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三重県立子ども心身発達医療センター
第2回小児整形・児童精神合同研修会の開催について


 令和元年7月30日(火)三重県総合文化センター文化会館中ホールにて、「子どもの生活をみなおす」と題した研修会を開催しました。

 午前の部は、広島文化学園大学スポーツ健康福祉学科講師である加地信幸先生に、「重度障害児者のスポーツの可能性」についてご講演いただきました。講演では、ご自身が代表をされているHBG(広島文化学園大学)重度・重複障害児スポ・レク活動教室「はなまるキッズ」の活動内容や、先生自ら考案された補助具の紹介がありました。

  

 参加者から、「重度障害児者のスポーツというテーマでお話を聞く機会はあまりなかったので、貴重なお話が聞けてよかった。」「その子に合わせた物(補助具)をつくるという考え方はOT(作業療法士)・PT(理学療法士)の役割と思っていたが、気付いた人が経験をもとに形にすることもできると認識させられた。」等の感想が寄せられました。

 午後の部は、独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長である樋口進先生に、「ネット依存への対応」のテーマについてご講演いただきました。様々な実例を通して、ネット依存の現状、問題点、家族の対応方法、予防・対策についてより具体的に説明していただきました。
 講演内容の一部を紹介します。
 <若者の方がネットにたけており、抜け道はいくらでもあるので、周囲から制限するだけではあまり効果は見られない。まずは、本人たちの言い分に耳を傾けることで改善のヒントが見つかる。また、子ども自身も問題を何とかしようと必ず思っているので、本人に動きださせるように大人が寄り添うことが大切である。>



 参加者から、「先生のお話は、臨床現場での子どもたちの姿が良くわかり、依存への対策が大変わかりやすかった。」「ゲーム依存の解決法として、ゲームを取り上げることばかり考えていた。親子できちんと話し合うことが大切であり、大人も気をつけながら上手く付き合っていかなければと思った。」等の感想が寄せられました。
 
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