県民力でめざす「幸福実感日本一」の三重

「知事室LIVE中継」について
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私たちの社会には、大きな枠組みの変化が起こっており、日本は明治維新、第二次世界大戦の終戦に次ぐ「第三の分水嶺」ともいうべき大きな転換期を迎えています。
昨年3月の東日本大震災、9月の紀伊半島大水害では、甚大な被害が発生し、自然の脅威を見せつけられました。また、原子力発電所の事故の影響で、多くの住民が避難を余儀なくされるとともに、エネルギー政策の根本的な見直しを迫られています。
さらに、リーマンショックに端を発する世界同時不況に見舞われ、東日本大震災後には欧米諸国の財政・経済の先行きの不透明さが、過去最高水準の円高を引き起こしています。グローバル競争への対応を一段と進め、強じんで多様な産業構造に変えていくことが求められます。
このほか、国および地方の債務残高は1,000兆円を越え、将来世代への負担を考えたとき、もはや放置できない状態にあります。
このような厳しい現実のなか、私の知事としての使命は、県民の皆様が変化と成果を実感できるよう県政の改革を進め、未来に夢と希望を持つことのできる、新しい三重をつくりあげることです。
わが国は、国民一人ひとりの健康や所得などに関する客観的な指標を見ると、世界のなかでも高い水準にありますが、そのことで国民が幸福を実感できているかというと、必ずしもそうとは言えません。高度経済成長期以降、リーマンショックのあった近年に至るまで、日本の国民一人当たりのGDPは一貫して上昇傾向にありましたが、国民の幸福度は向上していません。
政治や行政の目的は、人々が幸福になることです。人々が幸福を実感できるように、経済成長や社会資本の充実だけではなく、内面的なものにもっと着目し、政策を進める必要があると思っています。
知事に就任後、これまで、できるだけ現地に赴き、自分自身の目で見て、さまざまな立場の方からお話を伺い、県民の皆様の幸福実感を高めるためには何が必要かを常に問い続けながら、県政の諸課題に対処してきました。
今後とも、常に、心を澄まして、県民の皆様の生の声に耳を傾け、現場重視で県政運営に取り組み、県民の皆様と力を合わせて、県民力による「幸福実感日本一」の三重づくりを進めてまいります。
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