平成27年第2回定例会6月定例月会議　請4

（要　旨）
　 三重県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例（通称、残土条例）を制定するよう求める。 

（理　由)
　土地造成や農耕地への客土などの名目で、廃棄物まじりの建設残土が使用され、周辺の水質汚染や環境汚染が懸念される事態が伊賀市などで起きている。建設残土は、廃棄物処理法の適用がないため、これを規制する法律がない。
　　「千葉県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例」をはじめ、「岐阜県埋立て等の規制に関する条例」など、17を越える県では、残土条例を制定して、土砂の崩壊防止や有害物質に関する土壌分析、許可制などによる規制をかけているので、三重県でも、発生場所もわからないような県外発生残土の持ち込みと埋立てを規制できるよう、残土条例を制定して、県民の生活環境を保全するよう求める。