三重の環境と森林メールマガジン 6月号 No.124
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■/___■/___■/■__ 三重の環境と森林 平成23年
■▲▲__■/___■/■__ ─ メルマガ 6月号
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「三重の環境と森林」メールマガジン6月号をお届けします。
つい先ごろ新年が明けたばかりと思っていたのですが、早いものであっという間
に半年が終わりそうです。水無月の22日に夏至を迎えて、それからは本格的な夏に
なります。
今ごろの時期を水無月と呼ぶのは、降り続く雨のせいで天に水がなくなるからだ
という説がある一方で、旧暦の水無月は梅雨が明けて水不足の時期だったとする説
もあるようです。何れの理由であっても、しとしとと降る雨が草木を濡らす6月に
はよく似合う名前だと感じます。
京都では、6月下旬になると和菓子屋さんに水無月というお菓子が並びます。忙
しい忙しいと言っている間に過ぎて行った半年間に積もった疲れをこのお菓子をい
ただいて癒しつつ、またこれから訪れる真夏の暑さにも負けずに健康でありたいと
いう願いを込めるのだと京都の人は言います。暦月の名をあしらい、京都北山の氷
室から切り出した氷をイメージさせた質素な和菓子が、京都の人であれば6月下旬
に必ず食べる水無月という和菓子になっているというわけです。
中古の歴史に想いを巡らせば、雅やかにも思える宮廷の暮らしですが、実は非常
に質素で慎ましやかなものであったのかもしれません。電力事情が危ぶまれるニュ
ースが飛び交うなかで、ツル植物やスダレの売れ行きが好調という声も聞こえてき
ます。皆さまの間でも夏を迎える準備は着々と進んでいるようです。
風鈴を復活させて、渦巻の蚊取り線香を買ってきて、縁台を出して薄縁(うすべ
り)を敷いて、夜空を見上げながら、ちょいと冷たいビールでも……といきたいと
ころですが。おっと、ビールを冷やせる冷たい水の湧き出る井戸は、生まれ故郷の
山の中あたりまで行かねば見当たらないかもしれませんね。
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目次〔もくじ〕
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[1] 6月の「県政だより」から
[2] 「三重の森林(もり)と木づかいフェア」 [出展募集]
[3] 三重県環境学習情報センターから [お知らせ]
[4] 三重県上野森林公園から [お知らせ]
[5] 三重県民の森から [お知らせ]
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□■□ 6月の「県政だより」から みんなで取り組むエコ@みえ
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6月の「県政だより」から
http://www.pref.mie.lg.jp/PDF/DAYORI/1106/23.06-P14P15.pdf
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■┓ みんなでめざそう
┗┛ ─ ごみゼロ社会
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家庭から出されるごみのうち、生ごみの割合をご存知ですか?
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家庭から出されるごみのうち、調理くず・残飯や未利用食品などの生ごみおよび
草木類等が4割から5割を占めています。(重量べ一ス)
その生ごみの中でも1割から2割が利用しないで捨てられた未利用食材などの食品
ロスです。このような食品ロスをなくすため、皆さんも生活の中で「もったいな
い」の意識を持って生ごみの減量にチャレンジしましょう。
◎ 生ごみを減らすには……
・食材を買い過ぎない
・料理を作り過ぎない
・できるだけ食べ残さない
買い物の前には冷蔵庫の中身を確認して、買い過ぎを防ぎましょう。
◎ どうしても出てしまった生ごみは、重量を減らすために……(心がけ)
・乾いた野菜くずやパンは水に濡らさないようにする
・生ごみを袋に入れる前に「ぎゅっ」と一絞りして水切りをする
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ごみを出さない暮らしをしていますか?
