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令和5年度「ここ・から」研修会を開催しました。

テーマ『地域支援から、地域との連携へ』

令和5年8月1日(火)に「地域支援から、地域との連携へ」と題し、令和5年度「ここ・から」研修会を開催しました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴いオンラインによる開催となりましたが、今年度は三重県総合文化センター文化会館中ホールにおいて、教育関係及び医療・福祉・行政関係の方々を中心に、県内から326人の方にご参加いただきました。参加割合としては、保育園・幼稚園・小・中・高・特別支援学校等の保育教育機関が33%、県・市町行政機関が31%、医療・福祉関係が24%、一般その他が12%でした。
 
午前は、株式会社Loving Look代表取締役で理学療法士の安井隆光先生から「スペシャルニーズのある子どもたちを地域で育てる~保育・教育・福祉・医療の役割と実際~」と題した講演をいただきました。
講演では、子どもに特化した訪問介護事業を手掛ける先生の実践の中から、在宅生活を送る医療的ケア児への具体的支援の在り方について、対象となる子どものとらえ方、ライフステージに即した関係機関のかかわり方と役割、子どもをめぐる環境の育ちへの影響、チームで支援することの大切さを、具体的な事例をもとにお話しいただきました。




「安井先生」
 
午後からは、豊田市福祉事業団理事長で児童精神科医の髙橋脩先生から「障がいのある子の育ちを支える地域づくり~発達障がいを中心に~」と題した講演をいただきました。
講演では、先生の50年の長きにわたる児童精神科医療現場での臨床、福祉・医療的立場での仕組みづくりの経験を踏まえ、地域診断から始まるPDCAサイクルに基づいた手法をもとに、自治体規模と地域特性に応じた効果的な地域の発達支援体制構築に向けた考え方を具体的にお話しいただきました。



「髙橋先生」

午後の講演の後、「三重県における地域連携システムの現状と課題について」と題したシンポジウムに移り、いなべ市福祉部長兼福祉事務所長・岡真水氏、名張市立桔梗が丘東小学校長・松田和隆氏、志摩市こども家庭課課長補佐・西尾奈菜氏から、各自治体での取り組みを発表いただきました。助言者の髙橋先生からは、それぞれの自治体規模、地域の特性を生かした好事例であるとの講評をいただき、参加者からも地域で参考にしていきたいとの声をいただきました。
 


「シンポジストの皆さん、左から、いなべ市・岡さん、名張市・松田さん、志摩市・西尾さん」

※「ここ・から」研修会 名称の由来
昨年まで「小児整形・児童精神合同研修会」として開催してきた研修会の名称を「ここ(ろ)」と「から(だ)」、そしてこの研修会をきっかけに新たなスタートを、という気持ちを込めて本年度から「ここ・から」研修会に変更しました。



  第4回小児整形・児童精神合同研修会 開催概要(令和4年7月29日)
  第3回小児整形・児童精神合同研修会 開催概要(令和3年7月27日)
  第2回小児整形・児童精神合同研修会 開催概要(令和元年7月30日)
  第1回小児整形・児童精神合同研修会 開催概要(平成30年7月27日)

     

      
   

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