運転免許の自主返納制度について
制度の概要
運転免許の自主返納制度とは、加齢に伴う身体機能や判断力の低下などにより、運転に不安を感じる方が、自主的に運転免許の取消し(全部取消し又は一部取消し)を公安委員会に申請することができる制度で、平成10年4月の道路交通法改正から開始されました。高齢運転者の交通事故発生状況
西暦2060年には、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上となる社会が到来する(「内閣府:平成28年版高齢社会白書」より)と言われています。県内の交通人身事故発生件数が減少している中、第一当事者が原付以上の事故に占める高齢運転者の割合は、平成20年から平成29年までの10年間で、約1.3倍に増加しています。県内の交通人身事故発生件数の推移(過去10年間における第一当事者が原付以上の事故)

H20 | H21 | H22 | H23 | H24 | H25 | H26 | H27 | H28 | H29 | |
総件数 | 11,886 | 11,372 | 11,275 | 10,420 | 10,155 | 9,804 | 8,100 | 7,169 | 6,038 | 5,441 |
第一当事者が原付以上の事故件数 | 11,287 |
10,847 |
10,797 |
10,022 |
9,729 |
9,380 |
7,738 |
6,845 |
5,743 |
5,179 |
高齢者が第一当事者の事故(原付以上) | 1,732 |
1,777 |
1,673 |
1,618 |
1,642 |
1,702 |
1,416 |
1,331 |
1,136 |
1,041 |
高齢者が第一当事者の事故の構成率 (原付以上) |
15.3% |
16.9% |
15.5% |
16.1% |
16.9% |
18.1% |
18.3% |
19.4% |
19.8% |
20.1% |
○改正道路交通法チラシ(平成29年3月12日施行 高齢運転者対策の推進)
「運転経歴証明書」の交付申請について
運転免許の取消し(全部取消し)を申請して運転免許証を返納した方は、「運転経歴証明書」の交付を申請することができます。(交付手数料は、1,100円)「運転経歴証明書」は、運転免許証と同じサイズのカードで、運転免許証を返納する前5年間の
運転経歴のほか、本人の顔写真・住所・氏名・生年月日などが表示されます。
平成24年4月から、「運転経歴証明書」の交付を申請できる期間が、運転免許証の返納後5年以内に延長されたほか、本人確認書類として利用可能な期間は無期限になり、更新の必要はなく、また、記載事項の変更や再交付を受けられるようになりました。「運転経歴証明書」の交付申請手続きなど、詳しくは三重県警察のホームページでご確認ください。
○三重県警察:「運転免許の申請取消し(全部取消し)の手続き」は、こちら
○三重県警察:「運転経歴証明書申請手続き」は、こちら
○三重県警察:「日曜における運転免許の自主返納(申請取消)等受付開始について」は、こちら
「運転免許証自主返納サポートみえ」について
県内では、運転免許証を自主返納された方や、高齢者の方を対象に各種のサポートが行われています。サポート内容の詳細は、下記をご覧ください。○運転免許証自主返納サポートみえ参加事業所一覧【交通】(PDF500KB)
○運転免許証自主返納サポートみえ参加事業所一覧【その他】(PDF605KB)
「運転免許証自主返納サポートみえ」参加事業所の募集について
「運転免許証自主返納サポートみえ」参加事業所の募集 運転免許証を自主返納した方を対象に、特典付きサービス(商品代金の割引、金融商品の金利引き上げ、施設利用料金の割引など)を提供していただけるサポート事業所を募集しています。運転免許証を返納しやすい環境づくりによる交通事故防止活動へのご協力をお願いします。参加していただいた事業所については、「運転免許証自主返納サポートみえ」参加事業所一覧で、事業所とサービス内容を当ホームページで紹介します。
お申込方法
申込書に必要事項を記入の上、メール、FAX、郵送にて、下記事務局まで送付をお願いします。○申込書(Word:31KB)は、こちら
○申込書(PDF:219KB)は、こちら
【送付先】
三重県交通対策協議会
運転免許証自主返納サポートみえ推進事務局(三重県環境生活部くらし・交通安全課)
〒514-8570 津市広明町13番地
電話 059-224-2410
FAX 059-228-4907
E-mail seikotu@pref.mie.jp