには至りませんでしたが、協議の中で新政みえから、代表者会議の合意が得られない場合は、代表者会議の賛同できる有志の議員で正副議長案を提出したいとの発言がありました。

 
2 議員によるSNS上での書き込みについて
 前回の代表者会議において自由民主党県議団が会派で整理することとされていた点について、協議の初めに津田議員から報告がありました。
 津田議員からは、今回、小林貴虎議員がSNSで住所を無断で掲載したことはプライバシーの侵害として、人権侵害になり得ると考えること、また削除要請のために面会に訪れた相手方とのやり取りを録音し、SNSに掲載したこともプライバシーの侵害に当たり、人権侵害と判断されたとしても否定できないと考えること、県民から多くの電話やメールが寄せられ、三重県議会全体の人権感覚が注目され、問われていること、また、特別委員会等、議会運営に少なからず支障をきたしていることから、小林貴虎議員本人から差別解消を目指す条例検討調査特別委員会の委員を辞退したいとの申し出があり、委員の差し替えを議長に申し入れたこと、会派の代表としてこの事態を引き起こしたこと、選挙で選ばれた議員から委員会で意見を述べる義務を奪うこととなったことの責任は重く、会派代表としての責任を取りたいとも考えており、お詫びするとともに、今後は信頼回復に向けて誠心誠意取り組む旨の発言がありました。そして重ねて、伊賀市の2人及び県民に対し、会派を代表して深く謝罪されました。
 各議員からは、小林貴虎議員には人権感覚を磨いてほしいという意見、教育警察常任委員会の副委員長も辞任されるべきだという意見、既に2度起こっていることなので、今後同様のことがあれば議員辞職を求めることが必要という意見等がありました。また、傍聴の稲森議員からは、先日、小林貴虎議員が代表者会議で謝罪した後に、伊賀市の同性カップルを誹謗中傷するツイッター上の投稿に対して「いいね」をしており、今回の事の本質を理解されていないのではないかとの意見等があり、自由民主党県議団として、事実確認をして指導するとしました。
 協議の結果、自由民主党県議団の整理及び対応を了承することとし、小林貴虎議員に対して議長から厳重注意を行い、自由民主党県議団においても今後このようなことが生じないよう徹底をすること、今回の件を議会全体の問題として捉え、正副議長として何らかの形で声明を出すとともに、議員自身の人権意識を高める取り組みを進めていくこと、提案のあったSNSの取り扱い方のガイドラインのようなものも検討していくこととなりました。また、政治倫理審査会は代表者会議で設置するとの意向までは至りませんでしたが、今後の開催に備え、運用規則等を整理しておくこととなりました。

 
3 その他
 クールビズの取り組みについて西塔総務課長から資料1により説明があり、5月1日から10月31日の期間において、議場内外とも「上着及びネクタイの着用は議員各人の自由」とすることとなりました。
 自民党の村林議員より、新型コロナウイルス関連事業で、6月の議決前に予算流用でワクチンその他の事業を行うことを執行部から各議員に連絡いただいたが、議会としてどのように説明を受けてどう対応するか整理してはどうかとの会派内での意見が報告されました。

 
  
●次回代表者会議 5月11日(火)午前10時から

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