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三重県内で県民一人ひとりから1日に出されるごみの量は1kg(平成21年度現在)と
なっています。家庭から出される生ごみを減らして、ごみの減量化を進めていきま
しょう。
◎ ごみの量が減らないと……
・地球温暖化の進行
・大切な資源がなくなる
・施設の更新に伴う費用負担
・埋立処分場で処理しきれない
こんな事態を招き、ごみ処理システム自体が破たんしかねません。
※詳しくは、県政だよりみえ平成23年6月号で紹介しています。
http://www.pref.mie.lg.jp/DAYORI/11/1106.htm
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〒514-8570 三重県津市広明町13 三重県環境森林部ごみゼロ推進室
電話 059-224-3126 ファックス 059-229-1016
e-mail gomizero@pref.mie.jp
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□□□ 「三重の森林(もり)と木づかいフェア」 出展 募集
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平成23年10月15日(土)に三重県立熊野古道センターにおいて開催する「三重の森
林(もり)と木づかいフェア」の出展ブースを募集します。
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三重の森林(もり)と木づかいフェア
〇 とき 10月15日(土) 10時から16時
〇 ところ 三重県立熊野古道センター(尾鷲市向井)
〇 主催 三重県
〇 目標来場者数 2千人
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出展展示対象
・森林とふれあう体験、展示等
・木とふれあう体験、展示等
・森林や木に関する物産等の販売
三重県産の物産品及び三重県に関する物産品を優先します。
また、森林に関する物産のみでなく農産・水産・飲食品などを含みます。
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出展例
・木工教室
・森林を守る活動の展示
・木工品の展示、販売、作業体験
・木の住宅に関する展示、相談・物産品の販売
・森林環境に関する展示
・きのこなど林産物の販売
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出展募集数 30団体
・ 木工体験・木工品やきのこの販売、森づくり関係の展示等 (15)
・ 飲食関係 (10)
・ 農産・水産などの物産関係 (5)
・ 森林・林業関係の行政、団体等から (20)
のブース出展を予定しています。
(応募多数の場合)
出展内容の調整及び開催地域からの出展を優先するなど調整します。
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出展費用・準備等
・ 出展費用 無料
・ 出展経費 出店に関わる人件費、交通費、運搬費、材料費等は負担ください
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出展の申込期限
・ 〆切 6月30日(木)17時 必着
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その他詳細
・ ホームページニュース http://p.tl/cchQ
・ 出店案内【ワード】 http://p.tl/k54P
・ 出店申込書 【ワード】 http://p.tl/CWFx
【お問い合せ、連絡先】
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〒514-8570 三重県津市広明町13番地 三重県環境森林部森林・林業経営室
担当 山口、辻本
電話 059-224-2991
ファックス 059-224-2070
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□■□ 三重県環境学習情報センター から
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┗・ 企画展示のお知らせ ─ 6月
6月の企画展示は「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」です。
1991年1月、「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」は、絶滅の危機にある伊
賀のギフチョウを守るために発足しました。
それ以来、観察会・展覧会やパンフレット作成を通じて保護を訴えています。
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┗・ PLT(プロジェクト・ラーニング・ツリー)指導者養成セミナー
環境学習指導者養成講座
○ 日程 7月31日(日)三重県民の森
○ 〆切 7月11日(月)必着
○ 日程 8月21日(日)三重県上野森林公園
○ 〆切 8月1日(月)必着
○ 日程 9月11日(日)熊野古道センター
○ 〆切 8月22日(月)必着
http://www.eco-mie.com/kouza/plt/index.html
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┗・ ヒヌマイトトンボに関する環境セミナー2
一般向け 環境講座
○ とき 9月16日(金)
○ 〆切 前日まで受付
http://www.eco-mie.com/kouza/tonnbo_kankyoseminar/index2.html
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┗・ Mieこどもエコフェア
○ とき 7月23日(土)・24日(日)
○ ところ 鈴鹿山麓リサーチパーク
http://ecofair.sblo.jp/
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【お問合せ・お申込先】
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〒512-1211 四日市市桜町3684-11 三重県環境学習情報センター
電話 059-329-2000 ファックス 059-329-2909
e-mail info@eco-mie.com URL http://www.eco-mie.com
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□□□ 三重県上野森林公園から
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┗・6月イベントは、先月号のメルマガまたは上野森林公園HPをご覧ください
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┗┛こども森林くらぶ 2 「昆虫観察会」
〇 とき 7月3日(日) 9時30分から14時
〇 対象 4歳以上の子どもとその保護者
〇 定員 20組程度。先着順(但しこども森林くらぶの会員は優先)
〇 〆切 6月24日(金)まで。(募集中)
こども森林くらぶ、2回目は、恒例の加納先生の昆虫観察会です。
園内がにぎやかになるこの季節の虫たちを探して歩こう。
小さな虫たちがどうやって生きているのか知るとびっくりすることでいっぱい。
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┗┛「きのこ観察会」
〇 とき 7月17日(日)9時30分から14時
〇 対象 一般向け、先着順
〇 定員 20名程度
〇 〆切 7月8日(金)。募集開始は6月17日(金)から
昨年は、絶滅危惧種のテッポウムシタケ(冬虫夏草)が行事中に発見されました。
今年はどんなニュースが飛び出すでしょうか?あなたの目で確かめてください。
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┗┛ 展示行事 「七夕飾り」
〇 とき 7月1日(金)から7月15日(金) 9時から17時
〇 ところ ビジターコテージホール
七夕に願いを込めて、笹の葉に短冊を飾り付けましょう。
今年の飾り付けはどんな……?
どうぞお楽しみに!
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┗┛ 作品募集 森の絵画展2011
オリジナルな個性あふれる作品をお待ちしています。
○ 募集期間 8月15日から9月15日
○ 展示期間 10月1日から10月31日
○ 募集内容 三重県上野森林公園内でスケッチしたもの
4つ切りまたは10号サイズまで
○ 募集作品 1人2点まで
○ 応募方法 応募用紙(HPでダウンロード可能)に必要事項を記入して
作品の裏面に貼り付け、公園に持参する
○ その他 額縁などが必要な場合:作品と一緒にお持ちください
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┗┛ 作品募集 森の写真展2012
今年もベストショットな作品をお寄せください。
○ 募集期間 12月15日から平成24年1月15日
○ 展示期間 平成24年2月1日から2月28日
○ 募集内容 三重県上野森林公園内で撮影したもの。
キャビネ判から4つ切り判。(デジタルカメ可)
○ 募集作品 1人2点まで
○ 応募方法 応募用紙(HPでダウンロード可能)に必要事項を記入して
作品の裏面に貼り付け、持参または郵送する
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┗┛行事等 申込方法
※電子メール、ファックス、往復はがきで申し込んでください。
※参加者全員の住所、氏名、年令、電話、ファックス、参加希望行事名を
ご記入のうえ、各行事の受付期間内に下記までお申し込み下さい。
※往復はがきでお申し込みの場合は、返信面のご記入もお忘れなく。
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【行事カレンダー】
http://www.e-net.or.jp/user/muenofp/gyouji/gyouji_callender/index.htm
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【お問合せ・お申込先】
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〒518-0817 伊賀市下友生字松ヶ谷1番地 三重県上野森林公園
電話 0595-22-2150 ファックス 0595-22-2151
e-mail muenofp@e-net.or.jp
ホームページ http://www.e-net.or.jp/user/muenofp/index.htm
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□■□ 三重県民の森から
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┗・6月イベントは、先月号のメルマガまたは三重県民の森HPをご覧ください
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┗┛ミクロの世界を覗いてみよう ─ 顕微鏡の使い方と利用の方法を学ぼう
キノコはともだち
キノコに親しもう
キノコを採取しよう
手にとって観察しょう
〇 とき 7月10日(日) 9時30分からお昼過ぎまで (小雨決行)
〇 ところ 菰野町千草「三重県民の森」
〇 受付 9時15分から「ふれあいの館」にて
〇 講師 三輪秀子さん (自然観察指導員、みえ菌輪の会)
〇 対象 小学生以上
〇 定員 30名
〇 参加費 無料
〇 持ち物 飲み物、メモ、手さげ紙袋1枚、移植ゴテ
カッターナイフ、古封筒20枚ほど、ルーペ、図鑑等
〇 服装 : 森の中を散策できる服装と靴、帽子
※ 事前に申し込みが必要です
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┗┛ 植物の標本つくり 植物標本の作り方を学ぼう!
〇 日時 7月17日(日) 10時から12時まで (雨天決行)
〇 ところ 菰野町千草「三重県民の森」
〇 受付 9時45分から「ふれあいの館」にて
〇 講師 川村龍也さん (自然観察指導員三重連絡会)
〇 対象 小学生以上
〇 定員 20名
〇 参加費 無料
〇 持ち物 筆記用具、ビニール袋
〇 服装 森の中を散策できる服装と靴、帽子、飲み物など
※ 事前に申し込みが必要です
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┗┛ 水辺の生き物観察会 川の中に住む昆虫や魚を観察しよう!
〇 日時 7月31日(日) 9時30分から12時
※雨天 「ふれあいの館」で面白い魚の話について勉強
〇 ところ 菰野町千草「三重県民の森」
〇 受付 9時15分から「ふれあいの館」にて
〇 講師 浅田正雄さん (自然観察指導員三重連絡会)
〇 対象 小学生以上
〇 定員 20名
〇 参加費 無料
〇 持ち物 (魚とり用)たも網、小バケツ、着替え
森の中を散策する服装靴、帽子、飲み物など
〇 服装 長靴または滑りにくい運動靴かビーチサンダル、
※ 事前に申し込みが必要です
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┗・行事等 申込方法
※申込は1ヶ月前から受付、定員になり次第締め切りとします
※e-mail、電話、ファックスで申し込んでください。
※参加者全員の住所、氏名、年令、電話、ファックス、参加希望行事名を
ご記入のうえ、各行事の受付期間内に下記までお申し込み下さい。
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【お問合せ・お申込先】
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〒510-1251 三重県三重郡菰野町大字千草字西貝石7181-3 三重県民の森
電話 059-394-2350
ファックス 059-394-2440
e-mail info@mie-mori.jp
ホームページ http://mie-mori.jp
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●● 編 集 後 記
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地産池消、旬産旬消を実践しようと心がけていると、自ずと旬とかかわりの深く
なってきまして、俳句を読んだりするのもちょっとしたの愉しみになってきます。
お気に入りの1人に藪ノ内君代さんという人がいます。彼女の句集「風のなぎ
さ」のなかにとても素敵な句があり大好きなものをいくつかお借りします。
(藪ノ内さんの句から)
つれだって歩くのが好き柿の空
白菜がごろんと二つ考える
という句に触れ暮れゆく年を送り決意を新たに新年を迎え
春は名のみの鯛焼を頭から
たんぽぽの井戸端会議に参加する
花嫁をみんなでのぞく桜草
海苔巻きの端っこ好きで小春日で
という具合に春を迎え、
母さんが父さん叱る豆ごはん
わたしだらだらかたつむりぐずぐず
に出会って、細やかな共感を抱きながら夏を迎えようとしています。
夏になると、生き物の講座などに活気が出ます。
自然エネルギーや生物多様性のことをじっくりと考えてみようかな…と考えてい
ます。
まつもと
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■/___■/___■/■__ 三重の環境と森林 平成23年
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